2006.7.1-7.2 ナイフリッジでは逆に飛べ in 西穂高岳?
しばらく歩くと雪渓が出てきた。やはり今年の雪は多かったんだということを実感させられる。歩きながら周りを見渡すとガスに心打ち砕かれた我らをそっと慰めてくれるように数々のお花たちが、見守ってくれていた。
軽いアップダウンを繰り返しながら、時々吹く強い風が枝についた水を我らに落としてくる。まるで、先に進むとよくないから帰れとでも言っているかの様に・・・
←ガスの登山道への入り口へと、突き進む我々である
←マイズルソウです

まぁ雪渓といえば雪渓か

オオカメノキです
←さて、何を撮影しているのかな?


妙にザックが大きく思えるけど、
気のせいだよね

コイワカガミです
ピンぼけ(泣)
↑ヤマツツジでしょう
←シオバカマです
←エンレイソウです

さて、一体何かな
所々に雪が残っていています。
この時期にこれだけ雪が残っているがこのあたりでは普通なのかどうなのか?
でも、今年の雪は多かったので、恐らく珍しいんだろうな

コゴミかな
天ぷらにしたい(笑)

よっこらしょ
この時期は
雪の踏み抜きに注意しましょう

さて???
なんでしょうか
この程度の雨とガスにめげる我らではない。意を決しながらも山荘目指して突き進むのである。
いよいよ本日の
核心部である、山荘手前の急登(笑)に差し掛かる。
ふと目を上げると、地面から5−6mも上に登山道の案内があるではないか。
まさか我々は
ガスに迷ってしまい、巨人たちの登山道に迷い込んでしまったのか(汗)
なんて思ったのも一瞬。冬道の案内のための看板であった。
これは
ぜひ冬にも来てみるしかないと思わせてくれるオブジェであった。

何を撮影しているかって?
マウスオンしてみて

ミヤマキスミレ
←サンヨウカ
↑今回一番大きな雪渓です

ここに写っているのは雪渓の一部分です
なんてくだらないことを考えているうちに、あっという間に山荘到着と思ったら、今回の一番印象的なシーンに出会うことになる。
今まで薄汚れた姿しか見たことのなかったヤツが最高のお化粧をしてお出迎え。
そう、キヌガサソウのお出迎えである。今までこの時期に山登りをあまりしていないので、彼らのきれいな姿は見たことがなかった。
白く大きな花びら(
つかさんあれはガク?)は、とても美しい。
↑キヌガサソウはとっても綺麗でした
↑西穂山荘 なんと3階建てです
小屋の周りに咲いていたお花たち
←ミヤマキンポウゲ

シナノキンバイ
←ベニバナイチゴ

オオサクラソウ