2004.7.17ー19 燕常念蝶縦走??? その3
少し休むつもりが前夜の寝不足と酔いも手伝ってすっかり熟睡。
5時過ぎに目を覚まし、お腹が空いたので一応ウナギご飯を作って食べてすぐ寝た。
外は相変わらずの天気で、明日が思いやられる。夜中にはゴロゴロと雷も鳴り、このままひどくなると小屋に行かなければならないのかなぁと思いつつも朝までぐっすりZzzzzz・・・
7月18日 
朝起きると雨と風が強い。でも上空はほんのり青空も覗いている。何とかなるかなぁと思いつつもダラダラした時間を過ごす。今日はソロなので気楽である。
隣のテントでは山人玉石さんが槍まで行くので少し早めの出発。お見送りをしてから朝ご飯を食べ撤収を開始する。
雨が降るとテントが重い・・・夕食と朝飯を食べたが、テントが水を吸ってしまってザックが重たくなってしまった。参った。
準備も完了してみんなと行ってきますの挨拶を済ませて出発。
既に山人玉石さんは出発→
↑行ってきますの挨拶をして出発↑
毎回撮影しているポイント
後ろはガスの向こうに裏銀座の姿が・・・
右手を見ると裏銀座の山並みが後ろを振り向くと燕岳の雄姿が、当然右斜め前を見ると鋭鋒鋭い槍ヶ岳と雄大な穂高連峰が見える・・・・はずだったが、谷間に少し日が差している程度の眺望。これでここは三回目となるが毎回同じような天気で、一度もあの写真の様な槍穂高を見ることができない。ムムム残念。
コマクサ達に囲まれた稜線をどんどん進むが、風がとても強い。油断するとザックが降られてしまいとっても危険。稜線を長野側へでると風が無くなりホットする。
←イワツメクサ
コマクサ→
去年来たときよりかなり順調に進みながらふと前を見ると若者達4人と目があった。
「こんちはぁー」と挨拶すると「ガイドさんですか」だって(笑)
「違うよー、どこまで行くの」「常念です」「一緒だね」「ご一緒させてもらって良いですか。でもついて行けないかも」「良いよぉー」とお話しながら歩き出すことになる。
彼、彼女らは関西から来た、旅仲間の仲良し4人組。途中お花たちの名前を教えてあげながら黙々と歩き続ける。歩きながら色々とおしゃべりしながら無事大天荘へ到着。
頂上で記念撮影をして大天荘で一休み。
↑ふと振り返るとこんな景色が
↑裏銀座方面は日が差している
↑徐々に晴れ始めた?
↑大下りの頭 ここから下り
↑シナノキンバイ
←大天井までで唯一の難所?
切通岩 小さな鎖場とはしご場です
でも気をつけて居れば全然問題はありません
↑チシマギキョウ
まだ咲いてません
↑槍ヶ岳方面と常念方面への分岐です
↑大天井への登りで見えた今日来た稜線
←元気印の関西チーム

信号機のように
赤:トモちゃん
黄:あずさちゃん
青:よしくん
やまじゅんちゃん
彼女達彼達は旅の仲間で八重山に良く行っている
そうです。我らの仲間にも八重山好きが沢山いるので
もしかしたら会っているかも(笑)

関西人ということで(一人は関東かな)我らがタイガース
熱狂的なファンの様で、なんか気があってしまった。
大天荘に到着
燕岳から大天井までのルートについて
この道は危険な箇所はほとんど無く、唯一の鎖場とはしご場である切り通し岩も特に危険な場所では無い。慎重に三点支持で進めば全くと言って良いほど問題は無い。晴れていると右前方には槍ヶ岳と穂高連峰が常に見えている。残念ながらちぃにぃはこれで3回目だが、一度も雄姿を見たことが無い。
槍ヶ岳への縦走路との分岐からは大天荘まで約30−40分の登りとなる。初日に中房温泉から登ってきた人にとっては、最後の登りになるこの場所はちょっと辛いかも。槍ヶ岳への縦走をする人は大天井ヒュッテに泊まった方が良いかもしれません。大天井は常念とセットでまたくれば良いしね^^