2012年初体験が沢山の北の大地 2012/8/3 8日目 その1


朝は6時前に起床です。天気はあんまり良くない感じなんだけど、ガスが山の中に彷徨っているだけみたい。
時々空が見えています。

まずはコーヒーを淹れてから、朝を始めます。

パンは食パンとピザっぽい感じを出してみました。
意外といけましたよ〜
だいたい起床してから約2時間程で出発できるのが我が家では早いほうなのですが、今回は朝ご飯をまったりと頂いたので起床してから2時30分ほどで出発です。
まずは恐山へと向かいます。

薬研温泉から恐山までは20km弱ほどのワインディングがあるんだけど、これがなかなか楽しいんです。

直進安定性が強いバイクでワインディングがきらいな人にはちと辛いみたいですが・・
恐山にはバイク専用の駐車場があります。
サイドスタンドがめり込むのを防止するいたなどが置いてあります。

我が家はほぼ一番の到着で、そそくさと準備を開始します。

ナンの準備かって?
それはお風呂セットでーす。

恐山は硫黄泉でも有名です。近くに行くと硫黄独特の臭いがプンプンして硫黄泉大好きな我々はそれだけで顔がにんまりしてしまうほどなんです。
まずは受付をします。
拝観料は500円です。

見物&お風呂をセットで500円なら安い物です。
朝が早いこともあるので空いています。

昼間とかに来ると混んでいるんだろうな〜
恐山には湯船が3つあります。

二つは男湯で一つが女湯です。
いずれも同じような感じの湯船で当然無料です。

泉質はこんな感じです。素敵でしょ(^。^)

・含鉄・硫黄-ナトリウム-塩化物泉 
・源泉74.4

こんな感じの雰囲気のある湯船です。
朝早いので人は全然いません。
お湯は熱くも無くとっても気持ちお湯ですよ〜

これが一番大きな建物です。
人が居ないのが良いでしょ〜


恐山は曹洞宗のお寺で892年に開山したというから1,000年以上の歴史がある由緒あるお寺なんだよね〜

しかし昔の人は何でこんな山の中にお寺を作ったんだろうね〜

硫黄に荒れた山と、カルデラ湖である宇曽利湖(うそり湖)に神秘さがあったカラなんだろうね〜
これが極楽浄土へと向かう道です。
コースとは逆のコースで歩いています。

その時の様子は別の旅でも書いていますので、興味がある人はこちらを見てみてね〜
東北をガンガン回っている旅のレポの中にありますよ〜
で、奥に見える湖の畔が極楽浄土の象徴とされている極楽浜です。

地獄を経て最後は極楽に行くことができる?なんて感じなのかな。

今回は時間もあまりなかったので最短距離をさくっと歩いただけですが、
今度はじっくりゆっくり歩いて見ようと思っています
(Byけいこ)
以前来たとき、お風呂に入っているのをうらやましそうな感じで
見ていたオジサンが居たけど、外の売店にはしっかりタオルが
売ってあります。忘れた人はここでゲットしてから拝観しましょう(笑)
さて、今日の一つの目的を達したのでまずは下北半島を抜けます。
陸奥湾沿いのまっすぐな道をたんたんと南下します。
基本的には黄色い車線が多いので前にトラックなどがいるとペースが遅くなるのでちと辛い道です。
でも、時々白破線になるのでそこではすかさず前に出ます。
このあたりも北の大地と同じような何も無い荒涼とした雰囲気の中を右側に陸奥湾を見ながらマッタリと走ります。
やがて、野辺地の市街に出てからは国道にでて浅虫温泉へと向かいます。
このあたりはホタテがとっても有名で銘産なので、あちこちにホタテの看板が林立しています。
このあたりでお腹が減ったので何かを食べようと食事処を探すんだけど、食べることができるお店がほとんど無いんです。

国道沿いの道なんだけどね〜

なんてしている内に、浅虫温泉の道の駅まで来てしまいました。
このあたりから天気は急速に回復?というより雲が取れ始めて暑くなってきました。
浅虫温泉の道の駅はビルになっていて最上階には温泉があるんだけど、今日は改装中とかが理由で開いていませんでした。
まぁ温泉としてはあまり良くないのでお奨めはしませんが・・・

浅虫温泉がどうのではなく、ビルの中にある温泉はちとなんだかなぁ〜って感じですので。

で、お昼ご飯は色々迷った末に、銘産であるホタテのラーメンを頂きました。

これもあまりお奨めは・・・(笑)
お食事を済ませた後は売店を散策してみました。
すると下北ワインが置いてあります。
値段はちと張りますがどれも美味しいので試してみても良いかもね。
わさおのグッズが置いてあります。
単なる普通のワンコがここまで有名になり、しかもグッズが発売されるまでになるなんて、ネットの世界は本当に世の中を変えたよね〜

青森県内を見た感じでは他にはこのグッズを売っている所は見当たりませんでしたので、欲しい人は見つけたらゲットしておくことをお奨めします。
これは結構有名な林檎ジュースです。
金のねぶたと銀のねぶたという種類があります。
林檎の味がしっかりしていてお奨めです。

確か1本100円だったと思います。
ちと試してみる価値はあると思いますよ〜
この時期は青森はあじさいが見頃みたいです。
あちこちにアジサイが咲き誇っています。
なかなか撮影するタイミングが無かったんだけど、ちょうど駐車場に沢山咲いていたので撮影してみました。
ここから国道4号を青森市内へと向かって走ります。
ちょうどこの8月の上旬は東北地方はお祭りのシーズンで、今日はちょうどねぶた祭りが始まる時でした。
道の駅で会った若いカップルライダーも「どちらから?ねぶた見に来たのですか」と聞かれたんだけど、茨城なんですが北の大地から降りてきましたという訳の分からない会話をしていたっけね(笑)

で、青森市内に入ると国道脇に桟敷席が沢山設置されていました。
もの凄い数の桟敷が設置されていたんだよね。
さすがねぶた祭りだね。

一度は見てみても良いかと思うけど、今更ハネトになるのはどうかと思うし、まぁチャンスがあればね〜って感じかな(^。^)
青森市内はそのまま通過です。
ここから向かうは津軽半島です。
下北半島をほぼ半周して、お次は津軽半島を一周です。
東北の一番北側に来る機会もあまりないからということでちと大変なんだけど走ってみます。
あとで、けいこにブーブー言われたけどね(笑)
津軽半島の先端に近づくにつれてアジサイがどんどん見事になってきます。
山にはアジサイが群生しているところも沢山あって、見事です。

青森のアジサイはあんまり有名では無いのかもしれないけど、これは一見の価値ありって感じです。
ねぶたを見に来たひとはついでに脚を伸ばして見ると良いと思いますよ〜
アジサイの株も非常に大きい物あるしね。
でも基本的に花の色は青いのが多いような気がしたな。

アジサイは地面の養分によって色が変わると聞いたことがあるんだけど、このあたりの土の養分が基本的に一緒なのかな〜
さて、ここから先は津軽半島の先端と珍しい階段国道です。
日本広しといえども階段の国道はここしかありません。
どんな景色なのかはお次のページで少しだけお見せしますね〜


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