もしかして初めての北でソロ? ちぃにぃの一人旅 3日目


時間が早いからまだ開いていません


ライダーの気持ちを考えたサービスだよね

で、ここから羽幌の吉里吉里までは目と鼻の先。でもその前にウインドファームという巨大風車が林立している場所へと立ち寄ります。本当は舗装された道もあるんだけど、ちょっと南側にダートで登れる場所があるので、その道を駆け上ります。途中民家の脇を抜けるときに、ほぼ放し飼いのワンコが追いかけてきて大変だったよ(笑)


道の駅の看板?です


まぁ場所柄ですね


画像をクリックすると文章を読めますよ〜

9月18日(木) 


宿の外にはハマナスの実が成っていました
だべられるのかな〜(笑)


9月の連休はもはやアウトドアシーズンでは無いのね

ラーメンとチャーシュウ丼を頂きました

東京にも支店がある山頭火とかもあるけど、妙に並んでいるお店があるので、そこに言ってみます。どうも去年だか何とか大賞を獲得したお店みたいです。で、お店の人に聞いてその何とか大賞を取ったラーメンをたのみました。


10人くらいで水を汲みまくってました


するとこんなところが出てきます

今日は旭岳に登ってから羽幌にある宿は昨夜に予約をしている「吉里吉里」というとほ宿へと移動する日です。
今まで
北海道に何度となく来ていたけど、山に登ったことはなかったんだよね。なぜかというと、山登りの装備とキャンプの装備を両方備えていくのは荷物が多くなるのと、山に登るならゆっくりのんびり登りたいというのがあるからなんだよね。それとやっぱり北の大地ではバイクで彷徨いたいしさ。
でも、なぜか今回は旭岳に登ることになったんだよね。それは紅葉を見るためです。
旭岳を初めとする大雪山周辺は日本でも一番早くに紅葉することで有名で、9月の連休あたりには見頃になるはずだし、以前けいこが登っているので、どの程度で登れるかと言うことについての実際の知識もあったからね
管理人のおばさんと色々と話をして当時のこと、花田家のその後などの話をたっぷりと伺いました。ちょっと興味深い話だったよ。機会が有れば行ってみると良いと思います。


タカネナデシコです。びっくりしたよ


北海道はこの通行無料区間が結構あります

      
で、宿で朝飯を取らず、おにぎりを作ってもらって朝一番のロープウエイに乗り込みます。前日にループウエイの混雑予想を聞きに行ったら「待ち時間なく乗れますよ」と言われたので出発時間間際に到着するように出発です。
で、ここから先は山のページで詳細を書きますね〜


ちゃんとコップを用意してもらえます
この気持ちが良いよね


これが番屋の全景です

で、海岸線をのんびり走りながら北上を続けます。途中国道232号線沿いある望洋台キャンプ場の看板があるので様子を見に丘を駆け上ってみます。キャンプ場に入ろうと思ったら、9月15日をもって影響終了だってさ。残念。少し海岸の近くまでダートを走ると、なんとタカネナデシコが咲いているでは無いですか〜


一番奥のお店に行きました


こんな感じの一風変わった宿です


中は思っている以上に広いです


何とか遺産って本当に多いよね

で、昭和のある時代まで花田某という人がここ羽幌周辺で手広くニシン漁をしきっていたんだよね。その当時の建物を一度解体した後に組み立てて今は一般公開しているんだ。
見学料を支払って中を散策しています。単なる漁師達の仮の家かと思ったら、奥にはお客様用の部屋とか、花田家の家族の部屋とかがあって、意外に大きかったな。


こんな林道を歩き始めす

結論からいうと、山に登ってきました。今回は全くの空荷で、スニーカーというとんでもない格好でです。まるで百名山ゲッターになったような気分だったよ(笑)
で、肝心の紅葉は・・・まだだったのか、それとも外れ年だったのか・・・
良く分かりませんが、ロープウエイ山頂駅の近くにあるナナカマドはまだ緑色した葉っぱが沢山あったので、本当の見頃はもう少し先なのかもしれない。
メインへ
タカネナデシコといえば高山植物の仲間だよ。それがこんな海岸線に咲いているんだよね。それも群生しているんだ。さすが北の大地。気候が厳しい証左だね。礼文島とのりは一緒なんだろうね。
で、食べた感想は・・・聞かないでください(爆)あえて答えるとするならば、「なんとか大賞」って裏でお金を払った金額で決まるの?って感じです。ってちょっと酷い言い方か・・・いや正直な感想です。これなら山頭火に入っていれば良かったよ(笑)


美味しいお水を汲みました


林道は鎖で通行止めでした

とりあえず簡単に山の風景です

夕食は見た目も良く、とっても美味しい洋風の食事です。でもお刺身も付きます。隣り合わせになった千葉県の女性ライダーとおしゃべりしながら時を過ごします。
色々な情報を交換しあいながら、夜も更けていって明日はどこに行くかを考えつつ、地図とにらめっこしながらZzzz・・・です。
本日の走行は183kmでした。まぁ山登ったし、こんなモンでしょう


