2013.9.7-8 山で宴会してえぇんかい in 燕山荘 その1
ある初夏の日のこと、その日おいらは日光から奥の方へバイクへツーリングに出かけていたんだよね。
で、その帰り道のこと。
そうだ、岳岳さんの所にでも行ってみるか〜、って帰り道をちょっとだけ寄り道っして岳岳さんが経営しているカイロプラクティックの医院へ立ち寄ったんだよね。

久々にあったんだけど、「おーぉー良く来たねぇ〜」って何年かぶりの出会いなどではないような気さくさででむかえてくれたんだよね 。
そこで、病院が終わるのを待ってから夕食を共にすることにしました。近くの中華料理屋さんで食事をしながら、当然山の話題になってきたんだよね。お互いに色々とあって最近山はそれほど登っていないということで合意(笑)

そこで、久しぶりに山でも行こうということになって、それなたついでも飲むかということで、手頃な山を考えた結果、燕山荘に行くことに決まりました。以前こんな感じの山行もやったしね燕岳ではなく、燕山荘というところが味噌ね
合戦尾根を登って燕山荘で生ビールを飲んで宴会をしましょう。
山で宴会してえぇんかいの開催が決定した瞬間でした。

で、夏山だと混雑するので夏休み明けを狙って9月7日に決定。まぁ特に 準備はないんだけど、同行の友達とかを探していこうと言うことに。
とりあえず予定も決まったので、Facebookなどを利用して友達を誘い、出発間際にはなんと総勢24名にも達する大盛況の山行になることになりました。

まぁおいら達はここ丸2人ほど山に登っていないんだけど、合戦尾根ならば何度も登ったことあるし、縦走するわけでもないし、おまけにテント担いでいくわけでもないので楽勝モードです。でも、朝から登るのは仕事が忙しかったりして寝不足が続くと辛いので前日は近くの宿に素泊まりをすることにしました。
それ以外のメンバーは皆朝に現地入りの予定でスタートです。

さて、どんな山行になるのかな。楽しい仲間達とのノンビリ登山はとっても楽しみです。
で、登り初めてから3時間20分ほどで富士見ベンチに到着です。
やっぱりこれだけの人数が居ると時間がかかります。
まぁ山はゆっくり登る者だから良いでしょう(^。^)

このあたりからは雨がけっこう降ってきて、いよいよ雨の中の登山になってしまいました。

ゆっこバァは今回テント泊ということで、とっても大きな荷物を背負っています。
まったく元気なお姉さんだこと(^。^)

久々にあったけど、全然変わっていないよね〜
相変わらず登りが続きます。って、今日登りしかないんだよね〜

で、第三ベンチに到着です。
第二ベンチから30-40分ほどで到着です。
この手頃なベンチの配置が合戦尾根が急なことを忘れさせてくれるのかな〜
ここからはキノコにお花たちとかがチラホラ咲いてましたよ。
マイズルソウの実です。
花は白くて可憐なヤツが咲きます。
岳岳さんが先頭を行きます。
後を見ながら、、ペースを調整して登っていきます。
ノンビリ登る山もまた楽しって感じです。
登っている途中に先を歩いている仲間が大騒ぎしているので、何かと思ったら、こんなヤツがいました。
ちょっと震えているみたいでしが、親とはぐれてしまったのかな〜
なんとかお母さんと出会えると良いよね〜
今回は我らはけいことるみちゃんの3人組と、スキー仲間のあっこりん、たまえさん、はっちゃん、ゆみちゃんの4人組の総勢7人です。

スキー仲間の女性陣はパワフルで冬は山を滑って、夏は山を登って宿ではお酒をたんまりという強者達です。

ちなみに、良いパートナーを捜し求めているという噂(HさんとYさん)をまき散らして欲しいということを申し受けて折るので、ここで書いておきます
今回お世話になった松伯という宿です。素泊まりで4500円。一日中お風呂に入ることができる宿です。
夜の12時頃に到着しましたが、宿の人の温かいご好意で問題無くチェックイン出来ました。
ありがとうございます。

で朝は7時頃に中房温泉に到着予定といことで、5時起床で出発準備です。
天気予報は下り坂なんだけど、朝は青空も見えていて、何とかなりそうな予感が。

なんとか天気もって欲しいよね〜なんて思いつつ準備完了で出発。
雨がちょっと降り始めた、というより雲の中に入ってきた感じなので、ザックカバーを付けました。
カッパを着込む人もいましたよ。
でも、ちぃにぃはこんな所で合羽着たら暑くてかなわないから傘で対応です。
樹林帯はこれがベストだよね〜
そろそろ天気も怪しくなってきた感じ。
湿気が多くて暑かったよね〜
けいことるみちゃんは余裕です。
まったりおしゃべりしながら登っていきます。
このあたりから、燕岳というか合戦尾根の特徴でもある花崗岩が良く分かるようになってきます。
花崗岩は非常にもろくて、堅いところと柔らかいところが顕著に別れていて、色々な造形を見せてくれるんだよね。

登山道も気を抜くと滑りやすいのでちょっと注意が必要かな。
自然の威力をまじまじと見せてくれる風景です。
これだけ大きな幹の木がねじられるように折れてしまうんだからね〜
樹林帯の中に、こんな毒々しいキノコが生えていました。
どうも、マスタケという種類のようです。

鱒の実のような色をしているヤツで、旬は短いけど美味しいみたいです。
旬が過ぎると非常に堅くなってしまい食べられないようです

と、山のことで知らないことがないのでは?と思ってしまうデイダラボッチの異名を持つ山本さんからの受け売りですが。。。
第二ベンチに到着です。
第一ベンチから30分も歩かないで到着です。
集団が大きいので、ここでも一休みです。
10分ほど休憩して登り始めます。
まぁこんな感じの道が延々と続きますが、気持ちよい登山道で、整備も良くされているのでとても安心して登ることが出来ます。

左の写真はオオカメノキの実が赤くいろ付いているものです。

この時期はお花たちも一休みで、紅葉もまだという時期なのですが、それはそれで良い感じかな。
第一ベンチまでは約50分ほどの登りです。
ここには水場があるので、ここで美味しい北アルプスの水を汲みます。
とても冷たい美味しい水です。
合戦尾根は北アルプス三大急登の一つであり、中房温泉から燕山荘までは標高差1300m程を一気に登り切る所です。
樹林帯に囲まれているので気がつかないのですが、合戦小屋までの道は意外に切り立った場所を登ることになります。

でも、適当な場所にベンチもあるので、標高差、急さなどを感じさせずに登ることができる素敵な登山道です。
中房温泉までの道は、過去の記憶ではもう少しラクチンかと思ったけど、意外に山深かったなぁ〜

以前、正月に登ったときはこのみちを歩いたんだよねと思うと感慨深いものがありました。その時のレポはここを参照してください感動できる景色にであることができた貴重な経験です。

で、駐車場に止めて早速中房温泉へと向かいます。しかし、この時期になっても第一駐車場と第二駐車場は朝の7時では満杯状態です。天気も良くない予報なのにね。これが夏休みだったらどうなることや
    
合戦小屋への荷揚げ用のケーブルです。
このケーブルに乗りたいという人が続出するヤツです(^。^)
登山口に集まって、自己紹介と一部の仲間達とは旧交を暖めてから出発です。
こんな岩の間だを歩くことも増えてきました。
上の写真の様な所から、コンコンと水がわき出てきています。
プラティパスでは水が汲みづらいので、コップなどがあると便利ですよ。
第一ベンチから1分ほど降りた沢沿いにあります。

水を汲み終えて第一ベンチまで戻ります。