もしかして初めての北でソロ? ちぃにぃの一人旅 6日目
←これだけ大きなマリモは珍しいみたいです
9月21日(日) 

なんだかな〜って感じの光景でしたよ
しかし、北海道の林道はナメテはいけないなと痛感させられたここ数日でした。虹別林道を快調に走り抜け、今回の旅の林道走行も基本的に終了です。
まぁ野中温泉あたりに少しだけ林道はあるけど、まぁ実質的に終了だよね。
さて、ここで本当は多和平にでも行こうかと思ったんだけど、なんか空模様も曇りがちになってきたし、たまには早く宿に着こうかと思ったのでそのまま弟子屈へと向かいます。
弟子屈の道の駅でしばし休憩です。すると
目を真っ赤にした状態で地元のライダーが話しかけてきました。話を聞くと、今日一日で襟裳岬まで往復してきたみたい。で、これから中標津の家まで戻るところということ見たい。
でも、以前来たときと比較してお湯の色が白濁しているな〜って思い、地元の人らしき人に聞いてみたら、どうやら最近源泉を別の所から引くようになったため、泉質が少し変わったとのこと。
ふーんそうなんだ〜。新しくなったお湯もとっても良かったです。それほど熱くなかったし。まぁちぃにぃはもの凄く熱いお湯でも全然大丈夫なんだけどさ。
でも、北海道一周中の若者達二人は熱い熱いと騒いでいたな(^o^)

ソフトクリームを頂きました
美味しかったよ
さて、北の大地の旅も残すところ今日を入れて2日間のみとなってきたんだよね。実質的には今日が最終日と言うことになるわけだ。
ということで、今日はどこまで行こうか、どこに立ち寄ろうかと色々と考えながら寝たけど、未定のまま朝を迎えました。
とりあえず、朝ご飯の前に
ホテル地の果ての近くにある野天風呂へ行くことにしました。
以前から行きたいと思っていたので、今回はよい機会ということで、タオルとかを用意して、バイクにまたがりGo!
料理とかはユース独特のプレートでしたが、味はまぁそこそこでしたよ。
クラシックが置いてあるのがGoodだよね〜
とうことで、野中温泉へと向かいます。
で、野中温泉ユースの近くまで来たら、雌阿寒岳と阿寒富士がとってもきれいに見えます。これは予定を変更してオンネトーまで一走りです。
ちょうど西側から陽が射していて、山肌などがきれいに見えていて実に見事でした。
記念撮影を済ませて、ユースに到着です。
↑実に不思議な光景です
観光船は阿寒湖の観光と、チュウルイ島という島にあるマリモの展示場?見たいな所を回るコースです。
早速船に乗り込み観光です。
で、大笑いだったのが、
携帯電話と競馬新聞をにらめっこしているオヤジが居たこと。それも二人でね。奥様連れなんだけど、なんだかな〜って感じでした。
お店にはまりもっこり発祥のお話が書いてありました。最初はしゃれで作ったみたいだね。それがちょっとしたきっかけで大ブレーク。
世の中何が売れるか分からないよね。詳しくは阿寒湖に行ってみて、講釈を読んでくださいね〜

