2004.7.17ー19 燕常念蝶縦走??? その4
ゆっくりと休んで出発。ここからは急速に天気が回復して東天井岳から横通岳、常念岳へと続く稜線がとっても綺麗に見える。でも槍方面は3000m辺りから上がガスがガスがかかって見えない。涸沢ヒュッテは見えるんだけどなぁー
←大天井岳の頂上
晴れたこと無し(泣)
大天荘にて→
実は今回もう一つの目的が有ったのである。最近の山渓に百高山という特集があり、そこで東天井岳と横通岳が載っていた。普通常念への縦走をする場合、この二つの山を登る人はほとんど居ないと思う。確かに山頂をトラバースする道がメイン通りとなっているし、この二つの山は名前も知られていないし。
←大天井から常念岳への縦走路
やっと晴れてきた

かわりばんこに記念撮影を
んでもって、関西チーム4人と大天井から常念へ向けて歩き、東天井岳への登り口の目印である岩室あとに到着。ここで彼女らに「登る」と聞くと姫達は「先に行ってマース」と元気の良い返事(笑)でも皇子様一人は重たい荷物にもかかわらず一緒に登ることになった。ほとんど人が登らない事もあり、登山道はかすかな踏みあと程度で、ザレ場がほとんど。足下にはコマクサが沢山咲いているので足をおろす場所を慎重に確認しながら一歩一歩登っていく。相変わらず風がとっても強く、ザックが振られてとっても危険な状態。
何とか無事東天井岳へ到着。頂上はさらに風が強く、時々吹く突風では二人とも四つんばいになりながら風が行き過ぎるのを待つ事になった。

風が凄く強いのがわかりますか?
東天井岳(2814m)
横通岳↓
↓常念岳

涸沢ヒュッテ
見えるかな?
↑この辺りもコマクサが沢山あります
東天井岳の山頂は三角点も見つからず、当然山頂の標識なんてありません。でもしっかり記念撮影を済ませてから姫達の末合流点へと向かうが、姫達は何を勘違いしたがドンドン先に進んでいた。「もっと別の場所から降りてくると思った」ってさ。
無事合流してから一休み。ここは西天井岳の南斜面で横通岳から常念岳がとってもよく見えるお花畑になっている。ここから常念小屋まで順調に歩いて1時間30分くらい。
ここからは少し下って横通岳の山頂をトラバース気味に軽く登るルートとなる。
←トラバースの登山道は
この辺り
横通岳手前のコルで東側を見ると松本の街がとっても綺麗に見えている。と思ったら突然の突風。体重とザックを併せて100kg以上あるちぃにぃの体も飛ばされるかと思うほどの風。関西チームは地面に這いつくばって耐えている。いやー本当に風が強い時は気をつけ無いとね。横通岳への登り口で声をかけると今度はみんな息が合って「先に行ってマース」。ちぃにぃは標高差60m位のザレ場をヘイコラ言いながらも登るが、相変わらず風が強い強い。ジグザグに登るが風を背に受ける時は良いが、横から風が当たると体が横を向いてしまう。正面から吹くときはまるで壁を押しながら登っている感じ。
何とか山頂に到着。ここは三角点があった^^。記念撮影を撮ろうとするが風が強いので一苦労しながらも山頂ゲット。
ここからは常念小屋までの下り。常念小屋のテント場を見ると小屋に近い方のスペースは一杯に見える。さすが海の日の連休だね。
↑常念小屋です
山小屋は何故か赤い屋根が多い
目立つからかな
↑横通岳からみた常念岳
どこから見ても三角形です
東天井岳と横道岳について
この二つの山は本文中でも書いているとおり、大天井岳から常念岳への縦走路にあるそこそこに目立つ山である。
でも今回も前回も登っている人は見かけた事が無い。縦走路はこの山は両方とも山頂をトラバースするようになっているので仕方ないかな。
東天井岳への登りは縦走路にある岩室跡から直登するか、中山へと向かって尾根がY路に分けている箇所から少し戻る感じで登るかの2通り。(中山への分岐は立ち入り禁止の看板があるのでわかります)岩室からの登りは道が付いていないので少し辛いかもしれません。
横通岳(よことおしだけ)への登りは横通岳のトラバース道から左手山頂方面への踏み跡をたどると山頂へ行けます。
こちらは多少歩いている人もいるせいか多少道らしき物が有ります。
山頂は一番常念岳側に有ります。三角点とケルンがあるのでこれが目印。ここから見た常念は遮る物が全くなくとっても素晴らしいです。
槍穂高もきっと素晴らしいんでしょうね。
←横通岳の山頂(2767m)です 三角点も有りました
無事常念小屋に到着してテントを設営してから受け付けへと向かう。本当は受付してからテントを張りましょう。でもこのテントを張るのが大騒ぎ。風が強くて強くてテントが飛ばされる。一人で強風の設営はとっても大変。見るに見かねて隣の人が押さえてくれた。ありがとうございます。
受付はまるで戦場になっていた。受付のお姉さんと部屋割りをしているおじさんの掛け合いがとっても楽しかった。受付のお姉さんは客とおじさんからの攻撃にもニコニコしながら耐えていた。がんばれぇー^^。
↑小屋から離れた方のテント場です
↑見上げると夏空 ここは最高です
↑少したつと混んできて、最後は満杯
受付を無事済ませ、テントサイトに戻って関西チームにご挨拶。
彼女らの持ってきたフルーツポンチをいただきました(美味しかったよ)
ちぃにぃはビールを飲むために小屋へと向かうと、ヘリが来ていた。どうやら常念から下山途中で転倒した人が大けがをした様でそれを救出するためのヘリだったようです。
皆さん保険には加入しましょうね。ヘリ一回30万円以上ですよぉー。
食堂で生ビールを飲みながらガスのかかった穂高方面を見ながらのんびりとした時間を過ごす。帰りに缶ビールを買おうと思って受付に行くとさっきにかわいらしいお姉さんが居たので「どのくらい混みそう」って聞いたら「私たちの寝床も追い出されることになりました。玄関にも食堂にも寝ることになりそう。私はどこでねればいいか決まっていないんです」と相変わらずニコニコとしている。山小屋のバイトは鍛えられそう。
食事を済ませで外を見ると大キレットが少し顔を出していて、雲が少し高くなってきた。明日は晴れないかなぁー
晴れたら朝が早いので早々に就寝することに。
↑救助のヘリです
皆さん怪我には気をつけましょう
↑生ビールは欠かすことができません
↑受付も大混雑
階段で食事をしている人たちも沢山いました

去年歩いた大キレットが見える
真ん中の小さな三角形が長谷川ピークかな
↓Hピーク
南岳↓
↓北穂高岳