7:05 登山口(林道出会い)発
10:05 お花畑着 休憩10分
10:20 太郎山山頂
1050 山頂発 休憩10分
11:00 お花畑着 休憩10分
11:45 お花畑発 休憩10分
13:20 登山口着
総時間 6時間15分 
実歩行時間 不明(休憩はトータル1時間30分くらいなので、4時間45分くらいか)
声をあげていたのは、お姫様とぢょうおうさま(笑)
どうやらゴミが埋まっているのを見つけて少し掘ったら、
ここほれワンワン状態
掘れば掘るほどどんどんゴミが出てくる。ちょうど別のルートで登ってきていた別の山岳会のメンバーが喜々としながら「ゴミ持って行きます」とゴミを拾っていったので正直助かった。
ゴミを掘っていると周りにいた高齢のおじさま達の声が耳に入った
「昔は穴掘って埋めるのが当たり前だったんだよ」
うーん。少し耳を疑った。色々な人の話を聞いてもそのような傾向があったのだという。過去の行為の善し悪しを今更議論するつもりは無いが、日本人の悪いところの一つでもあるパブリックスペースとか自然に対する意識の薄さ、低さをうかがい知ることが出来た。
いい加減穴も大きくなってきているのでこれ以上は無理と言うことで、仕方なく穴を埋め戻して山頂付近のゴミを拾う事に。
キジうちあと、お花摘みあとに残っている白いお花たちが沢山咲いている場所も綺麗にしてから、風も強いのでとりあえずお花畑に移動してお昼ご飯とすることになる。
2004.6.6 クリーンハイク in 太郎山 その2
↑ゴミを見つけてしまった
とっても嬉しそうな姫とぢょうおう
←出てくる出てくる、ゴミの山
↑男体山をバックに 
これでゴミを拾うべし
お花畑を俯瞰したらこんな感じ
↑お昼の団らん中
自慢の料理の「食え食え」攻撃が(笑)
↑山では何をしても笑顔になってしまう
天気も下り坂なので、お昼の団らんもそこそこに下山を開始。ちぃにぃが大きなザックを持って行ったので、ゴミをザックにたっぷりと詰め込む事に。実はこれが意外と重かった。だってビール瓶とかつぶした缶が沢山あったんです。
ガレ場を抜け、急な岩を降りながらどんどん高度を下げていく。

↑きつく縛れないのでザックの形が
いびつです
↑途中のガレ場は慎重に下る
↑岩場は慎重に下ります
登山道をふさいでいた大きな木もゴミとして持ち帰ろうとしていたリーダーの責任感には参った。
って、タダ道の横にどけていただけです(^^)。
←さすがにこれは持って行けません
ゴミの分別中です
ゴミの収集場所である三本松まで戻って、しばらく待つが会労山の関係者が捕まらない。我ら以外の山岳会の人たちもどうして良いのやら呆然としている。
雨も降ってきたのでそこでみんなで相談して、駐車場に設置しているゴミ箱へ集めて来たゴミを捨てて、光徳牧場へアイスクリームを食べに行き、とっても美味しいソフトクリームを食べてから解散。
その後、湯の湖近くにあるハルニレの湯に浸かってから帰路へと向かう事に
↑分別してゴミ箱へポイ
↑ソフトクリームを食べながら
やっとソフトクリームに
ありつけて満足の姫
←またねー
次は燕かな
感想
登り始める前は「あまりゴミは無いかな」と思っていた。登り始めた時は、軍手を拾った、飴の袋を見つけたと騒いでいた仲間も、少し登り始めると古い缶ゴミなどがチラホラ出てきたので黙々と拾い続ける。
本文にも書いた通り、山頂のゴミには正直ビックリした。かなりの量のゴミだったので、おそらく大々的にゴミの穴を掘り捨てていたのであろう。「昔は・・・」の様なことは本当だったのだろう。でも頂上で聞いたあの言葉は「昔はそれが当然だった」という事を擁護しているように聞こえたのは自分だけであろうか。
その当時の価値観では問題なかったのかもしれないが、ゴミを捨てる事自体の善し悪しは時代と共に変わるものでは無いと思う。少なくとも今回の様なクリーンハイクで来ている我らに対して聞こえるよな声で発言をするそのような感覚が、この様な事態を生んでしまった原因の一つだと思う。(その発言をした人もゴミ拾いにきていたのであろうが・・・)
まぁ、一つの救いとしては最近のゴミがあまり目立たなかったこと。特にペットボトルなどのゴミは登山口周辺に一つだけ転がっていただけであった。
最近はマナーも結構向上していたのには安心できた。

とって良いのは写真だけ、残して良いのは足跡だけ
(最近はその足跡も問題にはなっているが)を心していきたいものである。

山の感想を少しだけ
太郎山の山頂は360度の眺望があり、それまでの急坂の苦労が一気に報われるものがある。日光の山々は当然の事ながら、至仏山から燧岳、平が岳、会津駒などの山々がまだ雪景色を少し残しながらお出迎えをしてくれた。今回の登山道は急坂で最後まで展望も少ないので、次回は山王帽子経由で行ってみたい。
日光の山は初めてだったが、意外と我が家からも近いし、登り始める地点の標高が高いので、あっという間に高山地帯に突入できるのがとても良い。
早速次の予定(女峰山)へと行くことになる)をたてねばならない。