2003.11.16 奥多摩の隠れた名山 蕎麦粒山へ その2
名もない尾根の下りは道も良く、ヨコスズ尾根の登りより歩きやすい感じがする。でも思った以上にとっても急な下り坂で右手に見えるヨコスズ尾根がどんどん高い位置に見えてくる(要するに一気に標高を下げているって事です)
あっという間に倉沢林道に到着。ここで怪しげなオブジェを発見。また道も陥没している。
あんまり人も来ないんだろうなという雰囲気を醸し出している林道を歩き続けてやっとのことで車道に到着。でもここからまた難関が待っていた。

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これが噂の走るクマよけです(笑)
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↑尾根の急な下り坂です。恐らく林業関係者専用の道なんでしょう
↑怪しげなオブジョ
恐らく鹿の頭蓋骨なんだろう
↑倉沢林道終点間近では道が陥没していた
とっても大きな名もない四段の滝です→
車道に出てから東日原に行くまでにはトンネルを通過することになる。このトンネルは1kmもある。トンネル手前にバス停があり時刻表を見ると一〇分位待つとバスがくる。でも料金が高いので歩くことに。いい加減倉沢林道で歩き飽きている中、最後のトンネルの歩きはとっても辛かった。トンネル途中では案の定バスに抜かされるが、まぁしょうがないよね。
と言うわけで30分歩いて無事駐車場に到着。さっそく近くにある酒屋さんでお疲れ様の特製の泡の出る麦茶を購入して乾杯。
すっかり酔いもさましてからいざ温泉に出発。
鳩ノ巣駅の近くにある一心亭へと。ここは蕎麦が有名の様だったけど、時間が遅かったので食事は出来ず、温泉のみ浸かる事に。
温泉はとても良いが、料金が1000円とちょっと高い。でも観光地価格なのでしょうがないのかな。
11/16 9:00  東日原駐車場
11:35 一杯水避難小屋着 12:05発
13:00 蕎麦粒山山頂着   13:20発
14:00 名もない尾根分岐
15:00 倉沢林道終点着
16:00 車道着
16:30 東日原駐車場着
総時間 7時間30分 休憩等1時間20分 実歩行時間 6時間10分
今回は何年かぶりの奥多摩の山となる。以前川乗山に登る途中のバスで出会ったおばさま達と話をしたときに蕎麦粒山の話を聞き、いつかは登りたいと思っていた念願も達成。
時間の都合で天目山(ミツドッケ山)に行けなかったので、これは次回のお楽しみに取っておくことに。
山の感想は、「とっても疲れた」 。ここのところの山登りには無かったくらいのとても激しい筋肉痛になってしまった。アミノバイタルもしっかり摂取したのに。
やはりあの下りがとても効いたのかと思う。日帰り登山は上り下りを一日でこなすため思った以上にきついことを再認識した。
奥多摩は紅葉シーズンのまっただ中とテレビで紹介されていたこともあるので、帰り道の奥多摩駅周辺は大渋滞となっていた。おまけに片側一車線の工事をしているので渋滞に拍車をかけたのにも参った。
今回、我が家から奥多摩に行くのは中央高速の八王子から奥多摩へ抜けるのが意外と時間もかからず、外環−関越−圏央道を行くより全然便利でかつ安価であることは新発見となった。奥多摩も意外と近いのでまた通うことになるかもしれない。
      
今回のコース