湯治?で温泉三昧 でも肝臓が・・・
三日目
    
2005.1.14〜1.17 in 博多&別府
今日は一日温泉巡りを満喫できる。別府八湯は結構広い範囲であり、バスとかタクシーを利用しないととても回ることができない。
それで今日は明礬(みょうばん)温泉と鉄輪(かんなわ)温泉をメインに回ることにした。
ホテルからまずはタクシーを利用して明礬温泉へと向かうことに。
明礬温泉は八湯の中でも一番山側にある地域で、硫黄泉をメインにした、我が家が一番大好きと思われる場所。
さっそく共同浴場の
地蔵湯にいったが、あいにくお湯の出が悪いようで閉鎖されていた。
まぁ仕方ないので、次のお湯を目指す。

とても雰囲気のある建物
入りたかった・・・
気を取り直して、次の温泉へと向かった。ここは明礬さとの湯というお風呂。家族風呂もあり、世界でもほぼ唯一という地面で作る湯ノ花がとても有名みたい。
お湯はこれぞ硫黄泉というとっても素晴らしいお湯。眼下に海を見ながらまったり。風がとっても強く、晴れているけどときどき雪がチラホラ舞っている中の露天風呂は最高

湯の花作りは、地面にいろいろと細工をして、小さな茅葺き小屋の中で湯の花が育つという物。
とっても不思議です。

↑これが湯の花の作成工場です
←地面を少し掘り返し、石を敷き詰め、その上に色々と
細工をして、茅葺き小屋を建てて湯の花を育てます。
確か説明では、一週間で1cmくらいに育つそうです。
だれがこんな方法を考えついたのか、先人達の知恵には感心させられる

これが湯の花が地面に育っている場所
2−3mm程度になっていた
明礬温泉は別府温泉地区とは違って、旅館のお風呂が多い。でもそんな中でも素晴らしい共同浴場がある。しかも料金はお賽銭。
鶴寿泉に足を運ぶ歩きながら何気なく電柱をみると、明礬3組と住所表示がある。この辺りは何番地では無く、何組と地番を表しているようである。非常に珍しいので思わずシャッターを押してみた。少し坂を下りたところにある鶴寿泉に到着。
ちょうど誰も入っていないので記念撮影をしてみた。お湯はこれまた素晴らしい硫黄泉。少し熱めなお湯だが、これがまた体に染み渡る。う〜ん最高v(^^)v
今日はまだまだな先があるので、少し暖まったところで次の温泉へと足を運ぶ。
↑珍しいでしょ
↑白いお湯が最高 これぞ温泉
さて次はどこに行こうかと思いつつ、地図とにらめっこ。
見つけたのは泥湯という珍しい温泉。別府健康ランドという明礬温泉
の一番下側にある温泉。
ここのお湯は、行ってみてのお楽しみ。
内湯と外湯に別れており、外湯は混浴。でも女性の内湯からはある程度の目隠しがあるので比較的行きやすいかもしれない。
で、お湯に入れば後は泥湯の名の通り、お湯は泥なので、心配無用。若い女の子達がキャッキャ遊んでいた。
外にある湯船ということと、おそらく温泉の性質上湯船の掃除などはできないと思われ、とってもきれいな温泉でなければダメだと言う人にはちょっと不向きかもしれない。
でもインパクトはかなりあるので、一度は行ってみる価値はあるので、別府に行ったときには計画してみてね。
のんびりお湯に浸かって、次は鉄輪温泉へと足を向ける。鉄輪温泉は別府八湯の中心にあr、その湯量、規模、お湯の良さなどは格別。まさに温泉という名前にふさわしい場所。
まずは温泉と思ったが、既にお昼の時間になっていたので、まずは腹を満たすことから始めることに。
ガイドブックなどに美味しそうなオムライスの宣伝があったので、鉄輪温泉の中心部にある洋食屋さん(三つ星)に入り、オムライスを頼んだ。当然ビールもね(笑)
お腹もふくれたので、次はどこに行こうかと地図とにらめっこ。まず遠目から攻めることにして、柴石温泉へと向かう
↑見た目は古いがお湯はとてもよいです
↑車で移動しないと良いことばかりある
↑チキンライスでなく、デミグラスソース
のご飯でした
鉄輪温泉からはバスで柴石温泉へと向かう。ここは別府地獄巡りの一つである、血の池地獄などがある場所。温泉の中心部からは少し離れていて、その数も少ない。帰りのバスの時間を確かめて、まずはお湯に入りに行くことにした。
薬師湯という、お寺に隣接したとても珍しい温泉。どうやらお寺の住職が温泉大好き坊主で、趣味が高じて湯船をつくってしまったというものみたい。普通のお寺の門の左側にある東家に素晴らしい温泉がある。
二人はいるといっぱいになってしまうような小さな湯船であるが、お湯はとっても素晴らしい。
源泉がガンガン流れ込んでいて、これぞかけ流しという所。
二人でのんびり浸かって、至福の時を過ごす。
↑用水路も温泉 しかも真っ赤
↑一見普通のお寺 でもその実態は(笑)

