彷徨える子羊たちを導くもの
5月3日 八幡平
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今日の予定は、八幡平に登ってから後生掛温泉に入って、それから先は未定。
朝起きると、天気は晴れ。八幡平の天気も良さそうなのでGood
早速水を汲んできて、車の横で朝飯の準備を始める事にした。
コーヒーを入れて、パンを暖めて準備完了。地面に直に座っていたので周りからは冷たい視線が向けられていたが、気にしない気にしない。邪魔にはなっていないんだしね。
さてここから八幡平までは一走り。右手に早池峰山と思える山を見ながら快調に走行。
ICを下りしばらく走り八幡平への入り口へ到着。
ここからはアスピーテラインという道路を使用する。
標高を上げるに連れ、雪がどんどん多くなってくる。このあたりは雪が多いことでも有名であり、道路のすぐ近くで樹氷(いわゆるモンスター)が見ることができる貴重な場所。
さすがにモンスター達は姿を消しているが、その面影をかいま見ることもできる。
かなり標高を上げると道の両側が雪の壁になってきた。

地べたに座るのは車でも
バイクでも同じかな(笑)

雪の回廊を快調に進みます
路面はノーマルタイヤで充分
高いところでは6−7m程度あるかな。雪はかなり解けていたので、道路が開通下手の頃ならは10m程度ある場所もあったように思える。結構圧巻ですので、一度行ってみても良いかもしれません。
所々でスキー板担いで自分の足をリフト代わりにしている人たちもいた。
八幡平の駐車場に着くと、そこは有料だった。でも少し手前(岩手側)に結構大きめの無料に駐車場があるので、そこに引き返して登山準備完了。
事前に八幡平のガイドさんに現地の様子を聞いていたが、その人曰く「ゴム長でも登れますよ」だと。その言葉を真に受けて、ピッケルアイゼンを持参しなかったが、これが実は後日後悔することになるとはその時は思いも寄らなかった。

ちぃにぃの身長は事故で1cm縮んだから
約182cm
約3倍の高さで5−6m位かな

けいこは「早く撮れ」と叫んでいた
結構冷たかったみたい
八幡平は山というより散歩道と言った方が良いかもしれない程、高低差が無い。
だらだらと登るとだだっ広い山頂付近にでる。周りは本当に何にもない。
南側を見ると岩手山の雄姿がとても綺麗。
←ここが頂上?って感じの場所です
↑岩手山が綺麗に見えます
盛岡側から見る形とかなり違って、これも又良し
↑少し登ると一面こんな平面な場所ばかり
ガスにまかれたら方向を見失うこと間違いなし。ご注意を
山頂といえない様な山頂で記念撮影を済まして八幡沼の方面へと進む。
時間があれば八幡沼を一周と思っていたが、お花たちもまだ雪の下にありそうだし、つまらなそうなので今回は中止。
登山(といえるかは置いておいて)情報については、山のページで紹介しますので、詳しくはそちらを見てください。
下山では当然尻セードを堪能しながら駐車場に到着。
一応登山したので記念バッチを購入しました。
←あっという間に下山してしまった
頂上入り口っていうのが何とも面白い表現です
普通は
登山道入り口だもんね(笑)
でもまさに「頂上入り口」が相応しい場所です
↑恒例の尻セードの後
解るかな?
下りてきてみると駐車場は満杯状態で渋滞になっている。皆さんGWに八幡平に行くときは時間に気をつけた方が良いと思います。駐車場のキャパがないので結構大変かもしれません。
登山道具をしまい込み、秋田方面へと出発する。目指すは後生掛温泉。
←植物の力強さには感心させられます。
こんな雪の中から横に枝を伸ばしている姿を沢山見ることが出来ます

今回一番目の湯
ふけの湯
で、後生掛温泉の入り口についてみてびっくり。温泉宿まで続く道には車がびっちり。しかも道の入り口では交通整理に人が腕で大きく×マークを作っているでは無いか。
参った。ナメテは行けません。さすがGW。
で、どうしようかと思ったが、先ほど通過した地点に「ふけの湯」というこれまた素晴らしい温泉があるのを見つけていたのでそこまで戻ることにした。
で、山の汗(汗かいてないけど)を流すことにした。
ここのお風呂は内湯と完全野天風呂があり、野天風呂は男湯女湯と混浴がある。混浴は誰も入っていないけどね。
しっかりと硫黄泉の成分を体にしみこませてから、宿で食事をすることにした。
天ぷらうどんと山菜定食を頂きました。

