2年ぶりの北の大地 ちぃにぃ編 2日目
夜中暑くて何度も目を醒ます。朝4時頃到着なので3時には起床のアナウスがはいる。現地の天気は雨の予報。参った。今まで北海道に上陸するときにカッパを装着しないことは無い。でも天気は回復傾向の予想なのでそれに期待することにする。新潟出発は少し遅れたが定時に小樽に到着するが、バイクは全ての車が出発した後の出発となるため、ラウンジでライダー達は待ちぼうけ。ようやく5時少し前に車両甲板へ降り、荷物をくくりつけ(注:新潟発小樽便は安全確保の意味合いからか、バイクに荷物を縛り付けたままでは出発できず、目の前の棚に荷物を置くことになる。大洗、仙台からの苫小牧便ではそのままでOKです)
いやいやながらカッパを着込んで雨の中、北の大地へ足を踏み出す。
←ライダーは一番最後の出発です
準備も完了して、
北の大地へ乗り出します
フェリーで一緒だった仲間達もそれぞれの目的地へ向かって出発していった。
今日の予定は、道南の大沼でテント泊。でもその前にニセコで温泉に浸かる予定。
小樽を出発してまずは余市へと向かう。余市の道の駅ではちぃにぃのバイクの音で目覚めたのか、車中泊の旅行者が車からぞろぞろと這い出てきた。
余市に到着することから雨はやみ始め、かすかではあるが青空が見え始めていた。
少し離れた箇所に更衣室があるが、野湯には全然抵抗の無いちぃにぃは湯船のすぐす場で脱衣開始。すっかり生まれたままの姿になり、湯船に直行。海水とお湯が入り交じりとっても気持ちが良い。湯船はとっても大きくて小さなプールほどあるのでのんびりと浸かっていた。
すると車がやって着て、若いお姉様方がタオル片手に歩いてきた。ラッキーと思いきやただの見物人だった(笑)
でもちぃにぃの洋服は脱ぎ捨てたままだし、さてはてどうしよう。とのんびりしている内に、家族連れもやってきた。ははは。先ほどのお姉様とか家族連れの若いお母さん達はちぃにぃがそこに居ることを完全に無視の状態。まぁ無理もないよね。仕方なので、お湯からあがってそそくさと体を拭いて着替えて出発。
←なんでかは知りませんが、余市の道の駅にはスペースシャトルのミニチュアがあります
↑海外にあるお湯はとても気持ちが良い
↑上から見るとこんな感じです
まずは倶知安へとバイクを走らせる。倶知安からはニセコアンヌプリの北側の山道を走り五色温泉へ向かう。途中からガスがかかり、あたりは真っ白で時々大粒の雨も降り出す。一度間違えて五色温泉を通り過ぎるが、無事8時頃五色温泉の山の家に到着。朝早いのでお湯につかれないかと思いきや、快く迎えてくれた。
北の大地としては一つめ、今回の旅としては二つめの温泉ゲット
荷物も軽くして、次なる目的地である水無浜海岸にある海の中のお風呂に行くことにする。天気はすっかり晴れとなり、とっても暑い位。快調に海岸線を飛ばして無事目的地の海岸に到着。ここのお風呂は干潮時にしか入れないというお風呂。事前に干潮時間を調べておいたので時間もぴったり。
先客は良く北海道にいるタイプのお兄さん。約一月掛けてBAJA80で海岸線をのんびりと走っているそうである。
宿の人と少し話すと、先日の台風で屋根が飛んでしまって雨漏りが激しいとのこと。北海道は台風がほとんどこないので強風には弱いと嘆いていた。
五色温泉のお湯は少し白濁していてとっても良かった。今日は先が長いのでのんびり出来なかったのがちょっと残念。
今度ゆっくり浸かりにきたくなるようなお湯だった。
↑函館市内はちんちん電車が走ってます
↑大河ドラマの影響かな
とっても沢山の人たちが居ました
↑立待岬から見えた駒ヶ岳です

豪華丼です
お通しも10皿くらいついて
2300円はまずまずお得かな
既にお昼も過ぎておりお腹も減ってきたので函館でお土産を買いながらうまい物でも食べようと出発。津軽海峡を左手に見ながら函館を目指すが、風が強い強い。トンネルではそこが風の通り道になっていてもの凄い向かい風になる箇所もあった。いやぁーなかなか手強かったが無事函館朝市に到着。
朝市は朝しかやっていないかと思ったらそんなことは無かった。色々と物色しながら歩き、美味しそうなタラバガニをお土産として発送し、そのお店で美味しい食事のできるお店を紹介してもらってお昼ご飯とした。
いわゆる海鮮丼で、豪華丼というものだった。結構美味しかったかな(笑)
←五色温泉の山の家です
屋根が飛んでしまって、玄関はびちょびちょでした
←大沼から見る駒ヶ岳はとっても綺麗な山容で思わず見とれてしまいます
折角函館に着たので少しは観光もしようかと思って五稜郭へと足を向ける。五稜郭タワーにも登ってみた。
まだ時間も早かったので立待岬へと行ってみた。まぁ普通の岬だよね。
そんなこんなでそろそろ良い時間になってきたのでテントサイトまで戻ることにした。
ここからは長万部へと向かい国道5号線をひたすら南下する。
中央車線が黄色の箇所が多く、車の流れに乗って走るが、陽気が良くなってきたこともありとっても眠い。時々追い越し可能な箇所にでると眠気覚ましをかねて車をバックミラーの彼方に追いやっている内にようやく大沼公園に到着。
今日のキャンプ予定地は無料の東大沼キャンプ場。でも目の前まで行くと、立ち入り禁止の看板がでている。すぐ前にある売店で話を聞くと、先日の台風の影響で建物(トイレ、水場)が危険である可能性があるため、キャンプ場は立ち入り禁止になっているということだった。ゲリキャンすることも可能だが、水も出ないと聞いたことと、まだ12時前なので別の場所を探すことにした。ツーマプを見るとすぐ近くに「流山公園キャンプ場」というお風呂付きのサイトがあるのでそれに決定。
キャンプ場について受付を済ませてサイトに入るとなんと驚く無かれ水浸しだった。参った。受付を済ませてしまったし、他のサイトを探すのも面倒臭かったので少し高くなっている位置を探しながらテント無事設営完了。

           
↑全面芝生のサイトですが、実は水浸し
↓これが湯船