紀伊半島は大きいし遠いよ 二日目
9月20日(日)

汗をかきながら、お参り?観光を済ませて降りてきました。
ちょうどお昼時だったのでお食事を頂くことに。

すぐ近くにあるおそば屋さんに入ることにしました。

で、注文をしてしばらく待つけどなかなか出てきません。後から入ってきた人たちの方に先に出されています。

混んでいたので相席だったんだけど、ちぃにぃがイライラしていたのが解ったんだろね。前の席に座っていたおばさんが話しかけてきました。
その格好を見ると自転車なの?」「いやバイクです。熊野古道を歩かれたんですか」「いやいや、今日は観光よ。今日はどこまで行くのかな?」「まだ決めていません。テントなんで適当に決めようかと」「テント・・・(絶句)凄いね〜
なんて会話をしていました。
そんなことで、、イライラした気持ちも収まってきたよ
ちぃにぃの感じを見て話しかけてくれるなんて、さすが年の功だよね。
旅先のちょっとしたふれあいがとっても良い物だということを再認識したよ。

さて、今日はどこまで行こうかと考えて、まずは十津川温泉へと行こうかな。
このキャンプ場は朝、ゲートが開くのが8時なのでゆっくりまったり準備を開始です。

朝の気温は20度くらいで、ちょうど良い感じの気温でした。
周りのキャンパ達は寒い寒いと言っていたけどね(^o^)


八咫烏が熊野本宮のシンボルです


酷道という名の国道の一つかな

上の写真は、撮影ポイントで商売の人が観光客のデジカメで撮影してくれるのです。
その代わり、大きな写真を撮影させてくださいということで、すぐ横で大きな画像の写真を売っています。

都合がよいのできれいな写真を撮影してもらいました。
一人ではこの様な高い場所からの撮影はできないからね〜

で、少し段を下りてきたところで三重の塔と那智の滝をバックに記念撮影を

お湯はちょうど良いくらいの熱さで、長くゆっくり入ることができそうな感じです。
湯船の向こう側は崖になっていて、十津川が見えます。
キャンプ場みたいになっていたから、キャンプしながら温泉に浸かりまくりっていうのも最高鴨ね(^o^)

20分ほどお湯に浸かって硫黄臭くなったので次の目的地へ向かいます。


朝ご飯をたんまり頂きます

バイクを止めてあるところまで戻って、さて今日はどこまで行こうかなとツーマプを眺めながら決めかねています。
とりあえずは南下しようと思って、国道42号線を南下します。那智勝浦で温泉入ろうかと思ったけど、なんかタイミングを逸してしまったのでそのままスルーして更に南下します。
途中太地町というクジラとイルカで有名な待ちへ立ち寄ります。
岬の先頭にでて、太平洋を眺めようと先っぽの方へバイクを進ませると、なんとこんなヤツが出てきました。

さて、今日の目的地は潮岬の先端にある無料のキャンプ場へ行くことに決定です。
で、国道42号線を再び南下します。
海岸沿いを走るとお紀伊大島の姿が見えてきます。
途中観光名所である橋杭岩に立ち寄ります。

こんなものがありました(^o^)
入場料がなんと2000円もするみたいです

ちなみに誰も入っていなかったよ
税金対策なのかな

暑い中登った結果、こんなきれいなっけしきが待っていましたよ〜

ここからは、国道168号線を南下して新宮市へと抜けます。道がとっても良くて気持ちよいクルージングができるよ。
道に並行して流れている熊野川は川幅も広くて、水もとってもきれいでツーリングにはバッチリのコースって感じです。

新宮市に出てからは那智の滝へと進みます。


この手の施設では本殿は撮影禁止なので、表で撮影です。
中で写真撮影している人たちも沢山いたけどね(笑)

紀伊半島は谷が深いからこの様な吊り橋が沢山架かっています。

ちょっと古い感じの吊り橋だったけど、少し歩いて見たよ

今日の夕食はちょっと横着でした(笑)

日も落ちたのでお食事準備です。
広々としたテントサイトでは焼き肉の臭いとか色々な臭いがしてました
ちぃにぃは、先ほど購入したサンマ寿司を肴におつまみ系をビールと
共に頂きました。

目の前にあるお店で、めはり寿司というこのあたりの名物を頂きます。
ついでに、同じくこのあたりの名物であるサンマ寿司もゲットしました。

そんな訳の分からない記念館を横目に見て、岬へと足を進めます。
ここ梶取岬というのは、クジラ漁をするときに狼煙を上げていた場所みたいです。

お湯はかすかに硫黄泉の香りがするとっても感じの良いお湯だよ。
時間があるならのんびりと浸かっていたいほどのお湯です。

温泉玉子を作る人たちが玉子片手に歩いていたよ。
左下の写真がその場所です。

今日はまだまだ先も長いから、そこそこに浸かって次の目的地へと

先ほどの夫婦に別れを告げて、次に向かうのは湯の峰温泉です。熊野本宮のすぐ裏山にあるひなびた温泉地です。
小栗判官が湯治したとも言われている温泉です。
つぼ湯が有名なんだけど、順番待ちが凄いみたいです。
ちぃにぃが入ったときは3時間待ちだってさ

吊り橋からの風景だよ

食事を済ませてもまだまだ時間があるのでテントを乾かしておきます。
その間にコーヒーをおとしておきます。

      

