感想
鳴虫山自体の感想
行ったことのない人は是非行ってみてください。といいたくなる山です。
鳴虫山は山の楽しさが沢山詰まっているからです。
・交通の便がよい(電車も良いし、駐車場もある)
・プチ縦走気分を味わえる(低山とは思えないアップダウンがある)
・見晴らしがよい(表日光連山が一望。天気が良ければ白根山までOK)
・花が綺麗(季節によって違うけどね)
・行程が短いし、(一部悪路はあるが)道が良く整備されている
正直ここまで良い山だとは思っていませんでした。人気があるのもうなずけます。
今回一番良かったのはやっぱり「アカヤシオ」達かな。
その次は、日光連山の眺望。
番外編では「アイスクリーン」
夏山前の訓練にもぴったしの山なので、お足をお運びください。

で、次に体のことについて
まず、特に大きな問題も無く歩き通すことが出来たことが一番良かったかな。
背中と腰の痛みは薬を飲んでいたこともあったため、さほどには感じなかった。
前回の筑波山の時は、歩いていて集中力がないなと思ったけど、今回はそれほど集中力が無いことが気にならなかった。
最近の水泳等で体を動かすことに慣れてきたせいかな。
筋肉的な問題としては、筑波山の翌日は右足の裏側がかなり張ってしまったが、今回は山頂手前付近では右足の裏側が結構張ってきた程度で済んだ。
家に帰ってきても翌日もそれほど筋肉の張りはなかった。これも水中ウオーキングのおかげかな。
荷物の重さについては、今回はウエストバックのみで登ったのでかなりラクチンだった。でも山頂手前の急登では、結構疲れたし、歩き終わりの頃は腰背中に多少に痛みが出ていたので、この状態でザックを背負ったらもっと辛かったと思う。
まぁこれは背筋が全然ないといっても過言ではない状態なので、歩き通せたことだけでも充分としておこう。
でも本文にも書いた通り、今回は良い機会なので、荷物の軽量化を図ろうと思っている。
そうすれば長期縦走の時にお酒を持って行けるようになるしね(笑)
って、結局荷物の重さは同じだったりして(爆)
何にせよ、低山とはいえ、行程が休憩時間込みでも6時間程ある山歩きが出来たことは、大いなる進歩であるし、これから先へ大きな希望を持つことができたので大満足である。
今年の目標として、西穂高(駄目なら独標まで)にでも行ってみようかと思わせてくれた。
2005.4.23 本格山復帰 in 日光鳴虫山 その2
山頂に来たことの記念撮影を済ましてから下山開始。下山道は最初からかなりの急な下りにちょっとびっくり。
道が悪い場所にはとても立派な階段がついていた。途中で先発した団体さんを追い抜き、相変わらずの急坂をおっちゃんの先導でどんどん下っていく。
←とっても大きなザックを背負った「けいこ」です

山頂から下山道を見下ろした所です
結構急でしょ
おっちゃんは自分のことを亀と言っているが、なかなかどうして。かなりのハイペースで順調に下っていく。
途中にアカヤシオも沢山咲いてた。カタクリも急な斜面いへばりつくように咲いている。
木々はまだ緑の芽を出していなかったが、つづじ等の花たちは蕾をふっくらと膨らませ始めていた。
これが全部咲いたらどんな凄い景色になるんだろうな〜
おっちゃんの話では5月中頃から末頃が見頃になりそうな感じであったので、足を運んでも良いかもしれません。
←カタクリも沢山咲いていました

この写真は色が良く出ていて良いかも
急登を終えると、独標という小さなピークが目の前に現れた。またまた急登である。
冗談でBAKUさんと巻き道のルートファインディングでもしようかと話しながら急登をよっこらしょと。
こんなに小さな山域にもかかわらず、これだけ変化にとんだアップダウンが楽しめる山もなかなか珍しいのではないかと思う。低山侮りがたしである。
独標で一休みして、後を振り返るとさっきまでいた山頂が見える。日光連山もかなり上の方に見える。結構下りてきたなと実感する。

最後の急な下りを終えて無事林道に到着。

こんなに急な登山道です。
雨が降るとやっかいそうです
ここからは大谷川(ダイヤガワと読みます)の渓谷である「憾満ガ淵(ガンマンガフチ)」沿いに歩くことになる。
百地蔵というお地蔵さん達が脇をしっかりと守っている。全てのお地蔵さんの顔が違っているそうです。所々首のないお地蔵さんがあるのは、川が増水して流されてしまっているようです。
←イワナも釣れるそうです
紅葉の時期もよさそうかな

お地蔵さんが沢山並んでいます。
いわれは良く分かりません^^;
途中にある東屋でコーヒーを飲みながらしばし歓談してから、今回のもう一つの目的である「アイスクリーム」を頂くことにする。
何故かけいこがビールでは無く「アイスクリーム」をほおばっているのには、ちょっと違和感があったりして(笑)
ほっと一息ついた所で、歩いて駐車場までも戻ることにする。
ちょうど、世界遺産でもある日光の御神橋の修復が終わって4/20から公開を始めたばかりだったので立ち寄ることにする。といっても通り沿いにあるので、否が応でも立ち寄ることになるのだが(笑)
一応観光も終えて駐車場へ戻り、おっちゃんを駅まで送って解散。
とっても楽しい、本格的な復活山行でした。
←桜がちょうど満開でした

一応観光写真です
その1
←観光写真 その2

下水でも
虹は綺麗です^^

あまりの陽気の良さで
スーツを着た
オジサンが気持ち
よさそうに
昼寝をしてました
4/23 9:20 鳴虫山登山口
10:05 神主ノ山
11:40 鳴虫山山頂
12:20 山頂発
13:15 独標
14:05 下山口
14:15 憾満ガ淵
総時間 4時間55分 休憩60分 実歩行時間 3時間55分
←下山口
←憾満ガ淵
←独標
←山頂
←神主ノ山
↑Start地点