2010.1.30 奥日光でスノーシュー遊び 切込湖・刈込湖
で、そろそろ良い時間となったので出発です。
ここからは涸沼へと降り立ち、沼を横断してから一気に林道までの急斜面を登る最後の難関が待っています。
沼は普段では当然のことながら歩く事ができない場所で、ここもど真ん中を横断しました。
感想
久々のスノーシュー遊びはちょっと前まで風邪で調子が悪く心配していたんだよね。
でも、体力的にもそれほど問題もなく、楽しい一日を過ごすことができました。
久々に山で長い時間を過ごすことと、スノーシューを付けて一日歩く事で筋肉痛でも出るかなと思ったけど、翌日も全然へっちゃらでした。
やはりスキーで鍛えているだけあるのかな(笑)
で、肝心のスノーシュー歩きの感想はというと、もっとパフパフの中で歩きたいと思いつつも、それでは本格的な山登りになってしまうなというのことの両方の感じがしたかなって。
山で雪遊びをするならば、今回のシチュエーションは最高でした。人もほとんどいないし、トレースも無いし、静かだし、時間的にも距離的にもちょうど良いし、それとなんと言っても一緒に歩いた仲間達が非常に楽しい人たちなのでそれが最高っていう感じでした。
欲を言うならもう少し雪が深いと、ダイブができてもっと楽しいかもなんてね〜

日光は我が家から距離も時間もかなり楽に行くことができる山岳エリアであり、高速も宇都宮日光道路しか走らないでいけるので経済的にGoodな場所で、しかもあれだけの自然があるしかも人が少ない場所ということで、いう事なしの場所です。
また機会があれば是非雪遊びをしたいと思いました。

で、コースとかの感じです。
全くの初心者とか山で長い時間を過ごす経験の無い人は歩かない方が良いと思いました。
体力的にはそれほどきつくないけど、エスケープルートは無いし、歩いたら最後まで歩き続けないとダメだし、基本的に寒いのは寒いので逃げ場がありません。
でも、山歩きをしている人であれば、とても楽しむことができる場所だと思います。
しかし、夏に歩いたことが無い人がいきなりあの場所に行くと、コースは解らないかなって感じがするので、夏道を歩いたことがあるか、又は冬歩いたことがある人と一緒に行くことをお奨めします

道は多少のアップダウンがあるし、トラバースする場所もあるので、できるならば、純粋な歩行用のスノーシューよりは横滑り防止の機能が付いたものを装着した方がより楽になると思います。
特に涸沼からの最後の登りなどはつま先の爪だけを便りに登るのは体力を奪う原因にもなりますし。
まぁでもそれではダメと言うほどではないから、それはそれで良しとするかって感じでしょうか。

それからこれはポイントだから覚えておいた方が良いです。
歩いている時は、危険が無い限りキョロキョロすること。
今回もリスが歩いているのを何度か見かけたけど、彼らも人間が怖いと思うのでできだけ姿が見えない様に歩いているんだよね。
でも、木々の中に何か動いているのを視界に捕らえるような歩き方をしていると、ちょっと離れていてもリスたちとかに出逢うことが出来る可能性が広がると思います。
でも、足下もきちんと見ていないと転んでしまうから危険か(笑)

とまぁ毎度のことながら散文になってきたので、そろそろやめにするけど、最後に山歩きをすることは非常に楽しいことだということをまたまた実感することができました。
人ととの出会いがあり、自然との出会いがあり、その出会いが自分自身の色々な感情なり感覚なりを研ぎ澄ましてくれ、色々な考えを引き出してくれるんだよね。

人工物の塊であるゲレンデスキーでは味会うことのできない自然とのふれあいバイクという内燃機関ではなく、移動距離は圧倒的に少ないけれども人間という内燃機関を使った移動によりもたらせてくれるものの大きさ。

いや〜本当に毎回思う

やっぱ山でしょう!を実感です
←下の方に見えるのが涸沼だよ〜
人心地ついたので残り数分をデポしてあったデイダラボッチ号まで歩きます。
駐車場では路面の氷も溶け始めていて多少暖かくなってきたかなって感じでした。

