2年ぶりの北の大地 ちぃにぃ編 4日目
朝起きると雨が降っていない。前日がんばったのはなんだったのかと思うが、それはそれ。空荷で走ることができるのはとっても良い。
今日の予定はヌプントムラウシ温泉を目指すか、大雪山の紅葉を見に行くか。
色々と迷ったあげく、林道+温泉にすることに決定。
←鹿追で食べた新蕎麦 とっても美味しかった
ここからあこがれのヌプントムラウシ温泉へ続く林道を走り無事到着。キャンプをしている人たちもいるみたい。バイクを止め早速お湯に浸かる。既にオフライダーが3人ほど湯からあがりかけだった。
早速湯船に入ると、お湯がヌルヌルしている。うーん最高。透明なお湯だがこれぞ硫黄泉というお湯で、札幌から来たという若夫婦とのんびりとおしゃべりしながら、約1時間ほど浸かっていた。満足^^
           
お湯から出ると先ほどのライダーがまだ話をしていた。これから鹿の湯に行く人と、テントサイトへ戻る人と、旭川に行く人がいるというのでそこでバイバイ。ちぃにぃは、別名奥鹿の湯の野湯に入るべく山道を下り、途中鹿追でそばを食べてから瓜幕のGSに入るとなんとさっきのライダーとばったり遭遇。彼らはそのまま走ってきたそうだ。やばっ。ちょっと飛ばしすぎてしまったかな。
←一夜明けてみて初めて航空公園の全景を見ましたが、とっても素晴らしいテントサイト しかも無料なので長期滞在には持ってこいです
まずはいつもの直線道路をひた走りパンケニコロベツ林道へと到着。
ここで失敗が。タオルを忘れた。さすがのちぃにぃもタオルなしでお湯に入るのはちょっと頂けないので、屈足の街まで往復20kmを走っていざ林道天国へ突入する。

やっとパンケニコロベツ林道の入り口に到着
看板にある番号は緊急連絡の場合に使用する番号です
パンケニコロベツ林道は車も走るようで、フラットなとても走りやすい道。途中補修工事している所では砂利のみで道ができているところがあり、初心者には心臓バクバクかもしれないが、ほぼ問題なし。
←路面はこんな感じです
オンロードバイクでも走れますが、ここを走っても林道だけなので楽しく無いよね
←透明なお湯で、非常にヌルヌルしています。
脱衣所もしっかりしているので雨が降っても安心です^^

聞こえるのは風の音と川の流れだけ
でも熊が遠くで見ているかもね^^
鹿の湯から糠平方面へ抜ける林道
の出口。ゲートは閉まっていますが・・・
ここの番号は48です
ペンケニコロベツ林道との合流点である奥十勝峠を抜け、十勝岳の登山口方面へ枝道をさまよいながら約80kmを走りまくる。楽しかった。途中、十勝岳、オプタテシケ山、トムラウシ山なのがとても間近に見え、稜線は赤や黄色の紅葉がとっても綺麗だった。青空であればもっと綺麗だったろうけど、充分目に焼き付いた。
情緒がある陸橋跡です
←熊がでるそうです
行けばわかりますが、絶対に居ます
キャンプ場は昨日までとは違いこれもよく見かける生活しているライダーと遠くの方にテントを張っている(これも生活している?)ライダーと我が家の3つのみでとっても静かな中、久々に走った林道と豪華なお湯に満足しながら就寝。
←奥十勝峠はパンケニコロベツとペンケニコロベツの合流地点です
北海道といえばこの風景
↑十勝岳がとっても綺麗
稜線には赤や黄色の紅葉が綺麗だった
↑十勝岳登山道入り口だが、車を
止める場所もないし誰が登るのかな?
↑トムラウシ山です
山容が特徴的で遠くからでも同定できます
蒸気がゴーゴーと吹き出ていて、みんな温泉玉子を
作ったり、トウキビを茹でて食べたりしていました

彼らは予定を変更して一緒に鹿の湯に行くというので、奥鹿の湯の話をして一緒に行くことにした。林道を良いペースで飛ばして奥鹿の湯に到着。
ここのお湯は鹿の湯のお湯が薄く感じてしまうほど素晴らしい野湯である。
色々とお話をしながら一時間ほどゆっくりとしてから出発。
←シイシカリベツ川沿いにある野湯
もの凄く素晴らしいお湯です
場所は、内緒です^^
天気も大丈夫であるのでタウシュベツの陸橋あとに行ってみた。
想像していた橋より小さかったが何にもない場所にある陸橋あとは情緒がありとっても良かった。
その後糠平湖の横を抜ける林道を走ろうかとも思ったが、通行止めの看板が出ていたので(普段ならぶっちしているが)、今日は林道にゲップが出そうなくらい走ったので大人しく一般道でキャンプ場へ戻ることに。