2011年 2012年 準指導員検定レポ  こんな人が指導員になってよいのでしょうか(笑)
<01 序章>
それまでスキーとは雪と戯れること、自分で工夫して技術を磨いていることを楽しむことを目的としていたんだよ。
それが、有るレベルまで来たときに当然のことながら我流では越えられない壁がでてきたんだ。
ただ滑るだけ、斜面を降りるだけという観点であれば、普通のスキー場であれば降りる(滑るのではなく降りるね(笑))ことができな斜面はなくなり、そこそこのレベルでこなす(滑るのでなくこなすね(笑))ことはできるようになっていたんだよね。
でもさ、周りを滑る上手な人を見ていると、どうしてもそのように滑ることができず、何をすれば良いのか想像もつかなかった状態が結構続いたんだな。

で、行き詰まった有るときに、元全日本女子のアルペンチームの監督も長年勤めてきた市村さんという方がブーツ研究という主題で無料の座学を開いているのを見つけてちょっと参加してみたんだよね。
そしたら、目から鱗が落ちるとはこのことかというほどのショックを受けました。当然のことながらスキー運動には理屈があるんだということについてね(爆)
それから何年かたったときに、その市村さんがシーズンインキャンプを丸沼高原スキー場で開催するのを見つけて、参加してみたんだ。
そこで教わったことがちぃにぃのスキーとの関わり合いを根本から変えることになったんだよね。

そこで教わったことは非常に単純で、外足の使い方なんだな。
今のSAJの教程で言うところの外脚従動ね。

ターン前半から体の外側に長い軸を作るためにはどの様な運動をすれば良いのか、どうすれば無駄な力を使わずに楽にスキー運動を行うことができるのかという考え方。
今のSAJの教程で言うところのニュートラルポジションの作り方だね。
この考え方を教わり、二日間の講習で今までの滑りが一変しました。
今までの滑りはウーーーンと脚とか全身に力を入れて踏ん張るような滑っていたんだけど、力を抜いて関節の使い方を工夫することできれいなターン弧を描くことができるようになったのだな。

まさに自然で楽なスキーだったりして。今から5年以上も前のことだけどね。
といっても、ほんのちょっとした変化だったんだけどさ。でもこのちょっとした変化が全然違う動きになっていたんだよ。
で、偶然そのキャンプでお会いしたYさんが所属しているスキークラブの行事に参加してみないかとお誘いを受けて2月の菅平へと行くことになりました。
で、そこではじめてスキーというスポーツについて、具体的な講習をしてもらったんだよね〜
それまでは10年以上も前に一度スキー教室に入ったことがあっただけで、よくわからない教え方、理論/理由を説明しない教え方などに辟易してスキー教室には近づかなかったんだよ。それ以外はバッチテストを受験し始めて、事前講習の時にちょっとしたアドバイスを受ける程度だったんだよね。
それ以前からも自分の滑りはビデオで見ていたんだけど、「何かが違う」という状態を解消することはできなかったんだ。
で、スキークラブに入ってそこで一級の事前講習とテストを受けたんだけど、その時にスキーというのはどの様な運動をすれば良いのかということを初めて(正確には二回目)教えてもらったんだよね〜
それに対して自分が今まで感じていた色々な疑問を投げかけて、それに対して一定の回答を得ることができたんだ。
なるほど、スキーというのはこんな風に滑れば良いのかという世界を垣間見た瞬間でした。
で、その時に受けた一級検定はみごと合格。フリー滑降では加点もあったというものだったんだよねぇ〜(^_^)v

その時にスキークラブにそのまま加盟して現在に至るわけです。
これは今から遡ること3年前の平成21年2月のことです。


そこから年に数回開くクラブ行事で色々と教えてもらいながら、どの様に滑れば良いのかということを自分なりに考えていく日々が続き、でもどの様に滑れば良いのかはなかなか理解できず、悶々とした日々を過ごしていました。

で、平成22年の夏頃にあったクラブの飲み会の時に、来年準指導員検定を受けてみないかと言われ、まぁそれなら受けてみようなかなんて思ったのが運の尽き。

準指合格へ向けての長い長い道のりが始まったわけです。一級に合格してから2年後に挑戦ということになりました。

こんな軽い動機で準指導員検定を受検しても良いのでしょうか?なんて疑問は全然湧きませんでした(笑)
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