皆で車に乗り込み湯元の駐車場までGo!
↑無事到着です。お疲れ様でした〜

不思議な形のオブジェが出来ていました
下の方からはクロカンというより山スキーで登ってくる若いカップルがいたな。楽しそうだよね〜。やってみたいという思いはあるんだけど、これ以上趣味を広げるわけにはいかないのでじっと我慢の子であったってところでしょうか(爆)
時々林道を外れてショートカットしながら標高を下げていきます。
林間の尾根みたいな場所では色々な場所を歩けて本当に楽しいです。

斜面も終わりかけてきました。
トラバース気味に軽い登りになります

さて登り始めますか〜
ここからは急な下りなので、皆尻セードで降りていきます。

でも、スノーシューを履いていると滑りづらいんだよいね。
アイゼンだと良いけどさ。

でも、何とか滑り落ちることができました(笑)
この後、氷の彫刻を見てから三々五々と解散でした。
皆様楽しい一日をありがとうございました。
スノーシューを外して牧場の売店で、ホットミルクを頂きました。光徳牧場はソフトクリームが美味しいんだけど、冬の間は販売していないみたいです。まぁそんなもんかね。
何度かショートカットをしながら標高を下げていき、時々林道に出てはまたショートカットを繰り返し増す。
林の中からは男体山が見えるのだけど、山頂付近が雲に覆われていて綺麗な円錐形の山容が今一歩見れないのがちょっと残念かな。

クロカンの滑った跡が時々ありました

時々林道をショートカットします
皆と少し外れた場所を歩いていると、どんどん気持ちよくなってきて、斜面を走りたくなる衝動に駆られてきます。
歩くペースを少しは止めて行くと、どんどん加速が着いてきて止まりません(笑)
ガシガシ、ムギュムギュと雪の中をかけずり回ります。
本当ならば、ここで雪面にダイブ〜って所だけど、流石にそれは止めておきました。
だって、雪はそこまで柔らかく無さそうだし、林の中だから枝とかあると痛そうだしね(^o^)

林道をノンビリ歩き始めます。

二番手にはおばさまがいるんだけど、雪が柔らかいのでなかなか手こずっています。ということで、ここは若者の出番ということでけいこが二番手に進み出ました。ちぃにぃは三番手ね(^o^)
デイダラボッチさんがコースを作り、けいこがならして、ちぃにぃが踏み固めるって感じで登っていきます。
でも場所によっては
ちぃにぃが踏み固めようとガンガン踏み込むと雪がガンガン落ちていくって感じの場所もあり、なかなか楽しいです。
といっても、それほどきついところでは無いんだけどね〜
折り返しになるところの急な場所などがちょっと手強い感じくらいかな。

登ります。登ります。
で、沼を渡りきったら目の前は急斜面が待っています
夏ならば15分もあれば登ってしまうような場所だけど、
去年つかさんが登ったときには雪が柔らかすぎて1時間30分ほどかかった見たいです。
さて、今回はどんな感じになるのかな。
早速トラバース気味に歩きます。高度を上げていき、つづら折りに登ります。
先頭は相変わらずデイダラボッチさんです。本当に馬力があるよね〜

この斜面を滑りながら歩きながら降りてきました

木々の間だからやっと男体山が見えたよ
でも、木々の隙間から雪がチラホラと落ちてくる風景はなかなか趣があって良いものです。
なんていうことを考えながら歩いているとやっと平坦な場所まで降りてきました。
建物が見えてきて光徳牧場に到着です。
↑尾根沿いを歩いています
ということで、何度か折り返しながら標高を上げて行くと目の前に林道の横断歩道が出てきました。
あと少しで到着です。そこから少しトラバース気味に歩いて無事林道に到着です。
林道にでると少し先にも集団がいました。彼らは
光徳からスノーシューとかクロカンで登ってきただけ見たいでした。
ここからは夏道は雪が深すぎるので林道を降りていきます。
雪面にはスノーモービルが走った後などがあります。