もしかして初めての北でソロ? ちぃにぃの一人旅 5日目
今日の走行は388kmほど、そのうち80kmほどが林道でした。走りすぎのキライはあるけど、まぁこんなモンでしょう。
って走りすぎだよね、やっぱり。
それからお風呂に入って、夕食タイムです。
同室になったのはちぃにぃ含めて3人です。、皆ライダーで色々とおしゃべりをしながら時を過ごします。
そうそう、ここ
岩尾別ユースは携帯の電波は入りませんので、念のため。けいこには夕日ゲットの連絡を入れていたのでまぁ良いか。
宿には公衆電話があるけど、カード専用で、一枚500円だしてカード買ってまで電話するのもね〜

←知床連山がきれいでした


タイミングを見てうまく撮影成功

↑生は避けて焼ホタテ100円を頂きました

さて、これで昨日走ったオホーツク沿いの国道238号線へ出て、東へと向かいます。
「道の駅おうむ」で一休みです。ここで、
本日の宿をどこにするか考えます。このまま走って知床方面まで進むか、サロマ湖あたりの宿にするか、それとも南下して、留辺蘂とか北見とかの方面へと進むか・・・・
と、考えたあげく、
久々に知床に行っていないこともあるから、岩尾別のユース宿泊することにして、電話をかけました。
岩尾別のユースは夕食のコースがあるみたいで、カレーにするか、いくら丼にするかと聞かれたので
いくら丼をたのみました。
さて、今日の寝床も確保したことだし、今日はただ走るだけ。
駐車場には函岳ヒュッテという小屋があり、そこから少し歩くと函岳の山頂へ到着です。歩いて数分です。函岳の山頂からは観測所みたいな建物が邪魔しているだけで、雲一つ無い好天で、北は利尻富士もバッチリ、南は大雪山もバッチリ。まさに360度の展望という感じです。しかし建物が邪魔だな〜
三角点があるので、毎度の手手手足足足の撮影をして、一服してから駐車場へ戻ります。
9月20日(土) 
ここで、夕日が沈む時間を確認してから、一路岩尾別ユースへ向かいます。
宿に到着して、荷物をほどいて受け付けしましてから、夕日を見に行きます。
ここ
知床の夕日は北海道何とか三景とかに入っているとかいないとかいうユースの人の紹介もあったけどね。
で、向かう場所は
ウトロの街を見下ろす見晴橋という場所。まさに絶好の夕日鑑賞ポイントだよね。
そのあたりでうようよしている鹿を眺めながら、カブ50ccで走っている兄ちゃんと色々と雑談をしながら夕日が沈む時を待ちます。
道の途中では肥料とするためのひまわりが咲いていたよ。そんな景色を横目で見ながら能取湖に到着です。
ここはこの時期サンゴ草(厚岸草)で有名なんだよね。駐車場近くまで行くと、なにやらガヤガヤと賑わっているので近づくと、なんと
第45回サンゴ草祭りの真っ最中ではありませんか〜
いやー何が凄いって、舞台を設置してカラオケ大会やっているんだよね(^o^)


恐らく朝日を見るためなんだろうね
展望台付きの道の駅です

さて、今日の予定はとにかく函岳へと行くことが第一なんだよね。そこから道北スーパー林道を駆け抜けて、オホーツクへ出て、それからどうするかは未定です。
朝起きたら外の気温はかなり低く、室内にある温度計では最低気温が3.7度を記録されていたんだよね。
で、一つエピソードを。
ちぃにぃが食べたのはいくら丼で、まぁ美味しかったかな。で、隣の席に座った人たちがカレーを食べていたんだよね。カレーは
その人達専用の鍋にルーが盛られていて、ご飯は自由にというシステム。
その人達が全部食べきれないということだったので、ちぃにぃに食べますかと聞かれたので、いくら丼のみではお腹が空きそうだったし、カレーを残してももったいないし、美味しく頂きました。するとデザートを運んできたヘルパーさんがいきなりちぃにぃに「カレー食べちゃいましたねぇ〜」とニコニコ顔で近づいてきたんだ。ちぃにぃは「ハイ食べましたよ」と答えると「では、カレーの料金頂きます。受付でお金を払ってください」だってさ(笑)
いや、ちょっとやそっとの事では驚かないちぃにぃも、かなり驚きました。
同室のライダー仲間も唖然とした後に、「プッ!」と笑ってしまったほど。
まぁたいした金額でもないし、そういうルールならばお金を喜んで払いましょう。「郷には入れば郷に従え」ってヤツかね。
って使い方間違っているか(爆)
斜里の街を抜けて知床半島の根元から北東へ進みます。しばらく黄色車線が続き、バスがのんびり走っている後を走っていると、後方からバイクがガンガン反対車線へと出て車をすり抜けすり抜けしてきます。
追いつかれたと思ったら、あっという間にどこかに消えていきました。
関東圏のナンバーだったけど、あんな走りしているのはいただけません。
パンダさんの人気者になってしまうよね。まぁ良いか(^o^)
で、いよいよウトロの街に近づいてきた時に現れるのが
オシンコシンの滝なんだよね。
狭い駐車場にわんさとバスと車が止まっていたな。バイクを止めて一応記念撮影を済ませます。
ここからは網走へと向かって進みます。なんか網走に来たのは久々だな〜、それから知床まで行くのは本当に久々だな。
網走湖の横を通り抜け、市内の広い道路を抜けると、目の前に
斜里岳から知床連峰が一望できる場所に到着です。
いやー凄いのなんのって、これほどの景色はなかなか見れないよ。
後で聞いたんだけど、羅臼岳に登った登山者が地元のガイドさん達に、
こんなに晴れて見晴らしがよいのは何年かに一度しか無いよと言われたとか。まぁ半分セールストークも入っているとは思うけど、その言葉に誤り無しって感じでした。