で、少し休憩して、阿寒湖方面へと向かいます。観光シーズンであればバスとかが沢山走っているんだけど、幸いほとんど車も走っていない国道241号線を快調に阿寒湖まで走ります。途中雄阿寒岳が目の前に迫ってきた景色はなかなかすてきだったな。
で、阿寒湖に到着した時の時間が15:30。宿には17時頃までに入ってと言われていたのでまだ余裕があります。
ということで、以前から気になっていた
阿寒湖のマリモ見学ツアーの観光船へ乗ることにしました。料金は少し高めだけど、なかなかゆっくり観光するのも良いと思ったのでね。
でも、北海道の林道には明確に林道名が書いている場所と、そうでない場所があり、また看板が見つからなかったりするので、走っている道が虹別林道なのかどうなのかが良く分かりません。
まぁ一本道の林道なので、なんとかなるだろうと思ってそのまま先へ進みます。さっきガソリン補給しておいて本当に良かったよ(^o^)
で、しばらく走りと道道52号線らしき場所に出たのでそのまま突っ切ります。するといつも走り慣れた虹別林道だということがようやく分かりました。
で、その先は養老牛温泉近くにある野天風呂のからまつの湯へ寄ってから弟子屈方面へと行くことに決め、ただ長いだけの直線を走ります。開陽台手前の北19号でアホな写真を撮りまくってから開陽台に行きました。
小腹も空いたので、ハチミツを載せているソフトクリームを頂きました。
←一人で撮影するのはなかなかタイミングが難しいんです。
その様子はマウスオンで
セルフタイマーで撮影し始めたら車が来てね(笑)
←別に特別な施設があるわけでは無いけど
こんな立派な看板があるよ
さて、次はどこに行きましょうか。ということで、今日は温泉三昧にしようと思い、以前から行きたくて行きたくて仕方なかった薫別温泉へと向かいます。知床半島の付け根から内陸へ向かい、林道を走って奥へと進んでいきます。今日は林道間違えないようにしないとね(笑)
で、薫別温泉への分岐に到着したらそこに車が止まってました。で、見るとこの先崩落のため通行止めと書いてあります。
バイクでブッチすることもできるのだけれども、そこはちぃにぃも大人になってきました。
まぁいずれ来る機会もあるだろうと思って今回はお預けにしました。
まずは知床峠を駆け上ります。朝方の知床は鹿が本当に多いので慎重に走っていきます。
直前に出発したGSXRさんに追いついたので、走りながら写真を撮影しました。
いやーなかなかきれいに取れたよね。腕がよいのか、カメラがよいのか(^o^)


懐かしい物があったので思わず使ってしまいました

ユースからはバイクで数分で到着します。宿を出発する前に聞いた話だと、明け方に熊君が宿の周りをウロウロしていたという事みたい。朝方から爆竹ならして追い払っていた様です。
お互い出逢わないことが幸せだもんね。ということで、ホテルの前に到着し、そそくさとメットを脱いで湯船に向かいます。
おっと、既に先客がいるではありませんか。なんと
うら若き乙女3人組が入っていました。
昔うら若き乙女とはこの様な場所で出会うことがあったけど、今回は正真正銘のうら若き乙女達でした(^o^)
どうしようかと思ったけど、少しお嬢様達とお話をして、一緒に入浴することの許可を得て入浴させて頂きました。
その前に記念撮影をということでパイポーズ。
さて、次はからまつの湯へと向かいます。しかし、ガソリンが残り少なくなってきました。ちょっと不安感があったけど、からまつの湯を抜けて、虹別林道を抜けるには何とか持ちそうな感じがします。で、しばらく走ったけど、やっぱり不安になったので、片道10kmほどの遠回りになるけどガソリンスタンドへ立ち寄りました。これが結果的はGoodだったんだよね。
で、養老牛温泉を駆け抜け、先へ進むと道が舗装されています。
からまつの湯には一度だけ来たことがあり、何となく場所は分かっていたし、地図の場所も分かるんだけど、
道自体が新しくなっているのでどこにあるのか分かりません。林道をあちこち彷徨い(また彷徨ってしまった)ながら走り続けます。
うーーん。ダメだ見つからないよ・・・仕方ないので、そのまま虹別林道だと思われる道を走ります。
      
メインへ
ここの中温泉ユースは硫黄泉がでることで、けいこがとても気に入っている所ということで来ました。
硫黄泉大好き夫婦の片割れとしては外せない所です。
しかも個室が沢山あるので人を気にしないで済むというのも良いところです。
ちょっと建物とか全体的に古いので、きれいな所を期待していくとがっかりだけど、その分お湯がよいので帳消しだよね。
早速、荷物を整理して、ビールを一杯のんでからお風呂を頂きました。
いやーなかなか素晴らしいお湯で大変結構でした。

阿寒湖の真ん中、チュウルイ島からみた雄阿寒岳です

まりもの一生の様子とか、生ライブ(笑)とか色々なものが展示または映像としてみることが出来ます。
表の水槽には日本では最大の淡水魚であるいとうなども泳いでましたよ

まりもの一生の様子です

で、船の出発までの間だで少し散策して、お土産などを購入して時間をつぶします。ちょうど観光船乗り場の目の前にあるお店が最近あちこちで売っているまりもっこりの発祥のお店ということに気がつきました。
お店の人に「儲かって良いですね」と話したら「
代理店は儲かっている見たいですよ」なんて嘯いていたけどさ。
で、ここのお店限定のまりもっこりもゲットしているうちに船の出発時間です。
いやーいったい何キロ走るのかと聞いたら5-600kmかなだってさ。ツワモノだよね。
でも大型バイクでかなり飛ばして走っている見たいなので、以外に時間はかからないと言っていましたけど・・・
いやはやなんともね〜って感じです。
↑この道の駅はこじんまりしています
↑釧路川のほとりでのんびり休憩してました
で、お腹も減ったので牧舎というお店でお昼ご飯を頂きました。
←このお湯がとっても良いんです

