7:25 出発
8:08 三合目
8:40 四合目
9:17 五合目
9:37 六合目
10:15 七合目
11:10 八合目
11:45 九合目
12:28 頂上着
13:55 頂上発
14:08 九合目
14:35 八合目
15:05 七合目
15:30 六合目
15:42 五合目
15:58 四合目
16:25 三合目
17:09 下山終了

登り 5時間 3分
下り 4時間14分

ボッカ訓練のため余り参考にはなりません
感想

今までの最重量体験は筑波山の25kg。でもこの時は2時間ほどのだらだら登りでの事だったので、本格的な山登りでは23kg位が最高だったかな。
それが何と32kgもの重さ。
けいこの今までの最高記録は13kg位だったのが、今回は17kg。元々肩こりとか首が痛くなる傾向があるのがよく頑張った。
辛いことは辛かったけど、正直な感想は「厳しかった」かな(笑)
9合目付近からは、股の前面がかなり痛くなり、正直歩きながら「ツリ」そうになったのには自分でもビックリ。だましだまし、ストレッチをしながらゆっくりゆっくり登り何とかボッカ訓練をこなす事ができた。

登る前は「登れるか」「大丈夫か」「でも楽しみ」だったが、終わった今振り返ると「とっても良い経験になった」
去年キレット越えの時は、四泊五日で全てテント泊だったが、その時でもザックの重さは私が23kg位、けいこが13kg位だった。
30kgを越える荷物を背負って歩くことは・・・・(今の自分の山行形態を考えると)ちょっと無いと思う。それを男体山というかなり本格的な山で経験できたことは、自分にとって非常にプラスになったと思う。
これをお読みのいただいた皆さんも一度は自分の限界に挑戦したボッカ訓練をやってみるのは良い経験になると思います。
ちなみに、私は決してMではありません。念のため(笑)

さて、山の感想は・・・
男体山は遠くから見ても富士山のような山では無いかと思っていたら、意外と変化に富んだ山でちょっとビックリした。
確かに基本的には登り一辺倒の山であるが、時々振り返ると中禅寺湖の湖面が見えたり、遠くの山並みがつらさを忘れさせてくれる。
途中にはヒカリゴケがあったり、お花たちもソコソコに咲いており、また行っても良いかなと思える山だった。
でも次回はボッカ訓練でなくね。
でも来年もまたボッカ訓練をやる予定なので、男体山=ボッカ訓練場となりそうかな^^



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伝説の走る熊よけ
wmv形式 12秒 252kb
↑ツマトリソウ かな?
↑ゴゼンタチバナ
↑マイズルソウ
2004.7.4 ボッカ訓練 in 男体山 その2
いよいよ本日の最大の目玉、9合目付近の階段+頂上手前の火山礫の道。
ボッカ訓練隊はガンガン遅れ始め、通常登山組はガンガン先に進み、全く見えない。
9合目では最後の休憩を取り、地図を見てあと少しと自分に言い聞かせると横から「これからが一番大変なんだよー」と岳岳さんと赤トロさんの恐怖の叫びが(笑)
山登りで何が一番辛いかというとそれは「階段」
段差が大きいか、平坦な部分が中途半端か、はたまた余りに歩調にぴったり合いすぎて強制的にガンガン登らされるかと、必ずどれかのパターンに該当してしまう。階段なんて大嫌いだぁー
と思いつつ、左足を前に右足を前に、息が切れない程度のゆっくりモードで徐々に最後の難所を抜けていく。
←前を向く余裕は無い
タダひたすら足を前に進めるだけ
地獄の階段です
笑顔がやはり引きつってます(笑)
腿が筋肉痛でつりそうなので、(足が滑ると余計な力が加わって疲れが増してしまうため)普段より慎重に砂礫の地面をしっかり踏みしめ、なんとか無事頂上に到着。
すぐ後ろを歩いてきていた赤トロさん、栗山さん、けいことハイタッチを交わしてお互いの健闘をたたえ合った。
いやー参った参った。
ただ歩くだけの岳岳さん
頂上直下の砂礫帯です

↑お花が一服の清涼剤
多少元気回復
頂上はどうやら他の山岳会の清掃登山と重なっていた様子で、大変な混雑。先行組のいる場所を探して、やっとザックを降ろすと、体が宙に浮いてしまった(笑)
まだ岳岳さんがこないので、のんびりしている時に誰かの「ザックの中身を出そう」というかけ声とともにザックから重りをちぎっては投げ、ちぎっては投げし、あっという間にとんでもない光景が発現してしまった。
水はもちろん、パワーアンクル(2.5kg)とか、鉄アレイ(6kg)とか、ガスカートリッジとか・・・
しばらくすると岳岳さんもやっと到着。
みんなで辛かったねぇーと言いつつ、お昼ご飯を食べ、頂上での至福のひとときを過ごす。下界はガスで見えないが、空は青空で太郎山とかが時々見えていた。
←お昼ご飯中の一時
荷物が無くなって楽し一時
ザックから出てきた余計なもの

←         頂上で記念撮影      →
頂上で記念撮影を済ませ、下山開始。とその前に奥宮へ行っていないので、一応足を延ばすことに。
でたぁー走る熊よけとリダポンの競演だぁー(爆)
無事お参りを済ませて下山開始。
みんなは水を捨ててザックを軽くしていたが、ちぃにぃは先ほどご披露した各種重りのおかげで、下りもザックの重さは23kgにしかならない。でも登りの事を考えたら全然大丈夫。問題無し。


下山開始からお花がチラホラと目に入ってくる。
登りは登ることだけに必至だったので目に入らなかったみたい(笑)
ぢょうおうさまの競演
下りも空荷組とボッカ訓練組とに別れて下山となる。
途中やなぎちゃんが足をくじいてしまったが、みんなの応急処置のおかげで対したことなくて済んで良かった。
下山途中の木の根の間にヒカリゴケがあることを知らされ、三脚を出して撮影。
最初首を穴につっこんでいた時には全然見えなかったが、後で聞いてみるとヒカリゴケはそれ自体が光るのでは無く、光を反射するので光っているように見えるという事みたい。
何とか無事林道まで降りてきて最後の休憩
あと残す所40分くらいかな。みんな登りの荷物の重さと暑さでヘロヘロ  もう笑うしかない
そうこうしている内に、先行組との差はガンガン広がり、我らはのんびりのんびり下山し、何度か休憩を挟んで無事一合目で先行グループと合流してめでたくボッカ訓練も終了となりました。
←使用後です(笑)
ボッカ訓練体験中
ザックが歩いています