一応本人の許可は取ってます
↑あんまり見たくないとは思うけど(笑)お約束です
別府地獄巡りは全部で8つくらいの地獄があり、それぞれ入場料が400円もする。
でも全部のフリーパスが2000円という非常に微妙な価格設定になっている。
地獄を見てもなぁというので
一応別府温泉に来たら地獄巡りをしないとなと思って、血の池地獄に行くことにする。
血の池地獄というくらいなので、池?お湯の色は真っ赤。おそらく鉄分が非常に強いのだと思う。
まぁ名物に○○なしといった所か。でも一応別府に来た気にはなったかな。
↑蒸気ですぐ隠れてしまうのでシャッターチャンスが難しいのが難点です↑
↑番傘と編傘があったのでちょいと拝借
後ろは足湯があります
一応満足したので、鉄輪温泉に戻ることにする。この時点で今日のお湯は4つをクリア。そろそろ湯疲れしてきた。今日は最後にしようということになり、バスの時間と相談してバスターミナルの近くにある渋の湯という共同浴場に入ることにする。ここは今回入った温泉の中でいわゆる共同浴場の雰囲気が一番強かった。
それが悪いというわけでは決してありません。念のため。おそらく地元の人だと思える様な人たちが次から次へと入ってきて満員状態。料金は素晴らしいことに
無料です。この周辺はとにかく温泉が有りすぎて有りすぎて100mおきに一つあるか、下手すると温泉が隣接していたりします。
↑ここの建物は温泉のみだが結構大きめ
↑暖かいのか猫たちものんびり日向ぼっこ
少し早く出たので、近所を見てみると鉄輪むし湯があるので覗いてみた。
話を聞くと、男性はパンツをはいて、女性はシャツとはいて、蒸し風呂のはいるというシステムになっているようである。あいにく今日は持ち合わせが無いので、中の様子だけを見せてもらう。
番台の横にある高さ80cmくらいの木戸を開けると湯気がもうもうと立ちこめる。こここから這って釜の中に入るというもの。
地熱が非常に熱いため、地面に香草とと藁を引いてありその上に寝るだけである。
翌日来ることを番台のおばさんと約束してホテルへと向かう事にする
←扉を開けるとこんな感じで湯気がもうもうと立ちこめる

けいこの右下に見える扉から這って入ります
ちょっと閉所恐怖症の人には向かないです
ホテルに戻って、けいこは疲れたので一寝入りすることにする。ちぃにぃは近所の温泉に入りに行く事にする。だって湯治にきているんだもん。温泉に入らないとね。ということで、別府温泉道のパフレットで立ち寄り湯が無料になる券が一枚付いているのでこれを利用して一番近い温泉に行くことにした。
まず向かったのが
旅亭松葉屋。でもここがはずれだった。ロビーに人があふれていて、フロントのおばさんがいるにはいるのだが、ちぃにぃの事をことさら無視している。忙しいのはわかるが、宿の人があのような態度を取っている旅館にろくな物は無い。
一言声をかけるだけで良いのにね。まぁ当然お湯には浸からずに、おとなしく引き下がり、次のホテルに行くことにした。
←雰囲気は良さそうな宿なのだけど
非常にもったいない
みなさまも気をつけてね

でもひげ面のちぃにぃが相手では仕方ないか(爆)
で、次に向かったのが別府観海荘というホテル。
日曜日の夜ということもあり、ホテルは閑散としていた。お風呂にも誰もいなくて、一人のんびりと浸かる。
お湯は・・・といった所。観海寺温泉はあまり特徴も無く、今日入って来たお湯が非常に個性的な物ばかりだったので、ちょっと残念だった。まぁいっか。
この日はとても風が強く、お湯も温めだったのでかなりのんびり浸かっていたが他の人は全然来なかった

冬風の強い日は入るのを躊躇うくらい寒いです
景色もあんまり良くないしね
←一応ホテルの写真です^^;
ホテルに戻って食事をどうしようかとホテル内をさまようが、やはり月曜日ということもあり、どこのお店もあんまり気合いが入っていない様子。
まぁしようがないかということでホテルの寿司屋さんに入ることにした。
お寿司の内容については聞かないでください。
一応一つだけ。
涙巻きというものがあり、いわゆる海苔巻きの具がわさびというもの。
一応食べました。味は、わさびです(笑)
というわけで、温泉とビールにまみれた一日も無事終了

涙巻きの映像です
これ以外の映像は、って聞くかぁ〜(爆)