八ヶ岳中央部ソロテント泊の旅

しばらく枯れた沢沿いの道を歩くと、前方に空が見えてきました。この瞬間が良いんだよね。
で、現れたのが大同心をはじめとする横岳の壁です。広い河原を歩くとさらによく壁が見えます。時々樹林帯に入りながらかわらを歩くことしばし、本日の目的地である行者小屋に到着です。
いやー賑わってます。さすが海の日の３連休だよね。しかも人気の八ヶ岳。テントも既に一杯です。

ちょっとしたスペースを見つけたので早速テントを張って小屋へ受付です。
受付のお兄さんに「台風それたみたいだね」というと、「そうなんですよ。台風来ていたら俺らクビになってしまいますから」なんて
言っていたな。受付横にある天気予報が書いてある黒板には明日明後日とも晴れの印が。
いやーこれは久々にカッパを着ないでテント泊出来そうだななんて思ったりしてね。きっとちぃにぃの普段の行いが良いんだろうね。

そして、待っていました生Beerをいただきます。テラスに腰を落ち着け、阿弥陀岳から赤岳、横岳硫黄岳へと続く稜線を眺めながらお日様の下で生Beerをいただきます。何という贅沢なんでしょうか。
隣に座っていたご夫婦からおつまみを頂きながら、至福のひとときを過ごします。
やっぱ止められませんね～Beerは、、、いや山は（笑）

で、早々に生Beerを飲み干してしまったので、テントに帰っておつまみを持ってきます。
そして再度生Beerを頂きます。いやー本当に、本当に、本当に幸せです。見えるのは山山山、目の前にあるのは美味しい生Beer。しかも青空の下、真っ昼間から良い気分です。
周りの人たちも笑顔でBeerを勢いよく飲んでます。うんうん、その気持ち良く分かるよ(^o^)

今回八ヶ岳に来て、非常に気になったことがあるんだよね。それは若者達が非常に多いということ。
男女問わず、ワンゲルの仲間なのか、でも社会人みたいなグループもあるし。
とにかく、久々にこれほどの若者達を見たなって感じです。
で、そろそろ5時くらいになったときに、千葉県の幕張近辺の高校生のグループが集団でやってきました。
皆新品のザックのジャージ姿です。テント張る場所もあんまり無いけど、あちこち工夫していたようです。

ちぃにぃは、これ以上値段の高い生Beerを飲んでいるとお財布が大変なことになると冷静に考えた結果、缶ビールを購入して（笑）テントへ食事をしに戻ります。
テントから外を見ると大同心と小同心、その奥に硫黄岳が見えるロケーションです。
いやー素晴らしい景色です。

で、本日の夕食はナスのピリ辛炒めです。ビールに良く合います。
ちょこちょことおつまみを頂きながらごちそうさまです。
少し時間が早いけど、お休みの準備開始です。
明日は今回の山行のメインである赤岳から横岳硫黄岳の縦走なので、早起きなんです。

周りはまだまだ宴会などで賑やかだけど、ちぃにぃは歯を磨いて、翌日の水を確保して就寝です。
夜9時頃一旦目を醒まして外を見ると、既に動いている人たちは見えません。山は夜が早いよね。
空を見上げるとちょっとガスってます。明日は大丈夫かな～なんて思いながらも再度Zzzz・・・・・

そうそう、気がついたことが一つ。ちぃにぃの携帯はDocomoのmovaだけど、行者小屋では全く繋がらなかったんです。でも周りでは携帯をいじっている人や、声高に「これから飲みに来ない？今どこにいると思う？行者小屋だよ」なんてコテコテの話をしている変なオヤジもいます。後で調べたらどうもauは通じるみたいですが、確かな情報ではありません。
もしあればFOMAだとしたら、そろそろmovaはお終いにするかななんて思ってしまいました。室堂は全てFOMAになるみたいだし、山でmovaが有利な時代もそろそろ終わりに近づいてきたのかな。