彷徨える子羊たちを導くもの
5/7 あこがれの
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さて、勝手気ままな旅ももうじき終わろうとしている。
今日は久々に午前中の予定は完全に決まっている日である。初めてだよね、今回の旅では(笑)
今日は
あこがれ(笑)の乳頭温泉に入ることが目的である。最低でも3湯は入りたいなと思っている
朝起きると雨が降っている。天気予報は午前中は雨で午后からは晴れ。
でも朝は結構降っていた。東屋がすぐ近くにあるが、寒いのでテントの中で朝食を摂り、パッキング済ませてから、雨具を着込んでテントの撤収を始める。やっぱり雨の日はカッパが一番だね。
車なので、濡れているテントはルーフボックスに放り込みラクチン撤収である。
準備完了して、乳頭温泉郷へと向かう。
↑こんな感じのキャンプ場です
↑朝食でーす 餃子を茹でて、水餃子を作りました↑
↑東屋で変身  マウスオンしてみて
雨の日はカッパで作業がGood
受付を住ましてGo!
乳頭温泉とは有名な「鶴の湯温泉」を始め「妙の湯」「黒湯温泉」「蟹場温泉」「大釜温泉」「孫六温泉」「国民休暇村田沢湖」、の7つの温泉一軒宿があるの地域を総称して乳頭温泉郷と呼ばれている。
宿によって立ち寄り湯の開始時間が異なるので、事前にキャンプ場で調べてから出発することにする。
田沢湖を離れ、山の方へ進むと風も雨も強くなってくる。最初の温泉宿についた時にはほとんど荒しと言うような状況になっていた。
まぁ車なので気にならないけどね。
で最初のお湯は黒湯温泉。駐車場からは数十メートル下った場所にあるので、歩く途中で結構ずぶぬれになってしまった。
駐車場にある看板です
ここから坂道を降ります
風がとっても強かった

お湯はとっても素晴らしい
風が冷たくて、暖まった体に
ちょうど良かったかな
ここのお湯は乳頭温泉らしく真っ白であり、とても気持ちよい。湯船は露天風呂と内湯が混浴になっていて、女性専用の湯船もある。
ちょうど静岡から来ているご夫婦と湯船をともにしたが、彼らは今日と明日で乳頭温泉を全部制覇すると意気込んでいた。ご苦労様である。まぁそれも良いかもね。
朝一番なので、とても空いていて満足してまずは一湯目制覇。
続いては、結構女性にも人気があると聞いている妙の湯へと向かう。狭い駐車場に止めて宿に入ると、キャンプ場で調べた時間とは立ち寄り湯の時間が全然違っていて、しかも内湯のみという。露天は雨のため入れないとのことだった。
では×ということで、次の蟹場温泉へと向かうことにした。
↑番傘をお借りして、はいポーズ
←一応来たから記念撮影だけね
では×ということで、次の蟹場温泉へと向かうことにした。
ここは内湯と外湯があり、外湯は宿から100m弱離れた場所にあり、混浴である。
ちぃにぃは当然露天風呂を選択。けいこは寒いから内湯へと向かった。
←蟹場温泉はホテルみたいな建物です

お湯が透明なのが解るかな?
湯船の所まで来てみてちょっとびっくりした。お湯が透明なんです。乳頭温泉といえばお湯の色はシロと相場(笑)が決まっていると思っていたけど、どうやらそうでは無いみたいである。
まぁそれはそれで良いでしょうと、ゆっくりした時間をほぼ一人で湯船を占有して過ごす。
午前中はチェックアウトの客はいないし、別の宿からはまだ人が来ないので空いているのでとっても良い。ここでもすっかり湯を満喫して二湯目制覇。

露天風呂の名前みたい
泉質は重曹泉です
次に向かうは、乳頭温泉の代名詞でもある、鶴の湯。
途中乳頭キャンプ場によるが、まだ雪の中である。恐らくキャンプが出来るのはあと一月以上先って感じである。で、ここでちぃにぃはおもむろに車を降りて、地面しゃがみ込む事にした。
何をするかって、それは決まっているでしょう。それは
ウ○チ(爆)
なんて言うのは嘘で、蕗の薹を取るためです。先日のタラの芽の天ぷらにすっかり味をしめた我らは蕗の薹の天ぷらを今日の夜食べようと決めていたんです。
ということで、大雨の中、傘を片手に蕗の薹を取りまくり。
雪解けの頃は蕗の薹はそれこそ腐るほどあるので、苦労なしに大量ゲットです。
満足して一路鶴の湯へと向かう。
←足下にはふきのうとうが捨てるほど芽を出しています
さすがに人気のある温泉宿であるためか、駐車場も他の温泉宿に比べてもとても大きく、しかも止まっている車の数も半端無い。
早速向かうは露天風呂。けいこは寒いので内湯。露天風呂はCMとか旅番組で良く紹介されている場所で、結構楽しみだった。
でも実際に湯船を見てみて、テレビで見るより結構小さいなって思ってしまった。まぁそんなことは良いので早速お湯に浸かることにする。

