ぼくの細道 Feel and Meet

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太平洋の経験を
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5月8日 湯との出会い
今日はかのじょのデビューの日。
何のデビューかといえば、ぼくの大好きな野湯。
ここ鬼首周辺は地熱発電所があるくらい、地面が熱い。ということは必然的に湯があちこちから湧いているということ。
2−3年前に来たときは、遊歩道の脇の川に入ったりしたけど、今回はかのじょと一緒なのであまり無茶なことはできないし、あまり無茶を要求すると野湯嫌いになっても困るし(笑)
でも良い温泉となると、必然的にあそこへ行くことに。あそことは、そうブルーシートの湯船です。
ここは今までに入った温泉でも1,2を争うほど良いお湯。手ですくうと湯ノ花がすくえる程の濃さ。
朝起きて、すぐに二人乗りで出発。途中ダートを少し走りながら湯船のある荒湯に到着。
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←こんな場所です
↑松島周辺は奇岩がいっぱい
大高森山の頂上にてい
↑何を書いているのかな
三景の 天橋立 松島と 
        はるばる来たが こんなものかと
牛タンを食べながら一首
ラッキー誰もいない。って当然だね。平日のしかも朝一番だし。
かのじょの野湯デビューにはうってつけのシチュエーション。
バイクにジャケットなどを縛り付け、湯船へ向かって荒涼とした大地を進むとやがてブルーシートの湯船がちらほらと現れる。でもここだと人が来る可能性が高いので、もう少し奥にある大きな湯船まで行くことにする。
ここは車道から近いが、林に遮られており人も余り来ない。
とりあえず松島は見たけど、ここは裏松島なので、表?松島へと向かう事に。ついでに食事をしようと言うことになり、松島の五大堂の前にある牛タンで有名だと看板に書いてあった(笑)お店で食事をすることにする。
アメリカの狂牛病の問題で、仙台の牛タンの寿命もあと少しという事もあるので、ここは食べておかねばならない(笑)
ぼくは牛タン定食を、かのじょは天ぷら定食を頼み、料理が出てくるまで松島の景色を眺めていた。
まずは足湯でかわいくデビュー
ここで一首
ぼくはそそくさと服を脱ぎ捨て湯に浸かる。かのじょも野湯デビューの恥じらい(笑)をみせながら湯船に浸かる。あー最高な気分^^
空を見上げると青空があり、周りはむせ返るような木々達に囲まれた至福のひととき。
のんびりと浸かってから、かのじょに感想を聞くと「最高!」だってさ。
これで野湯の虜かな(笑)
今までブルーシートに入るなんておかしいと言われ続けたけど、その意味が分かったでしょ。
芭蕉が詠んだ「松島や ああ松島や 松島や」は一体どこから出てくるのか不思議だった。
やはり昔の人は感受性が強かったのか、いやぼくの感受性が鈍いだけなんだろうきっとね(笑)

ここで一首
↑こんな場所が突然現れます
ぼくが湯に浸かっているのを見て
我慢できなくなり、
本格的な野湯デビュー
川をさかのぼります→

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湯の花
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迷いながら、現地の人に場所を聞きながらやっと到着し、プチ登山。
オフブーツで暑い中の山登りは本当にこたえる。何とか無事頂上に到着すると北側は金華山、南側は松島とすばらしい景色が目に飛び込んでくる。
でも、これが日本三景の一つなのかと思うとちょっとなぁーって感じ。
確かにかき棚と小さな島々が織りなす風景は他では余り見ることができない景色であることは間違いは無い。
でも天橋立と良い松島と良い、まぁこんなものなのかなーって感じがするのは否めなかった。
↑少し登ります
なんか凄い昔のような気がしていた鳥取砂丘では、日本海の体験を相棒につませてあげたので、折角太平洋の海辺にいるので太平洋の体験もさせてあげることにする。
この時のために、しっかり空のペットボトルを縛り付けてきてます(笑)

↑裏松島  大高森山から見た風景
←砂浜をぶらぶしながらのんびり過ごしてます
もう言わせん 今日から君も 野湯仲間
               ブルーシートの湯船でまったり
↑野湯帰りに朝食を
←飛行機雲がとても綺麗 でも天気は下り坂?
↑出発前に記念撮影を
今日も最高の天気で結構暑い。途中の道の駅で休憩して行き先を決める。
ツーマプには裏松島大高森山から見る景色が最高ということなのでそれを目指してひた走る。
牛タンも 残り少なく なりにけり 
              我らの旅も 残り少なく
食事も済み、目の前にある五大堂へと一応観光に向かう事にする。
やはり平日とはいえ人が多い。ここから見る景色はかなり良い。浦松島より良いかも。最初からこちらに来ておけば良かったかな。
恐らくこのあたりからの景色を芭蕉も見たのだろう。
裏松島はそれはそれで良いが、やはりまずは正当派を先に済ませておくべきだなと思ったが後の祭り。まぁいいか。
テントサイトに戻り、戦闘服に着替えて出発。着替える時に「プーン」と臭ってくるあの臭いが心地よい。
そう、硫黄の臭いは温泉の臭いです。
今日はこれから松島へと向かい、その後仙台の南側でキャンプの予定。
まずはのんびりと松島へと向かい走り始める。
    
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