2011年 2012年 準指導員検定レポ  こんな人が指導員になってよいのでしょうか(笑)

このまま検定に臨んでも良いのですが、そのまえにもう一回専門員から教えを受ける機会がありました。
レベルアップのための2日間の講習会です。
参加は任意でそれなりに費用もかかりますが、上手になるためにはお金を惜しんでは駄目だというむちゃくちゃな理屈でもって参加しました。
で、日程がきついこともあって他の東京都の競技会などと重なってしまい、コースなども限定されてしまいました。
それでも地元の協力もあり、白金にセパレートコースを作ってくれていてそこで種目別の講習を行います。初日の午前とと二日目の午後は班別で講習です。
で、ここで言われたことは大きく二つです。
・小回りで脚を捻る動作がどうしても気になること
・大回りでターン後半で外足が流れてしまうこと、板にまっすぐに荷重をかけられずに膝が内側に折れてしまっていること
これは前の稿でも書いていることです。
まずは小回りなんですが、色々と調整をするのですが、なかなかうまくできません。色々と試してみますが、何をやってもあまり改善は見られず、前回までは○と言われていたんですが、今回は○とは言ってくれません。この時期に合格点に達しているのかいないのかが解らない状態で滑るのは非常に不安ですが、逆にそれも狙いだったのかななんて、今になって思ったりして・・・
結局これは検定前日になってやっと解決策が見つかることになったんだけどね〜

次に大回りなんですが、これは外足を体から離す動きをできるだけ止めてみることと、膝が内側に折れているというので、がに股状態で滑るようにしてみました。何度か滑る内に、良くなってきたよと言われ、さらにそれをつづけると変わったね〜良いのではというお褒めの言葉を頂きました。
でも、この滑りはどこかしっくりこないのです。違和感があるというような状態ではなく、なんか間違っている気がして仕方なかったんだよね。
で、そんなこんなをしながら頭もすっきりしない状態でレベルアップ講習会も終了です。

残すところ中5日で検定です。どこか中途半端な状態で、少し不安があるなかで検定を迎えるわけです。
で、今回の検定も前回と同様に金曜日から現地入りです。
ここではMコーチに最後のチェックをしてもらうことができるようになっていました。
前日まで暖かい日も続き雨なども降ったからなのか金曜日は朝からガスが出ている状態でバーンはものすごくかりかりで条件としては最悪に近い状態です。
朝ファミリーコースで合流してA単位から順番に検定種目を最終チェックです。
A単位は関係ないのですが、人の滑りをみるのは役にたつのでMコーチのコメントを聞きながら見ていました。ここでやっとA単位(谷回りの制動系のみね)をどう運動すれば良いのかということを理解できました。Mコーチのアドバイス・指摘はやっぱりわかりやすいです。
基本的に、等速等圧スタンスは変えずというある意味何もしていない状態を保ちながら滑るというなかなか難しい課題です。
やっぱり、A単位は鬼門だなと改めて実感です。本当にA単位が無くて良かったよって感じです。

で、お次は小回りです。不整地小回りと小回りを連続して検定バーンで実施します。
でもここでも言われたことは捻る動作が強いのが気になるということです。できるだけ板に対してまっすぐの体制を意識するのですが、どうもうまくいきません。まぁ大丈夫だと思うけどねというアドバイスを頂きますが、ちょっと不安が残ります。

で、お次は大回りです。フリーと同じコースでフリーの練習の時も大回りで滑ります。
今日のバーンは非常に堅くてエッジがかかりません。そのため外足を伸ばす動きをするとどうしてもシェーレンの動きになってしまいます。けいこにビデオを撮影して自分で見るのですが、自分が思っている駄目な動きの通りに駄目な動きになっています。
まさに自分のイメージと見た目が一致している状態です。駄目な方にね(笑)で、色々とアドバイスをもらうのですが、どうしても直りません。
Mコーチも左ターンがどうしても気になるというのですが、もはや根本的に直している暇はありませんので、仕方なしです。
前日に色々と教えていただき、非常にためになりました。本当にありがとうございましたって感じです。この様にしていただきありがたいことです。
で、そこからはセルフで最終チェックを行います。
まずは小回りです。
白金で何度か滑ります。で、その時のこと、非常に上手な人が目の前を滑っていきました。その姿を後ろから見ていた時、「これだ!」と思うことがありました。
小回り中に下半身の捻りを全然使っておらず、しかしながらきちんとターンをしている運動をしているではありませんか。
早速その動きをして滑ってみます。けいこに見てもらったら「良いじゃん」の一言。何度か滑りますが、良い感じになっています。
そこで今までの滑りを考えた見たら次のことができていないことに気がつきました。
股関節の動きを意識できていなかったこと
・荷重をターン内側に移動してからターンを開始する動きを意識できていないかったこと

 要は谷回りの部分でスキー板を進ませる動きをせずに板を回す動きをしていたこと
1月まではこの様な動きをきちんとできており、1月の検定ではばっちりだった動きが従来までのちぃにぃの滑りに戻ってしまっていたんです。
やっぱり違和感・意識して滑る大切さを身にしみて解りました。
これで何とか小回りはOKという自信が湧いてきました。

で、お次は大回りです。
何度か滑るのですが、基本的に指摘されたことを直すことができません。
そこで試してみたことがあります
・外足を長く見せるためには内脚をたたみ込む運動を良い大きく意識してみること
最後の一本でこれを試してみて、これで明日臨む予定でいました。
何となく大回りは今年も駄目かと思いつつ、帰路につく途中でMコーチにばったりとお会いしました。
その時に「内脚の・・・」と話をしてみたら、開口一番「それは良くないよ〜」というお言葉が・・・
先ほど最後の滑りと思ってやってみたことが全否定されたような感じです。
うーーん、困ったどうしよう。
それから検定の受付を済ませて宿に戻ります。
そこからモンモンと考える時間が過ぎていきます。
それと先ほど最後に撮影したビデオを見てみたところ、内脚をたたみ込んだ直後に外足がくるっと回ってしまい、きれいなターン弧を描けていません。
見た瞬間にNGとわかるものでした。
で、ここまで考えた結果出した結論として
・外足を伸ばすという意識を捨てて、スタンスを一定に保つように滑ろう
でした。
これは両足同時操作をするのではなく、二軸運動意識は持った状態で、外足の余計な運動をしないで滑ろうということです。
今自分にできる対処療法としてはこれしかないという強い思いで出した結論です。
これで駄目ならしかたないと割り切りから出た結論でした。

なんてことをやっていたのですが、実はちぃにぃは実践種目以外に理論検定があるんですよ。ということで、前日の夜はお酒はほんの少しだけ頂いてお勉強をしていました。
でも、今回は前回の反省もあったことからかなり真剣に勉強したので、最後の確認程度です。

天気は雪になっています。明日は雪がどれほど積もるのか・・・バーン状況はどうなるのか・・・大回りはどうしようか・・・なんて色々と考えていたのでなかなか眠れなかったんですが、、今シーズンの集大成となる検定の前日の夜は更けていくのでした。

ちなみに明日の検定は、初っぱなに小回りからスタートで、大回りは最後の班になるという今のちぃにぃには一番良い組み合わせになりました。
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