小田代ヶ原は山と森に囲まれた湿原で、戦場ヶ原はそれをさらに巨大にした感じ。
戦場ヶ原は車道のほうからしか見たことが無いので、逆側から見る景色はとても新鮮。雪の中、真っ直ぐに延びているクロスカントリーの踏み後が何ともうらやましい(でも湿原には入らないようにしないとね)
ここからは木道づたいに夏は遊歩道になっている道を進む事に。
事前に仲間から木道の間を踏みぬかな様にとアドバイスを頂いていたので注意して進む。案の定、先頭ちぃにぃが叫び声を上げながら木道の間を踏み抜く。・・・がしかし、圧倒的な前進力のおかげか、はたまた運がよかっただけなのか、踏み抜いた足は何事もなかったかの様に前方へと進んでいる。
ここでコツを一つ「
足が沈み込む前に反対の足を前に出せばよい」なにか冗談みたいな話だけども、以外と真実をついているのでは無いかと自画自賛。でも本当は慎重に歩くのが一番。
木道の付近を歩くときは、皆さんご注意を。特に体重のある人はより注意が必要かも。一見堅い雪のような場所でもそれが木道の間だったりすると足が沈みます。体重が重いと特にね(笑)
2004.2.8 日光戦場ヶ原で雪と戯れよう  その2
↑戦場ヶ原から見た男体山→
↑解るかな? 木道の間の隙間です
そろそろ疲れもたまってきた頃に、戦場ヶ原の反対側に三本松茶屋と赤沼茶屋の建物が大きく見えてくる。
あと30分くらいかな。と思いつつ、相変わらず新雪を見ると足跡を残して進む。
まっすぐ歩いたらとっくに到着しているなぁと思いつつも、新雪を見るとどうも入ってみたくなる。
雪道はおもしろく、見た目は全く同じような雪質かと思うと、足が全然沈まない所とそれこそ膝まで一気に沈んでしまう箇所が数10cmの範囲で点在している。
そんなこんなで無事赤沼に到着。
↑赤沼小屋に到着です
↑三本松茶屋からみた男体山
約4時間余りの行程で、そのうち実質は2時間程度の歩きだった。
率直な感想はスノーシューは雪の上を歩けるといっても、それは靴と比較したときの程度問題。
必ず雪の中に足は沈むので、ただ歩くといってもそれはそれなりに抵抗が大きいため、夏に同じ道を歩くのとは違ってやっぱり疲れる。
でも、それを補って有り余るくらい楽しい。普段絶対に入る事ができない林の中の新雪。小さなくぼみ等、所かまわずに歩き回れる快感はすばらしい。
いつものゲレンデスキーでも新雪を見るとそそくさと滑りに入っているが、限界があるので今回はとても楽しかった。

帰りはこれまた仲間から紹介された、日光湯元温泉の「ハレルニの湯」に入る事に。
鄙びた建物から入り、離れにかけ流しの湯船がある。硫黄臭がプンプンとしていて、硫黄泉大好きのちぃにぃは満足。最近寝不足だったせいもあり、湯船では思わず眠ってしまいそうになるくらいの心地よさ。
体を洗ったりするには不便だが、温泉ってこれだよね。って言わせるような温泉。
かなり気に入りました。ちなみに1人500円です。
←お風呂小屋です
やっぱりビールだぁ(爆)

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景色
wmv形式 20秒 394kb
汗も流して、一服してから、TOMOEさんが「華厳の滝」を見たことが無いというのでちょっと寄ることに。
人もまばらな中、エレベータで観瀑台へと。料金は1人530円とちょっと高めだったのが玉に瑕。
でも冬の華厳の滝もまたすばらしい。一通り記念撮影も済まして、いざ帰路へ。
スノーシュは以前から興味があり、どこに行こうかと色々と計画を練っていた。
一体雪の中をどのくらい沈まずに歩けるのかとても不思議だったが、自分で思っている以上に浮力があることにビックリした。今回レンタルしたのは、メーカーはTUBBS製。スノーシューハイク専用の大きめのもので、アイゼンに相当する爪はつま先とかかとの両側に小さいものが少しだけ着いている。
山登りを専門にするなら、MSRなどが良さそうだが、今回のような新雪の中を楽しむには今回レンタルしたような大きめのスノーシューがよいと思う。と言っても比較した訳では無いが、浮力などを考えるとそう思う。
自分は体重が約80kgで、ザックなどの荷物を会わせると恐らく優に90kgは越えていたと思う。この様な状態で小さめのスノーシューでは恐らく今回のような楽しみ方は難しいと思った。
あと、靴で普通の道をあるくより時間はかかるし、疲労もたまりやすいため、夏の歩行時間と比較はできないと思う。特に今回の用に新雪と戯れる場合はなおさらの事。
歩く距離がある場合は、クロカンの方がよいと思った。ということで次回はクロカンに挑戦することに。
とにかく何にせよ、雪の山への初挑戦は「ものの見事に当たった」
次はクロカンを体験しようと思っているが、
これ以上楽しい事が増えてしまったらどうするか、真剣に考えないといけない時期は、、、、、とっくに過ぎている(爆)
全般的な感想