2008.6.14 2008年の登り始め in 平標山
で、いよいよ山頂間際になってきたんだけど、残念なことにガスが湧いてきたんだ。
風も強くてちょっと寒いくらいなんだよね。
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山頂間際で撮影会です
さて何を撮影しているでしょうか
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地形図とにらめっこしながら、距離を測って、ガーミンで山頂のとの距離を確認して見て、周りの地形を見て、平らな感じの道なんだけど微妙に登り始めている・・・
距離もトラバース道はとうに過ぎているし。。。
引き返そう!ということになり、バイクでも歩きでもUターンが大嫌いなけいこに、おそるおそる「戻るよ」と声をかけてから引き返します。
帰り道に再度注意してみてみると、山頂から下ったところに木で作ったベンチがあるんだけど、そこから古い道の後があります。
しかし植生保護の為に道は閉鎖中でした。
すると前方にフラフラになりながら歩いている若いカップルがいました。両手にストックを抱え、一歩一歩地面を踏みしめながら歩いています。かなり脚に来ているみたい。きっとあの下りの階段でやられたんだろうね。会話も無く寂しそうに辛そうに歩いていました。
ガンバってね〜(後で、もう山なんか行かないなんていわないでね)
昭文社の地図にはトラバース道は書かれていなかったんだよね。確認すれば良かったよ。なんて思っている内に、再び山頂に到着。
ここから予定通りに山の家に向かって下山開始です。
道は階段です。階段です。階段です。階段です。階段です。階段です。階段です。
周りはハイマツというには少し背の高い松が生えているんだよね。でもこれはハイマツなのかな?
標高の割には雪が多いし、風も強い所なので、恐らくハイマツなんだろう。
で、途中別荘地帯を避けるように沢沿いの道を歩かされ、無事駐車場に到着です。
お疲れ様でした。
でも、先ほどの登りと良い、この山の階段は「山登りをしている人が作った階段」と思わせるほど絶妙の段差なんです。
絶妙というほど褒める必要は無いかもしれないけど、他の山の階段は非常に辛い物が多いから、ここを絶妙と感じてしまうんだろうね。
まぁそんなことはどうでも良くて、階段をガンガン下ります。ノンストップで下ります。
で、無事平標山の家に到着です。ここは営業小屋なんだよね。谷川岳からの縦走路で肩の小屋とここ山の家のみが営業小屋なんだよね。
ここで大休止です。山頂方面を見るとガスがとれ、青空が広がっています。雪渓も見えるし、目の前には三国山、遠くには赤城山から赤城高原の雄大な景色も見えるし、結構良いです。
しばらく休憩してから、下山開始。とその前に、美味しい湧き水がガンガン流れていたので、プラティパスの中身を交換して一杯に詰め込みます。下山開始なのに、けいこと二人で4Kgの重量増です(笑)
さて、ここからは谷沿いの道を下ります。南向き斜面です。
木々が青々としてとってもきれいなんだけど、暑いです。風がありません。だって谷なんだもんね。
しかも、登山道が階段です。階段です。階段です。階段です。階段です。階段です。階段です。階段です。階段です。
9:12 |
登山口出発 |
10:53 |
松手山 |
12:12 |
平標山着 |
12:56 |
平標山発(第一回目) |
13:32 |
平標山発(第二回目) |
14:06 |
平標山の家着 |
14:23 |
平標山の家発 |
15:00 |
林道出合 |
15:52 |
登山口到着 |
総時間 6時間40分 休憩1時間30分
歩行時間 5時間10分 |
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することありません(^o^)
でも空がきれいだな
しかし、ここからがまた苦行の林道歩きです。山登りで何が一番嫌いかというと、この林道歩きなんだよね。
しかもそれが、帰りだったとするともはや、義務感だけで歩く感じです。当然展望なんて無いし、花もあんまり咲いていないしね。
とか何とか言いながらも、結構いいペースで歩きます。
途中けいこが膝が痛いと言い出したので、少しペースを抑えて、それでもガンガンノンストップで下ります。
で、約35分で林道との出会いに到着です。ここで、長かった階段ともおさらばです(笑)
←とってもきれいな小屋でした
中には入らなかったけどね
←ショウジョウバカマの蕾も見ることが出来ました
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時々ガスが晴れて青空が見えてきたんだ。すると既に無くなりかけた雪渓があり、あぁ〜滑りてぇ〜なんて叫びながら標高を下げていきます。遠くに山の家が見えてきます。
で、登山道はというと相変わらず階段です。階段です。階段です。階段です。階段です。
途中、山頂をトラバースする道跡に出ました。地形図の登山道は信用できない物が多いよね(^o^)
で、ガスと非常に強い風の中、階段の道を下ります。下ります。下ります。
景色はガスです。でもかわいいお花たちが心を和ませてくれます。
で、しばらく歩いて行くと、トラバース道がある・・・無い・・・また少し進むと、トラバース道がある・・・無い・・・
お食事を済ませたので出発。で、国土地理院の地形図を見たところ、平標から仙ノ倉山へ向かうと、平標の山頂をトラバースしている道があることを見つけまたので、少し山頂を谷川岳方面へ歩いてからトラバース道を経由して山の家に向かうことにしました。
他のグループも「お花見に行く」といいながらそっちのコースに向かっている人たちもいたからね。
今回は久々に行動食のみでは無く、ラーメンを作ることにしたんだ。家にインスタントラーメンが余っていたから何だけどね(^o^)
レジャーシートを引いて、低木の陰で風をよけながらお食事タイムです。まぁこんな山頂での過ごし方もたまには良いよね。
なんて思っている内に山頂へ到着です。予定通り12:15、約3時間程でに山頂に到着です。
山頂の展望はガスでした(笑)
でも、とっても沢山の人たちで賑わっていたな。
感想
今年初めての山登りだったけど、意外に疲れなかったな。さすがに冬に沢山スキーした甲斐があったって感じかな。
でも、帰ってきて翌日くらいからふくらはぎがもの凄い筋肉痛になっていたんだよね。
これは、下りの階段にやられたって感じです。
平標は本当に階段が多いです。
特に、平標山の家へと向かう谷筋の道は、ほとんど階段といって良いほどです。
松手山経由ならばそれほど気になりませんけど。
山の感想は、とにかくお花たちが多かったという印象が強いかな。
特にハクサンイチゲとイワカガミとシャクナゲが目に付いたな。本文にも書いたけど、この標高でハクサンイチゲがあんなに沢山見ることが出来たのは本当に意外だったよ。
それとイワカガミが場所により、薄いピンクから濃いピンクと非常に楽しませてくれたのも印象的だったかな。
それから帰りの林道での出来事も書いたけど、このルートは意外に厳しいルートの様な気がするな。
初心者が歩くとかなり辛いかもしれいないので、注意が必要かもしれないな。
でも、景色も良いし、お花たちも多いし、プチ稜線歩きも楽しめるから、結構良いなと思います。
また行ってみたいと思わせる山だったな。
次回は、谷川岳から平標までを縦走してみようかと真剣に考えてます。今回は山頂から奥はガスで真っ白だったけど、あの雰囲気からするととっても素晴らしい稜線歩きが楽しめそうだしね。
本気で計画たててみるかな。
残念だったのは、シラネアオイが沢山みれなかったことかな。
でも、今年最初の山歩きとしては大満足の平標でした。