2006.1.22 近所で雪山 in 筑波山 その1
土曜日に東京で10cm、茨城で15cm程度雪が積もった。
久々に結構積もったななんて思っていたら、日曜日は晴れの予報。
この雪を有効に活用すべく、以前ネット仲間(というより大先輩)のBAKUHIBARIさんが雪の筑波が楽しかったというのを聞いていたので、是非行ってみようとけいこと相談して決めました。
土曜日の夜に計画書を作成して、日曜日の朝に登山道具の準備をしてから出発。
こんなにあわただしい山行も初めてだったけど、まぁ何とかなるもの。
筑波山までの道は国道をメインに走ったこともあって、ほぼ問題なし。
旧真壁町方面から筑波高原キャンプ場を目指して山道を登っていきます。
途中前方からランクルに乗った人が来て、雪道をゆっくりすれ違う時に、なにやらもの言いたげな顔でこちらを見ていた。恐らく君の車では無理だよ。といいたかったのだろうと思う。
確かに、普通のレガシーならちょっと無理だったと思うけど、我が愛車はランカスター。なんと地上最低高は20cmもあり、ランクルなどと同じくらいなんです。
タイヤの径が小さいので走破性は劣りますけど、大抵の場所なら何とかなってしまうんです。
で、ほとんど踏み後のない新雪の中を筑波高原キャンプ場へ続く林道を走っていきます。
←我が家の前も結構積もりました

こんな林道を走りました
最後のカーブを抜けて、駐車場へ向かう坂道で「これは無理だ」と思い、引き返す事にしました。
向かうはユース跡地。ここは何とか登ることができ、駐車場には我ら以外には一台もいない状態。
ここからキャンプ場へと向かい、女体山へと登っていきます。

けいこはアイゼン装着中です

雪の深さはこんなもの
当然足下は12本爪アイゼンを装着して。ザックにはしっかりピッケルを付けてからね(笑)
でも、6本爪アイゼンでは結構辛い場所がかなりあったので、12本爪は大正解だったかも。
林道をとぼとぼと歩いていると、先ほど我らがUターンした場所で、ランクルとエスクードのコンビが電柱に車のお腹をこすりつけて立ち往生していました。やっぱりあそこで引き返して正解正解。
無理は禁物だもんね。

ストック片手に出発です

そのポーズはスキーの真似なのかな(笑)
無事キャンプ場へ到着すると、踏み後が2本ほどあります。でもどうも昨日に付けた足跡のような感じがします。
ということは本日は我らが一番乗り(^o^)
雪の浅い場所で20cm程度、深い場所では35cm程度に雪が積もってます。
わざと人が歩いていない場所を選んで、プチラッセルを楽しみながらキャンプ場を抜けて本格的な?登山道に取り付きます。

まずはキャンプ場を
通り抜けます
本格的といっても、それは筑波山。でも雪がしっかり積もっているのでなかなか手強いです。
しっかりと足を踏み込まないと12本爪でも滑ってしまいます。なめちゃ行けない百名山(爆)って関係ないよね。
←ここらあたりがキャンプ場の
一番上の部分です

登山道に入りました
でも新雪は意外と滑るのが良く分かりました。アイゼンが雪に食い込むムキュムキュという音を楽しみながらのんびり歩いていきます。
途中笹の上に積もった雪の中を歩くと、まるで雪が50cm程も積もっているかの様な感じになり、とっても楽しめました。
1時間程も歩き続け、稜線に近づくと人の話し声が響いてきます。女体山の手前にひょっと出ると、
長靴を履いた猫ならぬ、登山者達が沢山いました。
←ここらあたりは、笹の上を歩きます
フアフアしていてとても楽しめます
やっぱり観光地なのか、スニーカーを履いた人たちとか、スカートの女性などが歩いています。
でもこちとら完全な雪山装備で、12本爪とピッケル持参(笑)
女体山へと向かう階段を、岩と雪のミックスゾーン(爆)と想定して登ります。
なんか場違いな雰囲気ににもめげずに、しっかりピッケルを持ちながら記念撮影をしました。
なめちゃいけない雪山だからね(^^)

男体山の山頂です
この山は
遠目に見る方が良いよね(笑)
何故かって、それは行ってみてください
解りますから
←女体山の山頂も人であふれてます

一応記念撮影を
ピッケル持ってますが、
カバー付けっぱなし(笑)
でも、雪山だから必携だよ