2008-9年シーズン スキーつれづれ
去年までの自分は全て捨てました(笑)
今まで自分が正しいと思ってやってきた自己流が如何に中途半端な知識と先入観による物であったかと言うことを痛感させられました。
今シーズンは今までの自分とは全く違う滑りができることを目指して、新たなる気持ちでチャレンジしていきたいと思う今日この頃です。
そもそもなぜこの様な事を思ったかというと
11月末に以前から気になってはいた冬龍門というスキースクールにシーズンインキャンプとして参加したんです。
その時に、コーチである市村さんという元全日本の五輪代表だった方に色々と教えてもらったことがきっかけだったんだな。
スキーの基本とは何か!
ということをもの凄くシンプルな形で実現するための方法を教えてくれたんです。
ちぃにぃは、知っている人は知っているとおり、もの凄くこだわりが強く、自分が好きなことでは納得するまで色々と考える質なんだよね。
で、人から教えてもらうときも、「なぜそうする必要があるのか」ということを自分が分かるまで考えるんだよね。
で、それがスポーツであれば、その「考え」をどの様にして自分の体で「実現するか」ということを考えるんだよね。
だから、「いいからこうしないさい」とか言われても納得できないし、なぜそれをすることが一番良いと「教えている人がどう考えているのか」ということを聞きたいんだよね。
例えその考えが自分とは違っていたとしても、その人が考えた結果であり、それを教えてもらう立場である以上、なぜそうなのかということを必至で考えて理解したいと思うんだよね。
まぁこれが逆な方面に行ってしまうと、ちぃにぃ自身が「知ったような気持ちになってしまう」こともあるし、自分に「都合の良いように解釈してしまう」こともあるし、果ては「中途半端に理解した単なる偉そうなヤツ」になってしまうことが多いんだけどね(爆)
まぁそれはそれとして、シーズンインキャンプで教わったことは、最初は言葉では何となく理解できたようなできないような感じで、体では全然理解できなかったんだけど、その後数回にわたりゲレンデで練習した結果、何となく言われていることが理解できたような気がしてきたし、実際に自分の滑りが根本的に変化してきたことが分かったんだよね。
ちょうどその時のキャンプでご一緒させて頂いたY氏というSAJの指導員の人からもとても有効なアドバイスをいただき、それも併せて実践すること数回、けいこと二人でビデオを撮影し合いながら何とか今のような滑りまで到達してきました。
まぁそれがこんな感じなので笑ってやってください。
で、つれづれに思ったこととして
年末にも冬龍門でコーチをしてもらったときのこと
コーチが、「ちぃにぃさん、全然良くなったじゃないですか」とお褒めの言葉を頂いたんだよね。まぁ半分セールストークもあったのは否定できなけど、コーチが説明したことを理解しようとして、それを練習して、実践して、その結果が自分で出ていると思ったときに、そのコーチから「できている」と言われたときの快感は「やめられまへん」
しかもそれが自分が好きなことであればあるほどね。
またその時の会話で
ちぃにぃ「自分がしてきた今までの滑りはいったい何だったんでしょうね。本当に意味のないことをしてきたんだと実感しました」
コーチ「今までの努力があったから、克服できたと思った方が良いですよ。今までやってきたことは決して無駄にはなっていないと思います」
と言われたんだよね。
これもセールストークが盛りだくさんの言葉だけど、ある意味ど真ん中を突いている言葉かな。
でも、その直後にコーチから「そう思わなければやってられないでしょ」って、しっかり落とされたのは言うまでもないけど(笑)
自分が悩んで、どうすれば良いか分からないとき、どうして出来ないかが分からないときに、的確なアドバイスを与えなぜそれをしなければならないかという具体的な理由の説明と、それをコーチが身をもって実践できることのすごさにちょっと感動しました。
教えることの難しさと、簡単さとは紙一重であり、教える立場と教わる立場の差を理解することの簡単さと難しさを考えさせられました。
まぁ、こんな感じでスキーつれづれは終了します。
さて、次はこの滑りでSAJ一級を受験してみます。
周りの人から(とくにけいこからは)、「最大の問題はちぃにぃの態度だよ!」と言われ続けているので、真摯な気持ちで自分の出来ることをきちんとやってみたいと思います。
さて、どうなることやら
ちゃんちゃん