2003.7.19ー21 久々の北アルプス 燕-常念縦走 その3
テントも張り終え、燕山荘で一服したので、燕岳へと向かう。空は相変わらずの曇天。裏銀座も見えず。時折谷から吹き上げる強風が体の熱を奪っていく中、コマクサと奇岩の間を抜け燕岳山頂へと。
           
↓砂礫の中を歩く
↓女王様の登場
ハイマツの間に隠れるようにシャクナゲ群生→
←コケモモも顔を出す
←チシマギキョウ達もお出迎え
←奇岩の中を抜け山頂へ↓
↓今回最高にお気に入りのショット
(眠り)姫達の競演→
←ハードな気象条件の創作
燕山荘から燕岳までは緩やかなアップダウンが続く砂礫帯の道。
途中コマクサ、シャクナゲ、コケモモ達が競うように咲いていた。
途中には奇岩がたくさんあり、霧の中とても幻想的な風景を醸し出していた。
山頂にはいわゆる立て看板が無く、地面に山頂マークがポツンと埋められているのでおきまりの集合写真は撮れず、皆の手をとった所これがGood!だった。
本当は北燕岳まで往復の予定だったが、あいにくの天候のため中止し、テン場へと帰ることになった。
天気が良ければ裏銀座から槍穂高を長めながらの空中散歩を楽しめるところであるが今回はちょっと残念。
帰り道なにやら黒い物体が目の前を飛んできた。
おやっとよく見るとこれが雷鳥。曇って展望の無い中を歩いていた我らへの最高のご褒美となった。
テント場に戻るとなにやら人だかりがあり、見ると崖のそばに雷鳥の親子連れが。
お花たちと雷鳥の競演に我ら六人衆も天気の悪さも忘れて大満足
↑燕岳からの帰り道では、はぐれ雷鳥が空を飛んできた
↑燕山荘の裏手にいた雷鳥の親子 子供はウズラの様にかわいかった