部屋はこんな感じです

で、丘の上に上がると巨大な風車がこれでもかって程、林立しています。これは見物だから立ち寄ることをお奨めします。羽幌方面から南下すると看板があり舗装路を上がれます。車もOKです。
で、今日の目的はほぼ達成したので、本日の宿である吉里吉里に向かいます。国道沿いに立っていると言うことを知らずに少し彷徨った後に無事到着。
で、ここから環状道路を走って旭川市内を迂回して、留萌へと抜ける道へと進みます。前回と同じ道道98号線を選んだのだけど、細い山道がトンネルとか高架橋を架けたおかげで冬季通行止めの道が通年通行可能な道路になってました。で、留萌手前は無料の高速道路を走って留萌市内へと到着です。この時点でまだ14時頃。今日は余裕です。
ここのところ
ソロツーリングをすると朝から晩まで走りづめなので、今回は余裕を持ったスケジュールで観光兼ねて走る予定だったので、予定通りです。まさに大人の旅とはこの事ですよね(爆)って、それでも一日300kmは走っているのだけどもね。
で、ここまで来たら遊歩道の奥に行かないのも悔しいので水を汲みに行きます。いやー本当にきれいな水だな。水が透き通っていて遠目では水が無いように見えます
で、駐車場に戻ると地元の人たちがポリタンクを沢山もって来て、水を汲んでいます。
話を聞いていると「
ここの水は数ヶ月おいておいてもくさらないんだよ」だって。本当かぁ?


こんな感じの川沿いの道を歩きます。


旭岳の所だけガスがかかっています


食事はとっても美味しいです

クラッシックをいただきながらほっと一息です。お風呂に入ってからまたクラシックで一息です。ここの宿はmacが置いてあったのでメールなどのチェックをして夕飯を待ちます。

↑一体何本の風車があるのか・・・
全部数えるのは無理です(^o^)
39本あるみたいだけどね


この看板脇から登る道があります


当時は電話などは個人で引いたようです。
本当の金持ちの証拠ですす


お客さん用の部屋です

ということで、次に向かうは花田家番屋という道の駅に隣接した所。その昔の漁業基地を復元したものです。前回来たときは横を素通りしただけだったので、休憩を兼ねて立ち寄ることに。北海道のこのあたりは江戸時代は蝦夷と呼ばれ、北前船が往来していたことで有名なんだよね。その北前船で航路を開いたのが高田屋嘉兵衛という証人で、にしんを取って、その絞りかすを肥料として京都大阪方面へと運び、大もうけしたんだよね。詳しくは司馬遼太郎作菜の花の沖を読んでみてください。かなり楽しめるよ。
で、走っていて参ったのが暑さなんだよね。既に9月も中旬。例年ならば寒いくらいの陽気のはずがなぜかもの凄く暑いんだよね。道路脇に良くある温度表示板に出ている温度がなんと30度撮影したものは29.1度だったけどさ。いはやは、このあたりでは真夏でもこれほどの暑さになるのはそれほど無いはずナンだけどなぁ〜
休憩に入ったコンビニでも、ガソリンスタンドでも開口一番「
暑いですね」なんだよね。
いやはや地球温暖化もここまで来たかってか(笑)
で、気を取り直して先へ進みます。途中docomoショップに立ち寄って、携帯電話の契約の変更をします。ブログに写真をアップしていたので、意外にパケット料がかさんでいたので少し余裕を持った設定に変更しました。いやー便利ですね。


こんな賞をと取ったみたいです

まぁ本当なのかもね。元々雑菌などが無ければ、純水に近ければ近いほど腐りよう無いものね。で、水を汲んだら先へと急ぎます。羽幌までは色々とルートがあるんだけど、とりあえず旭川の街で旭川ラーメンでも食べようかと思い、ラーメン村に立ち寄ります。


水の流れているがわからないほどきれいです

確かにあんな立派な看板で歩いて4分と書いてあるし、鎖を乗り越えて林道に行くわけ無いよね。90度横を向けばというより、ちぃにぃが90度別の方向を向いてしまったから本来の遊歩道に気がつかなかったんだよね。でも、あの場所に行った人なら分かると思うけど、誰がどう見ても間違いようが無い場所なんだよね。余程ちぃにぃが間が抜けていたんだろうね(爆)


目の前にこんな道がありました(笑)

看板には300mほど歩くと湧き水が湧いているポイントがあるということだったんだけど、歩けども歩けども砂利道で、おまけに登り坂になってくるんだよね。いい加減10分ほど歩いて、これは違うな〜と引き返しました。いったいどこに湧き水が湧いているのかと思ったら、駐車場の目の前に遊歩道があるではありませんか・・・・・(゚◇゚)ガーン
で、すぐ近くに湧き水のポイントがあるということで、バイクで砂利道を走ろうと思ったら、鎖でゲートがあったんだよね。ブッチ・・・と思ったけど流石にそれはやめておいて駐車場にバイクを止め、水汲みようのペットボトルを片手に林道を歩き始めます。
がんがん下って忠別湖の手前まで来たときに「大雪旭岳源水」の看板があったのでちょっと立ち寄ります。看板を読むと、この東川町は上水道が整備されておらず、全ての上水が湧き水で補われているという事みたい。これって凄い事じゃない?
で、とっととロープウエイで下山して、北の大地のツーリングモードへ復活です。ジャージ姿からライダー姿に変身して、荷物を縛り付けて出発です。