バッチテスト 二級 奮戦記

↑この時は合格間違い無い 自信満々です(笑)
で、検定当日。
                          

けいこがなんだか緊張している見たい。どうも夢にスキーが出てきた様子(^o^) 試験とかのプレッシャーには弱いんだよね。意外と。
ちぃにぃは、緊張の「キ」の時も無く、普段と一緒。検定の事など余り気にもならない感じ。
で、受付を済ませてから時間まで数回最後の復習を。
時間となり集合してから検定バーンへ移動です。
ここ八方尾根スキー場は級別に検定を分けて行います(これが普通なのか知りませんが)。
検定バーンは白樺ゲレンデの上部の斜面(白樺第3リフトから降りた地点から始まる急斜面です。場所は後で図解します)
まずは大回りからスタート。スタート順は17番です。けいこは18番です。
順番待ちをしている間も、ちぃにぃは余裕シャクシャク。緊張感全く無し!けいこはすごく緊張しています。人の滑りを見て、「ふーん。結構スピード出す人もいるんだ」なんてとりとめもないことを考えていたんだよね。
で、いよいよちぃにぃの大回りからスタート。昨日言われた事を意識しながら斜面を下ります。
大回りを5-6回ほどしてゴール。自分では「まぁ良いかな」という感じ
続いてけいこがスタート。いつもの感じで滑って無事ゴール。
ここで初めて気がついたんだけど、八方尾根の検定はその場で点数を表示してくれるんです。
で、けいこの得点を見ると65点。見事及第点です。
ちなみに2級は65点が基準で、4種目の総合が260点で合格になります。
ちぃにぃの点数は見られませんでした。これがまたさらなる失敗への道へと。
続いて中回りへと。
イメージはターン弧の大きさを左右統一し、スピードは出さなくてもよい(スピードをコントロールする)という感じ。(というコーチの指摘でした)
無事終了。得点は65点。けいこも無事終了得点は65点
続いて小回りに。
小回りは一番得意としている種目で、さんざんコブ斜面とかでスキーの操作は練習してきたもんね。でもまだまだ駄目だけど・・・
これも無事終了。得点65点。けいこも65点。
さて、残すは総合滑走のみ。
この時点で、ちぃにぃは大回りも当然65点以上でているとおもっているので、総合滑走を無事終了できれば合格と思っていた。
当然けいこも同様。
で、総合滑走は一段下がった場所からスタート。
大回りから開始して、中回りをいれて、最後に小回りを少しで、中回りに戻して無事終了。
得点は65点。この時点で合格したと確信
けいこもそつなくこなして65点。見事合格と確信
で、終了後の総評が検定員からありました。
ターン弧は三日月形が理想です。切り返し直後に急激なターンをしている人が非常に多いので、その辺を注意してください。二級に必要なことは、ターン弧と左右のターン時の切り返しのスムーズさです。今日の受験者は全体的にターンをしているというよりスキーを振っているだけという印象が強かったです。今後もっと練習してください。
といった感じ。言外にレベルが低いですというコメントでした。
ここで事後講習という制度があるようで、自分の駄目なところをワンポイント指導してくれる見たいだけど、ちぃにぃは絶対に合格していると確信していたのと、参加者が多そうだったので遠慮してしまいました。今考えると参加した方が良かったかな。例え合格していても何らかの指導はあると思うし。
で、発表まで少し時間があるので、食事を取り、時間が来たので八方尾根スキースクールに入っていき、壁に掛けてある掲示板を見ると・・・
本当は「合格」の二文字が立てに二つ並んでいるはずが・・・
下の方にしか「合格」が無いでは無いか・・・
一瞬「けいこが落ちたか〜」なんて思ってしまったんだけど、その実態はけいこは無事260点で合格、ちぃにぃは見事259点(大回りが64点)で不合格。
                  
あちゃ〜、、、最初に点数を見ておくんだった。といっても、その後の種目で加点がとれたかと言えば???だけど。
受付で合格の証書(すごい小さいんだこれが(笑))とバッチを受け取り、コーチ達に拍手され、けいこは笑顔です。

で、ちぃにぃの気持ちはというと、不思議なことに「悔しくなかった」んです。非常に淡々としていました。
なぜ、大回りが64点だったのかということを理解出来ません。未だに理由は良く分からないんだけどね。
思い返すならば、ターン弧が多少いびつだった、最初の左ターンで急激なエッジ操作をしていたかなって感じです・・・
それでも明確な理由は・・・って感じです。事後講習受けておけば良かったと思ったのは後の祭りだね。
何かの試験を受けるということ自体20年以上無かったから、当然試験に落ちたという経験も20年以上ないし、でも悔しくないんだよね。不思議と。
その後、隣のスキー場に準指動員とかテクとかの講習に来ていた仲間と合流して滑ることに。
皆、開口一番「何か失敗したの?」と。ちぃにぃは「いやぁー・・・良く分からない」と。
まぁこれ以上の詳しいお話しは止めておくとして、とにかく落ちたことには変わりないしね。
それから2-3時間程あちこちの斜面をみんなと楽しく滑ってバイバイです。
久々に周りの人が全て自分より上手というグループで滑り、自分の下手さかげんを身に染みて実感させていただく良い機会になりました。
家まで帰る車のなか、けいこはワープ中(笑)独り淡々と運転していると、脳裏に不合格という事実が突き刺さってきた。
なんか、もの凄く悔しいぞ(笑)
けいこが起きたときに「なんかすごく悔しいんだ」といったら、笑われた(^^;)

結論
落ちた理由は、恐らくターンの質が悪かったため。というより、質の悪いターンをしてしまうという技術力の不足ということかなと分析。
それと、これが一番の原因だと思うんだけど、集中力と注意力の不足と試験を舐めてかかりすぎということかな。
前日の事前講習の時から大丈夫というコーチの言葉と、自分自身の何の根拠も無い自信過剰な思いから、試験に望むという気持ちが出来ていなかったこと。
技術面はさておき、精神的な未熟さというか、持ち前の傲慢さが落ちた最大の原因だね。
でも、逆にこれがとても良い経験になったかなって感じです。
あのまま合格していたら、天狗の鼻がもっともっと伸びていたと思うしね。
神様は見ているんだなと実感です。
反省m(_ _)m
けいこは、普段通りの動きができたので無事合格かな。
合格した直後は、もうあんな緊張感はいやだから、二度と受けないだってさ
その緊張感の有無が合格と不合格を分けたんだろうな。
けいちゃん、無事合格おめでとう。しかも伝統と実績のある八方尾根スキースクールだから、ちょっとは自慢できるかもよ。

と、このままでは終わることは出来ません。
当然二級は受かっておかなければならないもの

ということで、色々と勉強を重ねて、次の機会を待つことにしました。

八方尾根のバッチテストについて
日程 2007/2/12
試験科目 SAJ 二級
試験コース 下の図を見てね
                  

大回り 中回り 小回り 総合滑走 合計
ちぃにぃ 64 65 65 65 259 不合格
けいこ 65 65 65 65 260 合格
 
という八方尾根スキー場での二級バッチテストのお話しでした。

リベンジは翌々週の尾瀬岩鞍です。
続きはしばしお待ちを。
↑見事合格おめでとう!