2年ぶりの北の大地 ちぃにぃ編 7日目
テントを設営したままで移動できるのは本当に楽。走るのも楽だし、撤収が無いのが何より素晴らしい。
今日の予定は、開陽台で景色を堪能してから川北温泉に浸かって根室でカニカニカニ。
お腹一杯食べ、けいこは普段お世話になっている会社の人へのお土産を購入して出発しようとしたら、店のご主人が「サンマを持って行け」と奥の水槽からとても大きなサンマを二匹持ってきてくれた。(当然無料)おまけに焼き網までプレゼントしてくれるサービス。
いやぁー二人でこれだけ堪能して2500円くらいという超破格の昼ご飯だった。
朝からとっても素晴らしい天候の中開陽台に向かう。景色は多和平の方が好きだが、やっぱりライダーの聖地とも言われるだけあって、ここから見る景色は素晴らしい。
ここから納沙布岬へと足を進める。納沙布岬は南側(太平洋側)と北側(オホーツク海側)では全然景色が違っている。南側が岬近くまで住宅地が続いているが、北側は家はポツンポツンとあるだけ。恐らく冬に天候の厳しさがこの様な風景に違いを作っているのだと思う。
納沙布岬には「返せ北方領土」と頭文字のついた「納沙布岬」の観光用の看板があちこちにありちょっと食傷気味。一通り観光を済ませ、本土最東端の厠で足跡を残してから中標津に戻る事にする。

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地平線
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途中別海町の街中で対向車がパッシングをしてくれた。左側を見るとお巡りさんが二人青いキップと思われる不気味な物を持って立っていた。こちらの方を見ながら何かジェスチャーをしていたが、交通安全週間に突入している事もあり、速度の制限以外は基本的に交通ルールを厳守していたので無事通過。
でもスピード違反を取り締まっていたのかな。街中の信号が密集している箇所でやっているのはちょっと逆の意味で危険だね。黄色でスピードを出すと、おいでおいでをしているという構図だね。まったく。皆さんも気をつけてね。
別海周辺の牧場の中を軽快に走り抜けテントサイトに到着。
↑「返せ」がない看板です(笑)
←生活している人もいました
充分景色を堪能したところで、一路川北温泉へと向かう。途中の林道は危険な箇所など全く無く、無事到着。女湯は誰も入っていなかったので泉質の異なるお湯を堪能した。男湯は硫黄泉で女湯は鉄分が強いお湯と説明があったが、どちらも白濁していて素晴らしいお湯だった。女湯の方が少し青み掛かっていたかな。ここもかなりお奨めで、今回の旅で入ったお湯では一番良かったかな。
地元の愛好家の方々が管理されているということだが、頭が下がります。
ここで地元の人とけいこが行きのフェリーでお話したトラックの運ちゃんから聞いた「大八食堂」へと向かう。花咲港の近くにある小さなカニ専門店。約2000円位のカニを選んでカウンターに座ると、サンマの塩焼きと鉄砲汁(中身は花咲カニ)とサンマの刺身がなんと無料。ご飯だけは有料とのこと。サンマは今日水揚げされたとっても新鮮なもので、刺身を食べると甘い。
絶品。塩焼きもとっても美味しくご飯が進む。すっかり堪能していよいよ花咲カニに挑む。このカニは実がとってもしっかりしていて味も他のカニとは違ってとっても濃厚。甲羅にあるトゲが非常に痛いのが難点だが、それはそれ、はさみを巧みに使って黙々と食べ続ける。
食事に支度をしていると雨がポツポツ降ってきたので東屋に移動して食事をしていると、上士幌でほんの少しだけ声を掛け合った古いJeepの兄さんが登場したので声を掛け、少し歓談。
彼はおもむろにPCを取り出してネットを開いていた。ここのサイトはAirHが入ると感動していた。
我が家のHPを伝えて、今横に居ますの書き込みをしてくれた(笑)
彼はばんばん@osakaというHNでJIMNY〜な毎日というHPを運営している。皆さん遊びに行ってあげてください。
今日が最後の晩餐ということもあり、持参した焼酎を少し飲み過ぎてしまった。
気分も良く最後の睡眠を取ることにする。
↑ホテルのお風呂にもかかわらず
かなり良いお湯です
お奨めです
↑無料の網とサンマで塩焼き
美味しかった^^
↑東屋に移動して最後の晩餐
↑最後はパスタでした
↑男湯 マウスオンでサービス画像が(笑)
↑愛好家の手作りの脱衣所
↑国道沿いにある看板 目立ちます
湯船から出ても全然汗が引かないので少しのんびりしてから一路根室を目指して南下する。国後島を間近に見ながら野付半島を過ぎ、風蓮湖をぐるっと回ってようやく根室に到着

道の駅 スワン44ねむろにて
ここではネットが使用可能
但しキーボードは使用不可
↑これで2000円です
↑朝水揚げのサンマ塩焼き 無料
↑朝水揚げのサンマ刺身 無料
↑身がたんまり詰まりすぎ^^
↑残骸です 食べると手が痛い
↑お店のご主人 とても良くしてくれました
↑お世話になったお店です
↑カニのイメージ?
最東端のトイレです
↑やっぱり意味不明なオブジェ