ぼくの細道 Feel and Meet
5月6日 青との出会い(本当の青編)
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お腹も満腹になったところで弥彦山を登る(バイクでね)事にする。途中の駐車場ではハンググライダーのテイクオフの瞬間に出会うことが出来た。
あんな所から飛び降りるのはかなりの勇気が必要だね。いくら翼を持っているにせよ。
弥彦山の頂上付近から海側を見ると佐渡が手を取るくらい近くに見える。東側を見ると一面の田んぼが広がっている。さすが米所の新潟。

クリックして
空へ
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↑青い海と青い空
↑青い田んぼが広がっている
↓佐渡島
弥彦山を下りると新潟市内へ向けた平坦な道を進む。周りは全て田んぼ。ちょうど田植えの季節であるためか、あちこちで田植えをしている。青い空の下、青々と育った苗を植えている。さすが米どころといった感じである。新潟市内を少し迂回する8号線は平日の昼間のせいであるためか交通量が非常に多い。新発田へと向かう道はまるで高速道路の様な道で、おまけに道の駅がSAの様な感じになっている。
まるでSAの様な
道の駅で一休み

←飯豊方面の景色
見えるのは二王子山
信号の無い道をだらだらと太陽の光を浴びながら走ると眠くなってくる。遠くには飯豊連峰が大きな姿をたたえているのがよく見える。
国道8号から7号を抜け、290号へと抜ける。ここからは片側一車線の黄色のセンターラインの道。
前にはダンプカーが何台ものんびり走っている。今日の予定の寒河江まではまだまだ長い道のりで少しいらいらしたこともあり、見晴らしの良い真っ直ぐなところで「えいっ」と追い越しをかけるとなんと我らが
一躍人気者になってしまった。
そうすると新潟の田舎道でなんとサインを求められてしまったんです。いやー人気者になったものだ・・・
ライダーの天敵であるパンダ色のオートバイに「
その左側の道に止まってね」と実に優しいお言葉をかけられてしまったんです。
←サインを求められて
ニコニコ顔です(爆)
何で笑顔なのかな→
はは、実に9年ぶりの「青の切符」をいただいてしまいました。参った参った。
実にタイミングが良く、ちょうど郵便局の目の前でパンダ色した我らのファンが宣うには「
四時まで郵便局はやっているよ」だって(笑)
無事色紙にサインを済ませ郵便局へ募金をしに入ると「
いらっしゃいませ」だって。
郵便局も公社になって挨拶がよろしいのですが今の状態の我らに「いらっしゃいませ」はあまりにタイミングが良すぎ(爆)
夫婦仲良く1万4千円を貧乏な国へ寄付させて頂きました。みなさん290号は気をつけましょうね。郵便局の人も「よく見ますよ」と行っていました。




ここで一首
青い空 青苗(あおな)の田植 萌ゆる青
             最後に余計な 青キップ
ここからは山形県へ抜ける113号をひた走る。対向車線は大きなダンプカーとかトラックとかががんがん走っている。仙台から新潟へ抜けるメインストリートになっているみたい。
無事山形県に入り、山の中を走っていると山桜が満開に。関東とは季節が1月くらい違っている感じがする。
本当は寒河江まで行く予定だったが、途中の郵便局によけいな寄り道をしたこともあり時間が結構過ぎていたので南陽市のジャスコで買い物をしてから白鷹町の「パレス松風」の「ふるさと森林公園キャンプ場」へ向かうことにする。
←料理している間も麦酒は手放せません
かのじょも意外と人気もの
でサイン中なんです
東北に来て「南陽市」というまるで南国に来たような地名を不思議に思っていると熊野神社がある、おまけに吉野川という川まである。
南陽市の由来は元山形県知事が付けた市名のようであるが、おそらくその昔紀伊半島の方の人たちが移り住んだような気がする。南陽、熊野、吉野、宮内、東雲とまるで東北にいる気がしない。

ここで一首
今日はレトルトカレーです
だって寄付しちゃったしね(笑)
南陽市 熊野神社に 吉野川
         ここはみちのく 南国の香
無事キャンプ場に到着し、お風呂に入って食事を済ませ眠ることに。


今日の走行距離 296km
通過県 1県 (新潟)−山形

    
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