2010.8.28-30 初めての中央アルプス in 木曽駒から空木岳縦走 その6


ここからまっすぐに稜線沿いを
歩いて行きます

さて、今日は下山するだけだよ。でも下山するといっても、標高差1600m位を一気に下るんだよね。
駒ヶ根の街が眼下に見えて近いようにはみえるんだけど、実際には結構距離があるんだよ。
昨日かなり歩いた事による筋肉痛などもちょっと心配です。さて、どんな日になるのかな。天気はどうなるのかな。


水が本当に美味しかったよ
早速プラティパスの中身を入れ替えました


今日も天気が良さそうだよね。
朝焼けがとってもきれいです

絶えることなく流れ続けている水なんだろうね〜

まずは鎖場から始まります。

今日は下山するだけなので、比較的ノンビリした出発とします。
5時くらいに起床して、7時頃に出発です。
空はこれぞ青空という程の好天です。雲一つ無い空はとってもきれいです。
小屋の奥から稜線を下っていきます。
しばらくは熱い日差しが照りつけそうな稜線を歩きます。恐らく暑いんだろうな〜

こんな感じの樹林帯を歩きます。

三日目(2010/8/30)
7:00 駒峰ヒュッテ
7:15 駒石
7:35 非難小屋分岐
9:45 池山水場
10:50 林道出合
11:15 車道
全行程 4時間15分
休憩 45分
歩行時間 3時間30分
二日目(2010/8/29)
4:35 山頂小屋
4:50 中岳着
5:15 中岳発
5:30 宝剣山荘
6:00 宝剣岳
7:05 極楽平
9:50 檜尾岳
11:50 熊沢岳
13:40 東川岳
14:00 木曽殿越着
14:35 木曽殿越発
16:25 空木岳
17:00 駒峰ヒュッテ
全行程 12時間25分
休憩 2時間40分
歩行時間 9時間40分
初日(2010/8/28)
10:35 ロープウエイ山頂駅
11:30 宝剣山荘
12:00 中岳
12:25 山頂小屋
木曽駒ヶ岳
往路 20分
復路 15分
全行程 1時間50分
休憩 20分
歩行時間 2時間5分
感想

本文でも書いているけど、我が家は中央アルプスは初めての経験です。
山がどの様なつながりになっているのか?距離はどの程度か?テント場じゃ?営業小屋は?水場は?何も解らないまま計画を立てるという久々にとっても新鮮な感覚を味わうことが出来ました。

で、いくならばちょっと欲張りで有名な山を歩きながら稜線歩きを満喫できる今回のコースを選択しました。
ネットで調べていく内に、空木岳からの下山コースである小地獄大地獄周辺の通行止めが解除されたという情報が載っていたのをみて、事前の情報収集の大切さを改めて認識しました。
もし、情報をゲットしていなく、通行止めであることを現地で知ったら結構ショックだもんね〜

でも、適切な情報を得るのもなかなか難しいんだよね。

で、これも本文に書いたけど、中央アププスにはテント場がほとんどないということにちょっとびっくりです。
これは稜線を歩き続けるようなルートとなることと、水場の問題があるのかな。あとは営業小屋が設置できる場所の問題とか人の多さとかも絡んでいるのかな。
非難小屋が所々にあるのでまぁなんとかなりそうな感じだけど、これまたちょっと新鮮でした。
でも、逆に北アルプスなどは人が多いから色々な施設・設備を設置できるということなのかとも考えてしまいました。
まぁどちらがよいかは微妙な所だけどね。

で、コースについての感想です。
初日は特にコメントもありません。
まぁ観光客が気軽に歩くことができるような場所なので登山者にとっては油断さえしなければ問題は全く無しです。
一言だけ書いておくとすれば、それでも標高は2500mを越える場所であるということ。あまりにも気軽なカッコウで歩くと痛い目を見ること間違いないので、単なる観光であれば観光気分で歩くことが出来る場所をきちんと考えていくことをお奨めします。

二日目です。
まずは宝剣岳周辺について
難易度でいうと、北穂高岳から奥穂までの縦走と比較すると少し楽な感じかなって思います。
ザイテングラードよりは難易度は高いです。北穂から前穂の吊り尾根よりは難易度は高い感じでしょうか。
危険な箇所は沢山ありますし、高度感もかなりあるので慣れていない人にとってはそれこそ死ぬ思いでしょう。
岩場を歩いた事のない人は立ち寄らないようにした方がよいかと思います。
で、コース自体は岩場もしっかりしているし、手がかり足がかりも沢山あるので三点指示が出来る人でいわば歩きを経験しているひとであれば問題は無いと思います。
かなり愉しめる場所であると思います。
我が家は朝一番で歩いたので人が少なかったので良かったですが、人が多いときは特にすれ違いがあるときは思っている以上に時間がかかることは覚悟しておいた方がよいと思います。

