2年ぶりの北の大地 ちぃにぃ編 5日目
朝から雨が降っている。今日はけいこが北の大地に上陸する日。
雨が降っているので気が滅入ってしまうが、うだうだしながら朝食を摂ってから、さてどうしよう。
やっぱりここは温泉に行くしかないかな。余りに雨がひどければ温泉の宿でビールでも飲んでのんびりしようかと思いカッパを着込んで出発。
まず目指すは岩間温泉。ここも以前から行きたい行きたいと思い続けていた所。前日のヌプンで岩間温泉に行った人の話だと道もお湯も万全とのこと。
そぼ降る雨の中林道を飛ばしてどんどん奥地に入っていく。ツーマプにも、看板にも熊注意と書いてあるとおり絶対に居るよね熊くんが。
一応一番奥と思われる広場につくと川渡りが待っている。少し深いが空荷であるので関係なく突っ込み無事温泉前の広場に到着。
↓この川を越えて
↓広場にバイクを止めて
↓一本橋を渡ると
↓こんな湯船がお出迎え
↓秋の気配が漂うススキを見ながら
↓極楽極楽
↓こんな東屋で服を脱ぎ
次の目的地はすぐ近くにある幌加温泉。
宿は二つあるが、ツーマプで紹介している学校の校舎みたいな箇所は内湯のみといわれたのでもう一つの「鹿の谷」という宿に行く。

脱衣所は別で湯船は混浴という典型的な
湯治場的な温泉です
↑ひっそりとした温泉宿です
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岩間温泉には負けますが
とっても良いお湯です
この時ほぼ雨はやんでいた。服を脱ぎ捨て、雨が降ってきても良いように準備をしてから湯船に渡る一本橋を慎重に渡るとそこには素晴らしい湯船が3つ。
源泉100%の熱い湯船と、川の水でちょうど良い温度に調整している湯船と、なぜだか透明な湯船の3つ。
体が冷えているのでちょうど良い湯船に浸かって素晴らしい時間を過ごす。体も温まってきたので熱い湯船と透明の湯船に浸かるがどちらも長い時間は浸かることができないので、元の湯船に戻って川の水を入れないようにして、さらに至福の時を過ごす。周りを見ると熊いそうだなって感じがプンプン(笑)
ここで1時間以上も湯に浸かってから雨がザーザー降る中、傘とビニールを上手に使って出発準備。雨の降っている中での戸外での着替えは結構大変だった。湯船に浸かっている途中に男二人組が対岸までタオルを持ってきたが、そのまま帰ってしまった。何で入らないんだろうね。もったいない。
ここでは名古屋から来たという同年代と思われる夫婦と露天風呂で色々とお話をして情報交換。
ダメだと思っていた川北温泉が大丈夫だという貴重な情報を仕入れる事が出来た。ラッキー。
ここでも一時間近くお湯に浸かってから出発。糠平温泉のトイレ休憩でけいこと連絡を取りあい、昼食に向かう。
一度上士幌まで戻ってから、街中にある蕎麦や兼居酒屋で少し遅めの昼食を摂る。冒頭でも書いているお店がここ。
店の主人もとっても感じが良く、奥さんも食後にコーヒーを無料で出してくれ、色々とお話が出来たのは良かった。でも途中から主人の話が止まらなくなってきたのでどうやって話を終わらせるかちょっと苦労してしまった。
でもお昼の注文も無理を聞いてもらいコーヒーを飲んで750円という破格の値段に大満足だった。

このシーズンはどこに行っても新蕎麦がいただけます
さて、既に15:00過ぎ。中途半端だ。けいこからはまだ連絡が無い。
いいかぁ。けいこには上士幌の温泉で待ち合わせをしようとメールを入れ、ちぃにぃは芽登温泉へと向かうことにする。
林道を走るが道を間違え何とか到着。ここは山の中の林道の途中にある一軒宿。
お湯も硫黄をメインにしたとっても良いお湯。でもその前の岩間と幌加のインパクトが強いので少し物足りない気がするのは仕方ないかな。
ここでは帯広からお湯に入りに来たおじさんたちと色々な話をしながらのんびりとした時間を過ごす。まさに至福の時とはこのことかな。

芽登温泉もとっても良いお湯です

山の中にある一軒宿です

気温を見ると11度
でも温泉ばっかり入っていたので寒くなりません
既に良い時間になっていたので上士幌へ向かい林道を突き進む。途中の分岐を間違えてしまって全然林道が終わらない。10km走れば一般道にでるはずがさまよいながら30km以上も走ってしまった^^;
ようやく知っている場所に出たので上士幌の温泉へと。
雨の中、上士幌に戻ってテレビを見ながら待っているとけいこが登場。
二人で食材とビールを買い込みテント戻って久々の一家団欒。
テントの中が散らかっているとおしかりを受けながら、これまでの旅の模様を話しながら、明日の予定を考えながら就寝。

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