↑一人で撮影すると思い通りにはなりません
おねぇさん、どいてよ〜ってね

去年はここで、あまりに沢山のホタテを食べてお腹の調子が悪くなったから、今回は控えめにね。特に生は遠慮しておきました。
ようやくお腹も一服したので、元気を取り直して知床を目指します。
車の流れに乗って、まったりと走ります。信号がほとんど無いから結構距離が稼げるんだよね。このあたりが北海道の良いところでもあり、悪いところでもあるんだけどさ。って、単にちぃにぃが走りすぎているだけか。

↑ホタテバーガーも一緒にね

林道の気持ちよさを

↑しばらくするとこんな感じ

↑加須美峠から先へ進むとこんな感じ

↑山頂から峠までのアップダウンはこんな感じ

←この建物が邪魔なんだよね〜

↑山頂ゲットだよ〜

←こんなお部屋です

で、17時20分頃、見事な夕日が現れました。2−3分の夕日Showです。あっという間に、海にでは無く、陸に沈んでいきました。
ここ知床からは西に向かうと陸地があるから完全に海に沈む夕日にはならないみたいだね。まぁそんなの関係無いほどきれいな夕日をゲットできたのは良かったかな。
ということで、本日の予定も全て完了。宿に戻ります。

↑フウレップと呼びます。良くこの字を当てたよね


こんな感じの林道を走ります
気持ちよいよ〜

小清水原生花畑の横を通り抜け、斜里の街へ入ります。ここも本当に道がまっすぐだよね。
で、さっきから右斜め前方に大きく見えていた斜里岳がどんどん大きくなってきます。雲一つ無い空のもと、太陽光線の具合も良く、山の谷と尾根がくっきりと浮かび上がっています。時々道ばたにバイクを止めて撮影ポイントを探しながら走り続けます。
うまいこと、電信柱も電線も道も無いような場所を見つけてきれいな斜里岳の撮影ができました。
いい加減このあたりで15:30頃。残すところ数十キロのみ。
で、この時点で11:50頃。どこかお魚の美味しそうなお店でもあれば立ち寄ろうと思いつつ、走り始めたけど、国道沿いには全くといって良いほどお店がありません。ラーメン屋とかはあるけど、魚を食べさせてくれるようなお店は見つかりません。
途中立ち寄ったお店はお土産だけだったし・・・
とか、している内にドンドン時間が過ぎ去っていき、サロマ湖周辺まで来てしまいました。
ここまで来たら、
毎度おなじみ北勝水産でホタテづくしでも食べようと思い、先を急ぎます。このあたりで、13時30分くらい。
これから岩尾別まで走るのかったりーな〜、宿を変更しようかな〜なんて考えつつも、なにげにアクセルを開けて走り続けます。
と、無事北勝水産についてちょっと遅めのお昼ご飯を頂きます。
このあたりからは、徐々に道幅も広がってきて、広い平坦な谷を走っている感じで、チョウ気持ちよいです。
約60qほどの林道を一気に駆け抜けました。とっても走りやすい東北スーパー林道だったな。天気も良かったしね。
ここからは一瞬国道にでて、海辺へと抜ける風烈布(フウレップ)林道を走ります。川沿いのなだらかなアップダウンのある林道で良い感じで走ります。対向車とも出逢うことも無く、17kmほどの林道を駆け抜けました。これで
合計80km弱の走行でした。
とっても走りやすい林道ということもあり、
出発から函岳の往復も含めて2時間弱で駆け抜けました
標高をどんどん下げていくと周りが一気に開けてきます。川も出てきて、橋のたもとで川を覗いたら釣りをしている人がいたよ。
こんな熊が出そうなところで良く怖くないよね(^o^)なんて思いつつ、数分見ていたけど、ほぼ入れ食い状態だったな。竿を降ろして10秒ほどすると魚が釣れて、ということを繰り返していたよ。さすが北の大地。魚も擦れていないんだろうね。