次に稜線歩きについてですが、これは単なる稜線歩きだけかというと、意外や意外、通常にアップダウンに加えて鎖場とか岩場とかがそこそこにあります。これはどのガイドにも書いていませんが、このコースを歩くことが出来る人にとっては難易度が低いからなのかな?
でも、ちょっと危険な箇所もあるので一応心しておいても良いかもしれません。
でも、それよりなんと言ってもつらいのがその距離です。
特に今回歩いたような日差しが強くて気温も高い時は体力を奪われてしまいます。また水場も営業小屋も木曽殿山荘までありませんので注意が必要です。
アップダウンもそこそこあるし、なかなか空木岳が近づいてこないので精神的にもちょっと辛いかもしれません。
で、疲れ果てて何とかたどり着いた木曽殿山荘に緊急避難的に宿泊しようと思っても、これが信じられないことですが完全予約制ということみたいで(恐らく)余程の事がない限り宿泊を断られてしまうと言う事みたいです。
まぁ菅の平駐車場とかもに予約が必要と書いてあるけど、あれだあけ長い稜線にあるほぼ唯一の営業小屋であるにもかかわらず予約が無い人は宿泊できないということはちょっと意外です。
まぁ色々な経緯とかがあるのかとは思いますが、なぜなのか?知っている人がいたら教えて欲しいものです。
で、ここからが最後の空木岳への登りだけど、まぁなんどかエセ山頂にごまかされることを覚悟しておいた方がよいです。
圧倒的な登りが続くから体力的にも精神的にも辛いのでね(笑)

三日目です。
まぁ思っているほど時間はかかりません。危険な箇所もあるけれどもそれほど危険ではありません。慎重に歩けば問題ありません。
でも、空木岳を日帰りするというなら話は別になります。日帰りはかなりの健脚でない限りは遠慮した方がよいかもって感じです。

で、全体の感想はというと、とっても素晴らしいルートです。
展望はよいし、コースもバリエーションに富んでいると、歩きごたえはあるし、長時間(10時間以上)歩くことができるならばお奨めです。
 ベストなコース選択は二泊三日で初日に貢献宝剣山荘あたりに宿泊し、木曽駒は初日にクリア。
翌日は稜線上で日の出を見て、木曽殿山荘で宿泊。
最終日に空木岳を登ってそのまま下山って感じでしょうか。
テント泊装備で二日で歩くならば、初日はとっとと歩いて檜尾岳非難小屋に宿泊。翌日は早出で空木岳経由で下山かな。
でもテント泊ならば初日の出発時間はロープウエイの待ち時間にも左右されるので、我が家と同じコースを選択するのが良いような気がします。
って、我が家はテント泊装備でもテント泊はしません?出来ませんでしたけどね(爆)

なんだか感想になっていないけど、この様な生の声の情報はネットを探していてもなかなか見つからなかったのであえて書いてみました。

まぁあんまり書いても本文と同じ事ばかりなのでこのあたりで止めておきます。

とにかく、長時間の歩きだったけど、意外に筋肉痛にもならず、それほど体力を消耗することもなく、充実した楽しい山歩きの3日間でした。
唯一の失敗はテントのポールを忘れたことだけかな\(^_^)/


ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。

ソースカツ丼は結構ボリュームがあったよ
女性は一人で食べるのはなかなか大変そうな位あります

お腹が空いてきたので、ソースカツ丼を頂きました。
なんか結構有名なお店みたいだったよ〜


きのこがたくさん生えていたよ

危険な箇所はしばらく続きます。
でも、しっかり歩いていればそれほど危険はありません。
一番危険なのはつまずきなどによる滑落転落かな。
ゆっくり慎重に下りましょうね

避難小屋との分岐です。
ここから先は樹林帯になってきます。
直射日光が当たらなくなるけど、気温が高いのは変わりません

ここまで歩いて30分ほどです。

なかなか良い写真です。


ここが一階です。
一階は炊事場ですよ

ここが寝床です。
結構な人数が寝ることができます。

連日の見事な日の出です。
これだけきれいな日の出を連日見ることができるのも珍しいかな

このあたりまで来たらあと少しです

紅葉したらきれいそうな感じです

こんな階段が真ん中にあります。
しっかり捕まって降りないと結構危険です(^o^)

朝ご飯はカレーうどんと雑炊です。
広々とした小屋の中で食事を作ることができるので非常にラクチンです。

下山コースには一部危険な場所があります。小地獄大地獄と呼ばれています。
迷い尾根とも言われているみたいだけど、整備されているので迷いようはありませんよ〜
結構切れ立った稜線を歩くことになります。
つい先日までこのあたりは通行止めになっていたんだけど、なんとか開通していたのでこのコースを選択することができました。
ここを歩けないと、檜尾岳まで戻るしかないから結構大変だったんだよね〜

