2004.8.20−22 双六岳から槍ヶ岳へ その1
      
8月21日 時々
立山から穂高を結ぶ線より西側の山に登るのは初めてである。
裏銀座は何度と無くその山脈を見て、いつかは行ってみたいなと思いつつけているが中々足が向かない。
ミーハー登山者であるためか、どうしてもメジャーな後立山とか穂高にばかり足が向いてしまう。
去年も槍からキレット越えをする時に新穂高から登ろうかと思ったが、やはり槍沢からのアプローチとなってしまった。
双六岳の丸い山肌から槍を見たいなぁ、鏡平で鏡池に写る槍穂高をみたいなぁと思っていた所、去年のちょうど同じ時期にキレットを1−2時間差で通過したもんすいさんが21日に槍ヶ岳に行くというお話を聞いた。GWにお宅におじゃましてお世話になったお礼もかねて一緒の時期に登ろうかと思った。
いつものメンバーである山よりBeerの仲間も「槍に行きたい」といっているのでちょうど良い。
早速計画を立てることにする。
やっぱり西鎌尾根でしょう。ということになり、新穂高から鏡平を経て双六小屋に泊まり、翌日槍ヶ岳に行くコースに決定。
今回の参加者は栗山さんと参号さんと我が家の合計4人。木曜日の夜に集合してから一路新穂高へと向かう。
都内を出発して約4時間あまりで無事新穂高の無料駐車場に到着。
駐車場のことは富山の池原さんに紹介して頂いた通りに一番奥側に止める。この駐車場は水場は無いが、簡易トイレが2つ設置されているのが非常にありがたかった。
前日まで台風がウロウロしていて天気が心配だったが、幸いにも既に日本海へ抜けていたので台風一過の好天を期待していたが、残念夜は雨が降っていた。
毎度のことながらテントを設営して小宴会をした後に翌朝に備えて就寝。
朝5時に起き、6時30分出発。ここから新穂高の登山口まで約15分。登山口で水をくみ、登山計画書を提出していざ出発。
←宴会中
宴会中→
↑荷物を詰めて準備中
↑新穂高登山口には水場があります
↑登山指導センターで計画書提出
最初はダラダラと林道歩きが続く。天気は晴れているとはいえ、雲がかかっていて微妙。天気予報は回復傾向なのでそれに期待していたが今一歩って所。
林道を快調にあるき、ワサビ平で一服。その後笠新道入り口の水場でのどを潤しいよいよ本格的な登山道に入る。
↑林道をのんびり歩きます
←ブドウ糖はかなりいけます
↑山であるカタツムリはでかい
この登山道は基本的に沢沿いの道を登るので大きな石がゴロゴロとしていて結構歩き辛い。斜面をトラバースするように登りながら標高を上げていく。鏡平まであと少しのあたりで一面がシシウドに覆われたカール場の地形に出た。ここで雲が一気にとれとっても綺麗な鏡平手前のカール状の地形が目の前に現れた、と思ったらすぐにガスってしまう。うーん。ここからはひと登りで鏡平小屋に到着。
↑ここから登山道が始まります
↑こんな感じの登山道が続きます
↑イチゴが成っているのでビタミン補給中^^
↑夏山らしいそらと緑のコントラスト
↑鏡平手前の木道 池糖が多い
ここは槍穂高の絶景が望める場所ということで期待していたが、標高2900mあたりから上はすっかりガスの中で、西鎌尾根の核心部と樅沢岳(もみさわだけ)が見えただけだった。
←鏡平小屋
本当は槍穂高の絶景が在るはずが・・・

トリカブト

コバキボウシ

ミヤマコウゾリナ(かな?)

ツリガネニンジン(かな)

イブキトラノオ

アザミ

ミヤマリンドウ

タケシマランの実

ウメバチソウ

ハクサンフウロ

タカネナデシコ