ふけの湯は、湯治場も兼ねた一軒宿です
あたりは硫黄臭が心地よい
一番右の写真は何をやっているかというと、毎度おなじみ硫黄の臭い確認なんです。硫黄泉に入ると体に硫黄分がしみこみ、シャツの中身は硫黄臭くてとっても良いにおい(笑)なんです
このにおいを嗅いで「
うーん良いにおい」と感想を言うのが、恒例だったりして(爆)
宿の周りには水芭蕉とかふきのとうが沢山咲いていました。
青いお花もありましたが、恐らくタテヤマリンドウの仲間の様な気がしたけど。
誰か正解を教えてください。
↑水芭蕉がちょうど見頃でした
↑タテヤマリンドウだと思うけど・・・
↑宿の人に聞いたところによると、今年の3月に雪の重みで壊れてしまったようです。
今年は本当に雪が多かったようです。
さてお腹も満腹になり、これからどうしようか言うことになり、東北のツーマプを見つつ行き先を検討し始める。
候補1は、乳頭温泉へ入るために田沢湖へ向かう
候補2は、この時期の東北で見頃になるさくらを見に弘前へ向かう
候補3は、八甲田あたりの温泉に入るために十和田湖へ向かう
ふー、さてどうしようか。
で、今回は候補2に決定することにした。
この時点での予定は
弘前からキャンプ場宿泊→翌日八甲田周辺の温泉+十和田湖キャンプ→未定
だった。
まぁ何にせよとりあえず弘前市を目指すことにした。弘前城周辺は混在しているだろうなと思ったが、峠を越えるために高速を使用したが、市内へ向かう高速出口も渋滞していると情報が・・・
やっぱなめちゃ行けないGWだね。
↑弘前市内から見た岩木山
どこから見てもその美しい姿は見る価値有り
ということで、市内へ向かう国道も結構混在していそうだったので、得意の裏道大作戦開始。
カーナビ片手に迂回路を探すとばっちり、ちょうど良い道を発見して、無事混雑も無く弘前市に到着。
でも、ここも渋滞しているので、駐車場を大学病院の駐車場に決めてまた裏道を進む。
案の定病院の駐車場は有料だか結構空いていて問題なく駐車できた。
後で弘前城周辺を歩いたけど、あの近くに車でいったらダメですね。
意外と穴場な弘前大学病院の駐車場はお奨めです。安いしね^^

弘前城のさくらは(後で知ったが)GWに見頃を合わせるために、近代科学の粋で調整しているみたい。でもさすがさくらの名所だけあって、とにかくさくらが綺麗である。
咲き方も見事だが、それ以上に人手が見事である(笑)
場所によっては原宿の竹下通りの大混雑と同じくらい。でも道幅が竹下通りの3−4倍あるので人で出としては比較にならない。
いや参った。なめちゃ行けない有名観光地。

すっかりさくらを満喫して、今日のキャンプ場を探す。
実は何故今日弘前へ来たかというと、翌日天気が良さそうなので岩木山に登ってしまおうと思ったんです。ふけの湯に岩木山のパンフレットがおいてあり、リフトを使うと山頂まで3−40分で行けると紹介していあったんです。
心密かに、八幡平、岩木山、八甲田(来れもロープウエイで簡単山頂ゲット可能)の百名山3点セットをこなしてしまおうと思ったんです。
ということで、キャンプ場は岩木山の麓にある桜林キャンプ場。
なんとこのキャンプ場は無料なんです。素晴らしいの一言。
買い出しを済まし、テントを張って、近くにある百沢温泉(ひゃくさわおんせん)へと向かう。
ここのお湯は結構びっくりするようなお湯です。鉄分がこれでもかという位のお湯で、鉄の臭いがプンプン。ちょっとお奨めかも。どうも近所でも人気のあるお風呂みたいで、子供達からおばあちゃんまで大混雑のお風呂でした。
テントサイトに帰って食事の支度をしようとしたけど余りに風が強いのでテントの中での食事となってしまったのがちょっと残念。
明日の岩木山の山頂を夢見ながら熟睡。
夜中余りに風が強くて何度か目を醒ますが、朝までぐっすり