6:00 ゲート発
6:40 馬立
8:20 水場
8:35 唐沢小屋
9:20 女峰山山頂
10:15 山頂発
10:55 帝釈山着
12:05 富士見峠
12:45 富士見峠発
14:16 ゲート着
総時間8時間15分
実歩行時間6時間10分(休憩2時間5分)
2004.6.19 つかさんと in 女峰山その2
感想
私はこう見えて(どう見えているかしりませんが(笑))あまり人付き合いの良い方では無い人間で、人見知りをするわけでは有りませんが、気が合うまでに結構時間がかかってしまうタイプなんです。
また(絶対に違うと言われるかもしれませんが)、意外としゃべらないでも平気なんです。というより喋らない時はほとんど喋りません。
ネットを初めて色々な人と知り合う様になったのですが、それまではオフ会に参加する自分なんて絶対に想像できませんし、ましてネットで知り合った人と二人で行動する事なんて全く信じられなかったんです。
でも、今年になってから、BAKUさん、もんすいさん、つかさんの様な人生においても先輩の方々と一緒に山行(または突然の訪問)をさせて頂き、とても楽しいひとときを過ごさせて頂いている自分にびっくりしています。
今回つかさんとはほぼ山行中ずーとおしゃべりをし続けてしまいました。
極端に言うと山に行ったのか、つかさんとおしゃべりをしに行ったのか分からない位でした(笑)
こんなに山で喋ったのは初めてで、日帰りにしてはそこそこ時間がかかっているのにかかわらずあっという間の一日でした。いやーとっても楽しかった。
でもうるさかったかな、今度は静かに登りますので(笑)また是非ご一緒させてください。
で、山の感想ですが・・・
第一の感想としては、「楽しい山」である。
元々標高が高い場所から登り始める事もあるが、2000mを大きく越えた山にもかかわらずあっという間に山頂まで到達してしまう。途中急登ありガレ場で、さらに女峰山から帝釈山までの縦走は本文でも書いた通り切り立った崖の稜線であり、まるで後立山の縦走をしている気分にさせてくれる。
おまけに景色も抜群に良さそう。行ったときは格好ガスがかかっていたので遠くの山々は見えなかったがかなりの眺望も期待できそうな感じがする。
富士見峠からの林道は少しかったるいが、コンクリートの林道を歩くより多少は変化があって救われる。
唐沢小屋手前にある水場は非常に冷たく美味しいのでお勧め。唐沢小屋は中も綺麗で広くてとても良い感じである。恐らく夜になると日光から宇都宮の街明かりがとっても綺麗に見えることだと思う。
日帰りの山で、この様な色々な体験をさせてくれる山も結構少ないと思う
今度、表日光連山縦走をしてみようという気持ちにさせられた。

やがて大きな岩を越えて少し歩くと帝釈山の山頂に着いた。
帝釈山の頂上では、なんとかガスもかからないでいたが、既に男体山から大真名、子真名はすっかり見えなくなっていた。
ここから富士見峠までは、樹林帯の中を下ることになる。途中つかさんが珍しいお花を沢山見つけ、撮影しながらおしゃべりしながら富士見峠に到着。
↑帝釈山山頂です
つかさんは良く花を
見つけてくれます

↑コミヤマカタバミ
↑帝釈山から富士見峠への道
ここはまさに峠という名に相応しい場所。昔林道だった様子が少しだけうかがえる。江戸末期に日光東照宮の財宝を運ぶためにこの道を通ったとかそうでないとか、結構伝説があるみたい。
天気が良ければ大真名、子真名を縦走しようかと話をしていたが、あいにくのガスのため展望も何もあったものではないから、ここでコーヒーブレイクをかねて大休止となる。のんびりコーヒーを飲みながら、仕事のこと、山のこと、世相のことなど色々なお話ができとっても楽しかった。
峠の名がふさわしい
富士見峠

ここからは林道をひたすら下る事になる。林道といっても自動車はおろかオートバイも通れないようなゴロゴロした大きな石が転がっている道で、まるで河原の様な感じ。周りをガスに囲まれていてとっても幻想的な風景の中、おしゃべりを続けながらどんどん下っていく。ここは日が差しているときは非常に辛そうな感じがする。
あっという間に、馬立への分岐に到着し、ここからはほとんど平坦な道を進む。行きに通った道であるが、ガスがかかり全然違う場所にいるような錯覚を覚えた。
無事ゲートまで到着し、お疲れ様でした。
←シロハナベニイチゴの群落
↑林道はガスがかかってとても幻想的
↑白い木がっても不思議な感じ
↑ゲートに無事到着です
ここから志津まで行き、志津小屋を偵察する。とても立派な小屋で中もとても広くかなりの人数が泊まることができそう。
目の前に水場があるが、地面から湧いているだけで流れがほとんど無いため、湧かして飲むようにと注意書きがしてあった。非常用としては良いが、ここの水を飲料水としてはあまり期待しない方がよさそうである。
ここからはちぃにぃの車をデポしている三本松の駐車場までの一本道。
林道には恐らく男体山を表から越えて志津まで歩いた人たちと思われる集団が結構あるいていた。
あの林道を歩くのはかなり辛そうである。中には靴を手に持って歩いている人もチラホラいる。ご苦労様です。
駐車場に戻ると男体山から大真名、子真名のガスが晴れていた。我らが歩くときにだけ、ガスがかかっていた様子。日差しの強い中の歩きにならずにラッキーだった。
帰りの温泉は、いろは坂を降りた所にある立ち寄り湯のやしおの湯。ちょうど入った時は空いていたが、つかさん曰く結構混むみたいです。
汗を流し、一服してつかさんと、次回の山行を約束してお別れです。
↑志津小屋へはこんな場所を歩きます
↑志津小屋はログハウスで中もとても広い
↑水場はたまり水なので・・・
↑こんな案内が出ています
↑三本松に戻るとガスが晴れていた