地元の有志が建てた脱衣所です
↑あいにくの通行止め でも好事家はいたよ

ここから薫別温泉へと向かうはずが
↑公序道徳を守るためにゾウさんアイコンを(^o^)
で、ここで二匹の熊が出たので記念撮影をしておきました。彼らからも連絡ないよな〜
写真を送ってあげると約束したのにね(^o^)
↑いやー気持ちよかったよ
←国後島がよく見えます

まぁご愛敬だよね
←構図もピントもばっちりだよね
お腹もふくれたので、同室のライダー達と荷物をバイクに縛り付けてから記念撮影です。
さて、それでは出発しましょう!
で、宿に戻って朝食です。
昨日のカレーおかわり事件があったので、
朝飯も余計なものを食べたらお金を徴収されるのではとビクビクしながら頂きました(爆)
なんてね。
少しお話しましたが、道内のOLさんでリフレッシュに知床まで来たようです。彼女らは先に上がっていったので、ちぃにぃはゆっくりまったり暖まりました。
<後日談>
ここでびっくりしたことが。
ユースで同室になったGSXRさんがカヤックツアーをしたようなんですが、その時ペアを組んだ女性がちぃにぃがお風呂で一緒になった女性と同じひとだったんです。後で話を聞いてびっくりです。世の中狭いよね。

←姫達と混浴してきました(^o^)


これがユースの建物です

それから夕食までのんびり過ごして、夕食をゆっくりいただき、またお風呂に入ってを繰り返し、ビールを飲みながら、まったりした時間を過ごしました。
あぁーこれで北の大地での宿泊も最後かと思うと、ちょっと寂しかったななんて思いつつ、就寝です。

今日は279kmほどの走行距離だったし、観光したし、温泉入ったし、林道走ったし、まぁ最後の最後に来て、大人の旅になったかな(笑)
で、船であちこち回りながら、マリモ展示観察センターで、まりもの一生とかを勉強してきましたよ。
さて、これで本当に本日の予定は終了です。

この絶妙なアップダウンが良いんだよね〜
さて、先もあることなので、そそくさと次の目的地へと向かいます。今日の目的地は野中温泉のユースと決め、連絡を取ってから先を急ぎます。
さて、どこに行こうかと思った結果、折角ここまで来たのだからやっぱり開陽台へと行くことにしました。
開陽台に行きたいと言うよりは、
北19号に行きたいというのが本音かな。
あの直線は本当に北海道らしいところだもんね。
ふーーん。では次はどうしようか・・・と考えません。向かうは川北温泉です。ここのお湯は大好きなんだよね〜
野天風呂なんだけど、
好き者の人たちが、立派な建物を建ててくれている場所へと向かいます。
先客達がいるんだよね。大きなキャンピングカーで来ていたりしています。話を聞くと毎年必ず来ているという北海道在住の人たちでした。
白濁したお湯にまったりと浸かって極楽気分を満喫です。
これでビールが飲めたら最高なんだけどな〜
↑国道からはこんな林道を走ります
記念撮影を済ませて走り始めます。次の目的地は熊の湯です。知床に来て熊の湯に入らないのも何だしね。
標高をドンドン下げていくけど、目の前には国後島がよく見えます。早く北方領土問題が解決すると良いよね。
なんて考えているとあっという間に熊の湯に到着です。ここのお風呂は熱いことで有名で、結構地元の人と観光客の間でトラブルになるということもある?あった見たいです。
ちぃにぃは焦る気持ち(笑)を抑えながらお湯にドブンと浸かります。うーーん。気持ちよいよね〜
さて、国道に出たのでこれから標高を上げていきます。気持ちの良いワインディングを駆け上り知床峠に到着しました。目の前には羅臼岳の雄姿が。しかし観光客が多すぎです。
バスで来ていた女性と少し話をしたんだけど、彼女はちぃにぃと同じ茨城県から来たみたいでした。「バイクで一人旅なんてすてきですね。私もバイクできたいな〜」と言ってました。まだ免許も無いということだったけど、是非
免許とって北の大地に行くことをお奨めします。気に入ること間違い無しです