2003.9.20−22 岩と信仰の山 立山&剱岳 その1
      
9月20日 一日目 
海の日に北アルプス表銀座を縦走した時に、「また行きたいね」の言葉を残して楽しい一瞬を過ごした仲間達と今度は信仰と岩の立山縦走&剣岳へと向かう事に。仕事の都合などから前回の参加者は全員参加にはならず栗山さんとはまちゃんと我が家の4人で恐らく今年最後になるであろうアルプスへと向かう事に。
一週間前までの天気予報は晴れ。はまちゃんの念願の「
槍ヶ岳を見たい」という願いも叶えられるはずが数日前から台風が突然発生。なにやら怪しげな動きをしている。秋の天気はこれだからちょっと困るなぁ。
とりあえず台風とにらめっこしながら出発することに。
向かうは立山アルペンルートの基地である扇沢。さて台風の心配と本格的な岩場を初めて経験する仲間達のウキウキ&ドキドキした気持ちを乗せた車は順調に扇沢の駐車場に到着し、前夜祭を済ませ朝までのしばしの仮眠。
朝はガスがかかるが何とか天気は持っている。天気も悪いせいか余り人もいない。荷物を詰め室堂までの約2時間あまりの移動時間
↑扇沢の駅に向けて出発
↑トローリバスの出発待ちの渋滞
まるで朝の山手線波の混雑→
←クリックすると動画(WMV形式 170kb)
↑待ち時間ばっかりのアルペンルート
ロープウエイ手前の黒部平にて
↑やっと室堂に到着
室堂は曇りだけど雨は降っていない。立山連峰も雲に見え隠れしている。ここから雄山大汝山へと縦走をはじめる。まずは縦走の起点となる一の越まで遊歩道をのんびりと歩く。約40分で一の越到着。ここからやっと本格的な山登りが始まる。
↑一の越からみた室堂 箱庭の様
↑雄山への登りは急登から始まるガレ場
↑振り返ると一の越山荘
↑前夜祭様子 当然ビールは欠かせません
↑出発前に荷物の整理中 雨はなんとかなる?
↑最後のトローリーバスでやっ座れた↑
約一時間で立山頂上にある雄山神社に到着。雄山の頂上ではお祓いを受けるが、なぜ頂上に登るために500円もの金額を支払う必要があるのかとっても不思議。でもお金を払わないと頂上に行けないし・・・
お祓いを済ませると銘酒立山の御神酒を少し頂く。お祓いの途中から雨がポツポツ降ってきた。早く終わらないかなぁー。
↑富士山、白山と並ぶ霊山の立山
↑雄山(3003m)の頂上でお祓いを受ける
神主さんは早口で何をいっているのか意味不明
雄山神社は本当に神社だった→
神社でお汁粉を頂き、雨具を着込んで出発。ここから大汝山−富士の折立−真砂岳とつづく3000mの空中散歩。雨は降ったりやんだり、風が強くて手がかじかんでくる
↑雄山の出発前にはいポーズ
↑大汝山(3015m)にて
↑富士の折立付近から見た室堂
↑やっと剱岳が顔を出し始めた
↑ガスが取れダムのアーチが見えた
↑黒四ダムが眼下に見える
別山乗越を越えると剱沢が見えてくる。ここから約40分位の下り。剱沢のテント場に無事到着。雨は何とかなっている感じ。早々にテントを張り、夕食をとる。
今回はキムチチゲを試してみた。とっても美味しく、残りの鍋でキムチ雑炊を作るとこれがまた最高の出来。寒さもぶっ飛ぶおいしさだった。
食事を済ませ、4人で持参したワインで軽い宴会をしながら明日の予定を相談する。台風が心配だが、とりあえず朝の天気を見てその日の行程を決定することに。晴れますように、せめて
台風が直撃しないようにと祈りながら眠りにつく。
←キムチチゲがとても美味しく、ご飯がすすむ↑
↑残りの汁で作ったキムチ雑炊がとても美味