2003.7.19ー21 久々の北アルプス 燕-常念縦走 その1
北アルプスは何年ぶりだろう。本格的に北アルプスを歩くのは一昨年の白馬以来。
燕岳に登ったのは初めての北アルプスで槍まで歩いた5年前の話。
今回は最近よく山に登っている仲間達と6人のテント山行きを計画。以前から夏に山に行こうと話しており、鳳凰三山もいいなぁと言っていたが海の日を利用して3日間あるとなるとちょっともったいない。けいことも相談し、他の仲間も初めてなので北アルプスの表銀座の縦走に決定。
事前に訓練登山も行い、作戦会議と銘打っての飲み会を行い、準備万端整えいざ梅雨明け直後の好天の中、槍と穂高の展望を楽しみながらの空中散歩をしに行きましょう!ということになり計画を実行へ移す。

本当は7人の予定でいたが、直前に体調不良のため一人が不参加(今度は一緒に行きましょうね)になってしまったことがちょっと残念。
当日はあちこちで参加者達を拾いながら出発。眠り姫達は既にビールを飲み終え本領を発揮中。TOMOEさんとちぃにぃが運転を交代しながら一路穂高駅へと目指す。
本当は梅雨明けしているはずが天気予報は曇り&雨。何で晴れないのぉー。どうやら雨のコビトさんが我らの仲間入りをしてしまった様子。
無事穂高駅に到着し、穂高神社の駐車場に車を止め、持って行ったテントと車に分かれて約1時間ほどの仮眠をとる。
朝4時頃、どこからともなく現れた早起きじいさんがみんなを起こして、準備開始。今回の山行きのために前日ほぼ徹夜で仕事をかたづけていたemiちゃんも眠い目をこすりながら起床。眠り姫のけいこも何とか目を覚ます。既に予約客を待っているタクシーが列を作っている。
本当はバスで中房温泉まで行く予定だったけど、できるだけ早く出発したいということになりタクシーで出発。
      
目的地へ向かう途中
姫達は既にビールを片手に・・・
既に2時をすぎているのに
やっぱりビールを
穂高駅の看板はとっても立派です
皆でタクシーに乗り込み出発
無事中房温泉に到着し、靴ひもを締め直し、出す物を出してから記念撮影
これから北アルプスの三大急登の一つ合戦尾根へと挑む六人衆
重たい荷物をもって初めて登る人たちは戦々恐々の思い。
5年ぶりに登るちぃにぃ&けいこは「どんなとこだったかなぁ」と思いつつ登り始める。
第一ベンチまでのんびり歩いて30分。歩き始めはかなり急な登りで「やっぱり三大急登かぁ」と実感する。
ベンチの裏側から谷に下るとコンコンと水が湧きだしている。ちょっと手をつけているだけでもビリビリと痛くなるほど冷たくて美味しい水。中房温泉で入れた水をすかさず入れ替える。
第一ベンチで荷物を整理中
今日は一年でも一番混む海の日を挟んだ連休のせいもあり、人が次から次への湧きでて
くる。
約45分歩いて第二ベンチに到着。ここも人であふれかえっている。
空は曇り空。でも時々日が差し、振り向くと信濃富士の別名を持つ有明山の頭が顔を出している。
ゴゼンタチバナ(↓)、ギンリョウソウ(→)がお出迎え
第二ベンチをすぎると雨がポツポツと落ちてきた。暑い時は雨で濡れるより汗でぬれてしまうので、本降りになるまで我慢我慢。
でも樹林帯が時々切れる箇所に来ると雨粒が大きくなっている。周りの人たちもあきらめ顔でカッパを着だすので我らもあきらめて雨具を取り出す。(→)

約50分位(内雨具装着時間が約10分余り)で第三ベンチに到着。
カッパを着ているが気温が低いため意外と汗を書かずに登ることができた。
でもこんな時は傘で過ごすのもGoodかも。ねっ栗山さん(→)
ここから富士見ベンチまでは急な道を登る。途中から雨も止み
カッパを着ているのがつらくなるが、そのまま富士見ベンチに到着。
富士見は有明山(信濃富士)が正面に見えるから?
5年前に登ったときは本当?の富士山が見えたのでそれも由来かな?
かすかに見えるのが有明山→
←富士見ベンチではカッパを脱ぎました
7月19日 曇り時々晴れ時折雨