2000.8.18〜21  念願の赤石岳縦走  page2

13:20
「小赤石岳」3081m
14:00
「赤石岳」3120m
「雷鳥」君に出会った
なぜか雷鳥は人を見ても逃げない
山頂からみた聖岳方面 今日歩いてきた荒川三山方面 赤石岳の山頂で
もう一度はいポーズ
16:30長かった一日も終わり
今日の宿「赤石小屋」に」到着
8月21日
朝から天気の悪く
カッパを着こんで8:30出発
汗だくになりながら
9:40無事に下山
椹島に到着
途中は雨だったのに
ここはとっても良い天気
バスの時間までちょいと
一服 またビールかよ!
バスに乗る前に・・・
お疲れ様!

南アルプスは正式名は赤石山脈といい、その主峰である赤石岳と荒川三山へ向かう。
この山域は南アルプスでもアプローチが非常に長く車で登山口まで行くことができない非常に不便な所。
前日の夜に出発。途中の公園で仮眠し、のんびりしながら椹島までのバスの発着場である草薙第一ダムへ到着。今日はバスで移動するだけなのでとってものんびりとバスの時間を待つ。(昔はバスが無く10km以上も歩いて移動したと言っていた)
専用のバス(東海フォレスト)は山中の山小屋に泊まるととっても割安となる。

初日 移動のみ
二日目
6:50椹島−8:30小石下−9:30清水平 10:30清水平−13:30千枚小屋着
 総時間6時間40分 実歩行5時間20分
椹島から比較的のんびり出発。ダラダラと登ると、左前面に明日登る予定の荒川三山と赤石岳の雄姿が現れる。林間コースを登り、突然現れる池を眺めながら今日の目的地千枚小屋に到着。小屋の周辺は一面のお花畑。少し時期を過ぎていたけどとても綺麗でのんびり散策する。この周辺の山小屋は北アルプスとは異なり、板敷きの寝床にみんなで並んで就寝する仕組み。到着時刻もとても早かったので、ビール片手に小屋の親父と阪神タイガースの話で盛り上がる。夜になるが余り疲れていないので寝付きが悪い。

三日目
5:35千枚小屋出発−6:15千枚岳−7:35悪沢岳−9:10荒川中岳−10:10荒川小屋 11:35荒川小屋−12:10大聖寺平−13:20小赤石岳−14:00赤石岳−14:35赤石岳−16:30赤石小屋
 総時間10時間55分 実歩行8時間15分 
今日は赤石小屋までの長丁場。朝薄明かりの中出発。千枚岳へ登る途中で森林限界を過ぎ景色が良くなる。目の前に悪沢岳がよく見える。千枚岳に着くと汗ばんでくる。突き抜けるような青空の中、悪沢岳に到着。今回の目的の一つをクリア。ここから三山縦走。
中岳は山頂の目印が後少しで崩落しそうな位になっている。暫し休憩をとり、赤石小屋までのダラダラ下り。お花畑がとても綺麗で写真を撮りまくる。赤石小屋ではポカポカ陽気に中で非常に長い昼食をとる。ここから赤石岳への登りが始まる。遠くに見える赤石岳に向かい延々と登り続ける。小赤石岳では先行の登山者から雷鳥の親子がいると聞きつけ赤石岳へ急ぐ。雷鳥の親子は居なかったけどはぐれ雷鳥が足下もチョコチョコと歩いている。赤石岳山頂ではドンドン天気が悪くなってきた。ここから赤石小屋まで最後の一踏ん張り。いつもの事だが、下りとなるといきなり時間も距離も長く感じる。何とか小屋に付きほんとに長い一日も終了。
赤石小屋はとっても大きく、人であふれかえっていた。

四日目
8:35赤石小屋−9:40椹島着
 総時間1時間5分 実歩行0時間55分 
朝から雨。雨具を着こみ出発。少し歩くと暑くて雨に濡れているのか、汗で濡れているのか解らない位のビショビショ状態。夏の雨はとっても厭。途中一回の休憩のみで無事椹島到着。ここはとっても天気が良かった。ロッカーにしまっているテントを乾かしバスを待つ間ビール片手にのんびり過ごす。バスで草薙ダムに着き、近くの温泉で一風呂浴びてから帰宅。

荒川三山と赤石岳の縦走は、とても歩き後たえのある、でも景色もとってもよい気持ちの良い山でした。
お花畑もたくさんあり、花の名前を調べるのが一苦労。
今度は聖岳への縦走も良いかも