本州最南端の場所です。
最南端の駅
最南端のおみやげ屋さん(笑)

まぁ何でも最南端だよね〜


川の色が青くてとってもきれいなんだよね〜
よく見ると魚が泳いでいるのが橋の上からでも見えるくらいだったよ。

で、長い長い国道を抜けると、やっと十津川温泉の目の前を走る国道168号線にでます。ここを北上して少し走ると、温泉地温泉(とうせんじおんせん)という所に到着です。
ここにに単純硫黄泉の泉湯というとっても小さな公衆浴場があります。朝10時からオープンで、到着したのが10時の10分ほど前です。
目の前でウロウロしていると中から少し前までお姉さんだったお姉さんが「もう少しで開くから待っていてね」と。
ラッキー一番風呂だよ(^o^)

定刻少し前に開けてもらって、一番風呂を堪能しました。

←太地町のシンボルのクジラです。


こんな感じの階段を登ります。
オフブーツなのでバネ下が思いから大変です(笑)


山を越えるときには
こんなトンネルがあります。
すれ違いはできません。
エンジン音がとっても響いていたよ

ここから、先は国道168号線を南下します。
十津川温泉に立ち寄ろうかと思ったけど、流石に近すぎるので先へ進みます。

このまま南下すると熊野本宮大社があるので、そこに立ち寄ることにします。

熊野古道の終着点だもんね〜

7時45分頃に管理人の人が来たので少し早いけど出発です。
管理人の人に十津川温泉までどのくらいと聞いたけど、奈良の方だよね〜
という返事のみで時間は解りませんでした。

まぁ恐らく3時間ほどあればつくかなって思って出発です。

今日は、観光ツーリングだったかな。
でも改めて、紀伊半島は本当に大きいと言うことを実感しました。
でも、紀伊半島は見所が沢山あるので走りがいがあります。

さて、明日はどこへ行こうかな〜
なんて思いつつ、お休みなさい


潮岬のキャンプ場に到着して、テントを設営します。
テントサイトにはバイクを入れることはできないので、何回か往復して荷物を運びました。
リアカーとかもないからちょっと不便だよね。でもとても広くて気持ちよい場所です。
ファミキャンからライダーまで沢山の人たちがテント張っていたよ。

で、しばらくするとちょうど夕日が沈む時間になってきたので夕日が名所の場所へ移動しました。
当然ビール片手にね(^o^)


非常に珍しい風景です。
太平洋の荒波が作り出した自然の造形美だよね

太平洋の迫力を


ここも世界遺産になっていました。
世界遺産っていったい、いくつあるのかな?

那智神社というより正確には那智大社にやっと到着です。

15分ほどヘイコラいいながらノボリやっと、那智神社の境内に近づいてきました。

那智の滝は、華厳の滝、袋田の滝と並んで日本三大なんとかになっている滝という事みたいです。
確かに見事です。

まずは滝壺の近くにある駐車場にバイクを止めて、滝壺へと向かいます。
人でごった返している中、何とか記念撮影を済ませてから、次は那智神社からの滝をみに行きます。
でもさ、これが参ったのなんのって、延々と階段を登らないといけないんだよね〜
しかも、気温が高くて、しかもオフパンとオフブーツでしょ(笑)

何年か前に山形の山寺に行ったときもソウだったけど、オフライダーの格好は歩くには向かないよね。

←この写真はあちこちで紹介されているものだよ〜

↑八咫烏の由来です
クリックで大きい画像が出るよ

↑伊勢神宮と同じように、菊のご紋がありました

かなり昔に来たときと比べて、国道はだいぶ工事が進んでいるみたいで、走りやすい道になっています。
調子よく走っていると、人だかりがあると思ったらそこは熊野本宮でした。
目の前にある施設の奥の方にバイクを止めて、本宮へとお参りに行くことにします。
気温が高くて、日差しが強いから暑かったよ〜

ここから国道309号線へとすすみ、そこから下北山から425号線へと進みます。
ここから先は国道なんだけど、これが国道?っていう感じの道を走ります。

基本的に一車線です。
でも、とっても雰囲気があって走るのはよい感じいなんだけど、大きなバイクではちょっと嫌なくらい小さなコーナーが続きます。
車で走ったら時間がかかって仕方ないという道です。
ここを走るなら、遠回りでも広い道を走った方が早いと思いますので、車で行くときは心して行ってください。

でも、山の中をのんびり走ることを目的とするならばこれほど良い道はありませんって感じかな(^o^)

とりあえず目的地も決まったので、買い物と風呂へと行くことにします。
潮岬の先端にはお風呂はないからね〜
サンゴの湯という串本の駅裏の方にあるところに立ち寄ります。
塩分が非常に強いとってもよいお湯でした。


クジラの供養碑です。
生きているものを頂くという心のあらわれですね

説明文は画像をクリックしてね(^o^)


ちょうど人がいなくなったので写真撮影成功です

まずは国道42号線にでて、尾鷲市街を駆け抜けます。
その後、国道42号(熊野街道)を進みます。
すると、あちこちに熊野古道の看板がでてくるんだよね。
今回の紀伊半島を走っている間だ、とにかく熊野古道の看板があちこちにありました。
世界遺産に認定されたのは解るけど、ちょっとなんだかな〜って感じを受けてしまうのは、ちぃにぃだけかな(笑)

和歌山県朝日夕日百選の場所に選ばれている所です。
まぁ本州最南端の場所だからね〜