ここが入り口です。
雰囲気がとても良いです
ここは本当に真っ白なお湯で、とても気持ちよい。
場所によっては、地面から温泉が湧いているみたいであり、泡がプクプクと地面から吹き出している。
湯船の下は球砂利になっているので、少し掘ると暖かいお湯が噴き出してくる。うーん良いですねぇ〜
のんびりゆっくりまったりした時間を過ごして、乳頭温泉を後にすることにした。
この宿は有名な所なのでかなり宿泊料も高いかと思いきや、意外とリーズナブルだったりするので、今度泊まりに来ても良いかなと思ってしまった。
←これが宿泊棟です 室内にはいろりがあります マウスオンしてみて
←秘湯といえないほどのにぎわいでした

湯船は真っ白
とても気持ちよいお湯でした
さて、乳頭温泉も3湯入れば充分でしょう、ということになり、いよいよ家に帰るために南方面に車を走らせることにする。
今日は土曜日なので、あと一泊できるが、さてどこまで行こうかな。
とりあえず仙台方面を目指すことにする。
走っていると「水芭蕉群生地」の看板が出てきた。雨もやんできたし、前にはトラックが走っているので、ちょっと寄ってみる事にした。とてもきれいな水芭蕉が沢山咲いていて良い目の保養になった。
で、また車を走らせると「木工所」の看板が目に飛び込んできた。前にはトラックが(笑)
思わず寄り道して、桐で出来たまな板を購入した。我が家のまな板は結婚当初に紀伊半島の真ん中で購入したものであったが、少し疲れ気味だったので良いものを探していた所だった。

だるまストーブが懐かしい
寒いのでまだ稼働中です
で、また車を走らせてながら、目的地を「泥湯」にすることにした。
泥湯は以前バイクで東北ツーリングをした時に立ち寄り、とても良かったので行ってみることにした。
カーナビをセットして車を南に向かって走らせると「稲庭うどん」の看板が沢山出てくる。
そうだな、秋田に来たからには稲庭うどんは押さえないと行けないと思い、電柱をフト見ると住所が「稲庭」であるおお〜、稲庭うどんの原産地なんだここは。
ということで稲庭うどんでとっても有名な「養助本店」に入ることにする。
どうもここは稲庭うどんの元祖みたいである。本当かは知りませんが(笑)。

↑稲庭うどんとは、そもそもお殿様への献上品だったそうです。
なんて案内が色々と書かれていた。
近くには製造工場があり、見学も出来るようです
普段食べる稲庭うどんとは違って、麺が細くて、コシもしっかりあり、美味しゅうございました。
お腹も満腹になり、泥湯へと車を走らせる。
泥湯は山の中に突如として開けた小さな平地に数件の宿が建っている。
ここで、日本秘湯の会の会員でもある奥山旅館に入ることにした。
ここのお湯は道を挟んで大きく二つに分かれている。前回とは違う方の大きな露天風呂に入ることにした。かなり広い湯船を独り占め、とっても気持ちよかった。でも湯温が結構低めで、湯の注ぎ口付近にいないとちょっと寒かった。

↑奥山旅館には、さっき行った「養助本店」に寄った人が結構行っているようです。
↑広い湯船を独り占めです
↑温泉にはこの格好が似合うね
あとで気づいたのだが、ここのお湯は真っ白であり、しかも近くでは蒸気が地面から噴き出しているので、絶対に硫黄泉かと思っていた。でも見事期待は裏切られ、単純泉なんだそうです。
ふーん。温泉って奥が深いよね。
本当はここから秋の宮方面へと抜ける予定だったんだけど、冬季のためか道が通行止めになっているので仕方なく来た道を引き返して、迂回することにした。
途中の山道、新緑がとてもきれいで、ああ春は良いなぁと。
←雪の中の新緑はとっても良いです

天然の雪を使ったゲートです
走りながらいい加減今日のキャンプ予定地を決めないといけないなぁと思い、以前にも行ったことがある吹上高原キャンプ場に行くことにした。
ここはとても広い芝生のサイトでバイク車とも乗り入れ自由で、お風呂も歩いて行くことができるので、結構お気に入りである。
近くには大好きな荒尾温泉(野湯ね)もあるし。
途中の街で買い物を済まして、無事キャンプ場にようやく到着。GWなのでさぞかし混んでいるかと思いきや、我が家含めて10件ほどしたテントを張っていない。あらま、GWの最終日前の土曜日だからいい加減みんな家でのんびりなのかな。
天気は回復したけど、もの凄い風でテントを張るのも一苦労状態。
今日はまた天ぷらなのでテントの中で作るのもいやなので、東屋に入り込んで夕食を。
今回の旅では風とか寒さで表で夕食を作ることが少なかったな。やはりGWとはいえ北東北はまだ春浅いんだよね。
夕食を作りながら、ビールを飲み、楽しいひとときを過ごすてからお休みなさい。
←キャンプ場に隣接した温泉です
SPAおにこうべ
↑芝生で広々とした気持ちよいサイトです
←まずは冷や奴でおつまみを作ります

けいこはおつまみを作り
↓ちぃにぃはそれを食べ

天然の蕗の薹の天ぷらを作って

ご飯も一生懸命作って

手がぶれて映るくらい
す早い動き
↓やっと落ち着いて飲めます(^_^)v