汗を洗い流し、お腹もふくれたので一路支度へ。
今日は平日なので、高速1000円割引がないけど、まぁ良いか。高速でそのまま帰ります。

で、ちぃにぃはスヤスヤ寝ていてしばらくするとけいこがなんか変な案内が出ているよとおこされ、見てみると・・・・・

林道からショートカットするです。
恐らく気温は30度を楽に超えていると思われます。
風が吹いても熱風がって感じです(笑)

こんな案内板がありました。
営業大変だよね〜

だいぶ街が近くになってきました。
南アルプスの稜線もずいぶん高く見えるようになってきています。

いやいや下るのはなんと早いことなのか(^o^)

歩き続けで3時間は越えました。
まぁ昨日と比べたら楽勝だよね〜

危険な場所を過ぎると、緩やかな下りになります。
距離がそこそこあるので、ペースを一定に保って淡々と歩きます。

休憩していると、千畳敷が木々の間に見えました。
ほぼ、山頂駅の標高と同じくらいの場所まで降りてきたって感じかな

空木岳がどんどん小さくなってきます
本当に降りるのは早いよね


稜線では目の前に八ヶ岳と南アルプスがあります。
展望が素晴らしいの一言


花崗岩の山だよね
しかし、なぜこんなバランスを保っているのか
自然って不思議だよね〜

こんな感じの稜線を歩いていきます。
空木岳と青空がとっても素晴らしい

山を守るためには色々なコストがかかるのは事実だよね。
それを忘れないようにして、山を楽しんでいきたいと思います。なんてねぇ〜

こんな場所があちこちにあります。

しかし、こんな樹林帯にこんな感じの設備を作ってくれていることに感謝です。

恐らく手が入っていない原生林なんだろね〜
とっても雰囲気がありました


空木岳が焼けていたよ
まじめに山頂に登っている人もいたけど
我が家は小屋周辺でブラブラしていたよ

高速道路が通行止めとなりますか〜
まぁ仕方ないよね。
一つ前のICで降りて国道20号線を走り、渋滞に巻き込まれながら帰宅です

こまくさの湯に立ち寄りました。
菅の平駐車場からすぐ近くにあるお風呂です。
三日間の心地よい汗を流しました。

山行で一緒になっていた人たちとここで再会しましたよ〜

林道の途中からだったけど、料金は2000円をちょっと超える程度で、菅の平駐車場まで到着です。
タクシーの運転手さんと話をしたけど、今年の暑さは駒ヶ根市内でも冷房を新たに導入する家が増えたみたいです。
まぁ暑かったからね〜 今年の夏は・・・

ここが車が来れる最高地点になっています。
ここまで4時間30分ほどかかりました。

センジュガンピだよね


木漏れ日がよい感じだね


これが駒石と呼ばれている岩です。
大きさはこんな感じです

マウスオンしてみてね


空の色って不思議です。
青といっても色々な色があることを実感

しかし、青い青い青い


今日は池山まで下ります。
距離にして約10kmほどです
まぁそこそこ歩く感じかな

最近はノンアルコールビールが置いてあるので、それを頂きました。

ちなみにちぃにぃはお風呂でちょっとだけ、本物を頂いていたんだよ。
最初にけいこが運転する約束でね〜

無事駐車場まで到着です。お疲れ様でした〜

で、ここでこの山行中に常に前後して歩いていたご夫婦から「タクシーでご一緒しませんか」と声を掛けられました。
彼らはさっきのタクシーの案内板を見て電話していたみたいです。
タクシー代が半額となるので快くうけれてしまいました。
だって暑いんだもんね〜 

休憩込みで約4時間ほどで林道まで降りてきました。
ここからは林道をショートカットしながら残り一時間ほどの歩きとなります。

H22.8時点で林道の途中が崩壊しているので林道の終点までは車が入って来れない様になっています。
タクシーはここから更に降りたところまで降りないと乗れませんよ〜

このあたりは池山という山の遊歩道になっています。
紅葉の時期に歩くと素晴らしそうな感じです

塩見岳の後にちょっとだけ富士山が見えます。
塩見岳には登ったことが無いんだよね。そのうち登りに行かないとな

これね。
こんな感じの状態になるのにどれくらい時間がかかるのかな

御嶽山がとってもきれいです。
木曽谷の雲海もとっても素晴らしかったよ

穂高から槍ヶ岳までが見えていました。
当然御嶽山もばっちりだったよ〜

休憩込みで3時間弱で水場に到着です。
池山避難小屋近くの水場です。
空木岳までの登山道で唯一の水場です。
とっても暑い中を歩いてきたので、冷たい水が癒してくれます。

ナナカマドの実が色づいてきていました