2005.4.23 本格山復帰 in 日光鳴虫山 その1
      
4月23日  
既に先日筑波山で山への復活を飾った。でも筑波山は山登りだったのか、宴会だったのか良く分からなかった。それほど宴会が楽しかったということかな^^
けいこも参加できなかったことと、本格的な山登りをするためにどこの山がよいか色々と探していたところ、山と渓谷でも紹介していた鳴虫山へ行くことにした。
新緑とアカヤシオを見るにはちょうど良いかなと思い、計画を立て始めた。
K会の個人山行の掲示板に書き込みをしたところ、筑波山でもご一緒させて頂いたBAKUHIBARIさんとおっちゃんも一緒に行くことになった。
今回はけいこも一緒に行くのでちぃにぃはウエストバックのみでラクチン登山と決め込む事にする。
鳴虫山は日光駅からも便が良く、表日光連山が目の前に広がっているためとっても景色が良いとのこと。山登りを目的にした山登りは去年の10月至仏山以来、けいこと一緒の山登りに至っては去年の9月の鳳凰以来である。
先日登山靴も新調し、バーナーもコッヘルも新調したばかりなので、それらの使い勝手も確かめることも目的としていた。(バーナー、コッヘルを新調したのはちぃにぃ家の登山軽量化計画の一部なんです)
閑話休題
今回の事故でしばらくは重い荷物を持つことができないこともあり、それを補うためと、やはり荷物は軽い方が良いと言うことなので、今までの装備を許す限り見直し、徹底的な軽量化を図ることにしたのである。そうでなくても、我が家のザックにはいつも余計な物が入っていて、山頂を往復するものが多い。
でも非常食とか非常装備の占める割合が多いので、持って行かない訳にもいかない。
となるとやはり標準装備品の軽量化を図るしかないという結論に達したので、軽量化及びコンパクト化を図ることにした。
果たしてどれだけ軽量化できるか、そのうちどこかでページでもアップするかもしれません。
本題続き
当日の天気予報は晴れの予定。体調もなんとかなりそうなので、楽しい山登りができそう。
けいこもやっとBAKUHIBARIさん達とも一緒に登れるし、おっちゃんとのご対面もできるので、なんか嬉しそう。
日光市役所の駐車場に9時頃集合、のんびり行くために家を6時頃に出発。
全部下道でのんびり走って8時30分過ぎに日光駅周辺に到着。おっちゃんと電話で連絡をとり無事合流して日光市役所に到着。しばらくするとBAKUHIBARIさんも到着。
今回はちぃにぃが主催ということもあり、先輩方を差し置いてちぃにぃが名前だけのリーダーとなり出発。
歩き始めてBAKUさんから「コンパスの使い方」を教わりながら登山口へと進む。
道具というのは持っているだけでなく、有効な使い方を覚えないと宝の持ち腐れになってしまいます。今回は大変参考になりました。
住宅街を抜け鳴虫山の登山口に到着。
←さすがに人気の山
案内はしっかりしています

ここが東側の登山口です
目の前は住宅で、鶏が大声で鳴いていました
みんなで記念撮影をして登山口にとりつく。少し歩くとカタクリ達が可憐な姿を見せ始める。
ちぃにぃは空荷なのでラクチン、ラクチン。
しばらく登るとチラホラとアカヤシオが姿を現し始めてきた。

地面を見るとドングリ達の力強い息吹を感じさせる姿が目に飛び込んでくる。
ドングリ達が必至に生きようとしている姿を見るのは初めてである
←アカヤシオがチラホラと咲き出していた
↑根が出始めています 右へ
↑殻を割って根が出てきて 右へ
↑芽が出てきて、もうすぐ立ち上がります
例年この時期はまだまだスキーシーズンであり、こんな天気が良い日は雪の上でBeerが呼んでいるので、この時期に咲いているアカヤシオを見るのは初めてである。まだ木の芽が出ていない茶色い山の中に可憐なピンク色がとても鮮やかで、まるで造花みたいである。
アカヤシオの奥には日光連山がその雄姿を見せてきている。
途中はこんな急登が待ってます
↑目の前が開けるとこんな絶景が
↑陽当たりが良い場所なのか、アカヤシオが沢山咲いている
休憩を挟みながら登っていくと、結構な急登が所々に現れる。またアップダウンもあり、意外と侮れない山である。
鳴虫山は全行程で4時間程度(歩行時間)であるが、プチ縦走気分を味合わせてくれるとっても楽しい山である。
下山してくる人が「この先でアカヤシオがきれいに咲いていますよ」と言っていたので、ワクワクしながら登っていくと、言葉通りに見事なアカヤシオ達が満開になっている。
カメラを片手に写真を撮りまくるが、逆光になっていることもありあんまり上手に撮影できないのがちょっと残念。
↑もくもくと登っています。ってことは無く
おしゃべりを止めることなく、笑い声とともに歩き続けています
←奥に日光連山が見える
空が明るいので綺麗に色が出ていないのが残念
↑花びらがとっても特徴的です
しばらく登ると神ノ主山(コウノスヤマ)に到着。ここから何度か上り下りを繰り返しながら山頂を目指す。途中結構な急登もあり、木の根で出来た天然の階段をハァハァ言いながら登り続ける。
鳴虫山手前の急登では、右足の後側が少し張ってきて、息も切れ切れになってきた。
←とにかく写真では表せないほど綺麗でした

ブナの巨木とアカヤシオです
って良く分からないよね(笑)
空荷でこんな感じになってしまうとなると、まだまだ荷物を背負っての登山は当分先かな^^;
登り初めて二時間半くらいで無事鳴虫山の山頂へ到着。
標高差約550mなので、休憩を入れても一時間250m程度。アップダウンがあることを考えると良いペースだった。背中とか腰の痛みも無かったので一安心である。
山頂は先客達で結構一杯で、しかも風が強いので、見晴らしは良くないが南側の斜面でお昼ご飯をとることにした。
新調したバーナーとコッヘルを使ってラーメンを頂いた。バーナーはちょっと音がうるさいが、それ以上にコンパクトさが気に入った。
←団体さんによけてもらって記念撮影です

山頂からも日光連山がとても綺麗に見えます
登山道途中でみた日光連山の全容です