函岳ヒュッテはかなり立派です

函岳ヒュッテは休憩できる部屋とトイレがあります。しかし、紙はないので持参してね(^o^)
さて、ここから先ほどの分岐に戻って、左折します。ここからは下りです。函岳までは車とかが沢山走っているので道も安定しているけど、分岐から先は少しだけガレて居るところもありました。まぁちょっとだけなのでゆっくり走れば問題ないかな。

クリックしてね

山頂からの風景を

↑山頂で三角点があれば、これはお約束です↑

のんびり走って分岐から約15分ほどで函岳の山頂手前に到着です。途中前方からかっとんで来た車に少しひやりとしたな。
時々乱暴な車がいるから林道は気をつけて走らないとね。車は急に止まれないって知らないんだろうね(^o^)

↑国道沿いにはこんな看板が出てます

←バイク置き場があるのはライダーにとって
ありがたいことです

で、夕食の時間です。
余り詳しくは書かないけど、ここ
岩尾別ユースはちぃにぃは余り好きではないな。良くある常連さんはかわいがるけど、一見さんはそれなりにって感じがヒシヒシと伝わってくることもしばしばあったし、ヘルパーさんの余りにもなれなれしい態度にもちょっと辟易です。
あんまり良い評判も無いみたいだけど、そのサークルの中に入ってしまえばそれはそれなりに楽しいのだろうけどね。
でも、ちぃにぃはなんか好きになれません。
もう二度と来ないかな(^o^)
○○市から来た××さんが歌う都はるみさんの名曲何とかです〜」なんて紹介のもと、おじさまおばさま達が美声をふるわせていたよ。人の多さにもびっくりだけど、まさか歌まで歌っているとはお驚きです。
まぁそんな事にもめげずに記念撮影を済ませ、そそくさと会場を後にします。

↑ちょっと寒めだったけど気持ちよかったよ

↑下の写真と比較してみてね〜

←当時は、街の人にとっては
いらぬイメージ悪化に困っていたんだろうな


この看板が国道238号線から入るときの目印です

←分岐(加須美峠)からは軽いアップダウンを繰り返して行きます

←さて、いよいよ林道入り口です
今回のメイン目標だもんね〜

朝食を食べ、準備を済ませていざ出発。外は多少ガスが出ていたけど、気温が下がった事による霧で、陽が射せば一気に晴れ上がる予感がひしひしと。宿のペアレントさんも同じような事を言っていたな。
ここからまずは国道40号線を北上して美深まで行きます。そこから函岳こっちの看板を確認して道北スーパー林道へと進みます。
さて、
今日はいったい何キロくらい林道を走ることになるのかなぁ〜
今日は彷徨わないようにしないとね(爆)

←ゆっくり朝食を頂きました

      
メインへ
朝ご飯の前に宿の周辺を散歩して来たけど、7時の時点で6度ほどだったかな。気持ちよいくらい空気が澄み切っていて、秋の陽気が感じられていたかな。朝食は7時半頃からなので、それまでの時間を「風と共に去りぬ」を読みながら、コーヒーをいただきながらのんびりと過ごしました。
このあたりが宿の良さだよね。
それから、部屋に戻って、お酒を飲みながら、同室のライダーと色々なおしゃべりをしながら時を過ごし、夜も更けてきたので、明日はどこまで行こうかなって感じで、お休みなさいZzz・・・・

さて、明日は実質的な最終日です。
どこへ行こうかな〜


ウトロの街を見下ろす場所にかかっている橋です

←内装がとってもきれいになってました
結構流行っているもんね

宿を出て40分ほどで林道の入り口に到着です。ここからは徐々に標高を上げていく、とっても気持ちの良い林道です。普通自動車も通れるくらいの道なので、結構お気楽に進みます。時々深いジャリが出てくるけど、問題無く標高を上げていきます。
20分ほど走ると函岳山頂への分岐に到着です。空を見上げると真っ青とはまさにこのことと言うくらいの青い空が広がっています。
分岐からはそれほど標高を上げることなく、多少のアップダウンを繰り返しながら時々現れる深ジャリを駆け抜けていきます。
本当に気持ちよいよね。


朝ご飯前に、今回の旅の書である
「風と共に去りぬ」を読みながらまったりした
時間を過ごします

←バイク置き場まで舗装されていました
確か前来たときはジャリだったような・・・

クリックしてね

↑これはきっと大雪山系でしょう

↑利尻富士が分かるかな


ガスが出ていましたが、陽が射すと一気に晴れてきたよ
結構幻想的な風景だったけど、写真ではなかなかね〜