2004.9.4−5 秋の気配 in 鳳凰三山 その3
小屋について受付を済ましてテントを立てようとするといきなり「ザー」とバケツの底をひっくり返したような雨が降ってきた。
まさに間一髪セーフだった。雨を見ながら、真っ昼間からビールを飲んでまったり。うーん極楽極楽。こんな山もたまには良いよね。
↑説明する必要は無いですよね↑
↑昼飯準備中でーす
↑チキンライスの元で作ったリゾット
お腹も空いたのでお昼ご飯を作ってまたビールを飲んでを繰り返す。時々雨が小降りになるので頃合いを見計らってテントを立てて潜り込む。
またまたビールを飲みながらラジオを聞きながらゆっくりした時間を過ごす。
夕方まで一寝入りして、あたりがほんのり暗くなってきたので夕食の支度をする。今日の献立は双六小屋でけいこが食べることが出来なかった「マーボー茄子」
できあがるまでおかず豆を肴に又ビール。
飲み終わる頃にご飯も完成して豪華な夕食となる。すっかりお腹もふくれたのでボチボチ就寝。表は相変わらず雨が降っている。明日は晴れるかなぁと思いつつZzzzzz。
↑マーボー茄子の完成です
↑ビルの缶はきちんとつぶしましょう
↑テントサイトは広くて平な砂地です
携帯電話情報
南御室小屋は携帯電話が通じません。でもトイレの横にある看板に沿って50m程斜面をトラバースすると携帯電話がバッチリ通じる所があります。
山の中で天気を確かめたらいするには非常に便利です。
9月5日  時々
余りに早く寝すぎたので夜中数回目が覚める。かなり遅い時間には雨の音がしなくなってきた。ラッキーと夢見心地のまま又眠りに入る。
早朝3時に起きると雨がやんでいる。外を見ると余りガスもかかっていない。
でも真っ暗なので余り様子は分からない。うだうだしながら朝食をとり、撤収にかかる。
今日の天気予報は曇り。一瞬でも良いから白根三山が見えないかなと淡い期待を掛けながら、薬師ヶ岳へと登り始める。登り始めると周りはシラソビの林となり、南アルプスの魅力満点。しばらく登るといきなり森林限界になり、花崗岩の山の特徴である白い砂利と大きな石の固まりが沢山現れる。
↑水場は小屋のすぐ横
↑準備完了で記念撮影を

この水は地面から湧いて出ている
とっても美味しくて、とっても冷たい
↑完全装備で出発
↑全身が真黄色です
↑シラソビ林がとても良い感じ
↑森林限界直前のカエル岩
↑ちょうどタイミングが良く、雲海の向こうに富士山の稜線が見える
←奥に見えるのは薬師が岳かな
↑大きな岩がゴロゴロ
下界を見ると雲海がとってもすばらしい。南側を見ると富士山の稜線がきれいに見える(頂上は見えないが)。富士山の奥の方にはうっすらと青空が見え一瞬期待するが、しばらくするとまたガスに覆われてしまう。
巨石の間を抜けしばらく歩くと薬師岳小屋に到着。ここには水場が無い。
テン場が無いのはそのためなのかな。小屋の周辺では既にナナカマドとか小さな草が赤く染まり始めている。すっかり秋の気分にさせてくれる。


小屋の中は有料の休憩所になっているので表で一休みしてから鳳凰三山の一つめの薬師ヶ岳へと向かう。小屋からあっという間に山頂に到着。
←紅葉が始まりかけています
薬師岳小屋は有料の休憩所になっています
←薬師が岳の山頂です
なんか山頂に着いたという
喜びが表現jされていない顔
不機嫌そうなちぃにぃ