2022年 三年越しの九州の旅 二日目 2022/5/1
朝起きてから外を見ると晴れているので昨日の散歩とは別の方角へとお散歩に出かけました。 ちょっとみたらトヨタの本社がすぐ近くにあるということで、ぐるっと回って見に行ったけど、別にな〜って感じ(笑) 色々な人から教えてもらったけど、この辺りは豊田市のトヨタ町というところみたいで、 トヨタ本社ができたので地名を後付けしたみたいです。 左足の肉離れから2週間ちょいの期間を経ている中で少し走ってみたけど、まぁなんとかなりそうな感じです。 これまで色々な治療とかリハビリを丹念のしてきた結果だね。 で、宿に戻って今日のお昼ご飯の予約をするので先日探していたところに電話をしました。 で、一杯です。だってさ。 まぁGWなので仕方ないか〜 って、いうことでお次のお店に電話したら、少し早めに来てもらえれば大丈夫ですよと、 調整してもらいました。ありがたいことです。 筍亭(じゅんてい)という京都料理のお店で、 この時期は筍づくしのコースがあるので、それを予約しました。 洛西コースというもので、かなり奮発しましたが、今後一体食べることができるのかということを考えて、 旅の格言である「値段を考えない」をモットーにしてお願いしました。 |
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さて、今日は大阪までの移動なので、ノンビリです。 とりあえず唯一の目的である お昼を京都で食べる以外はないからね。 さて、今日の予報は午前中は雨。 でも西から雨雲が速いスピードで東に流れていく予報なので、 おいらが西に向かうとすると一定の時間だけが 雨になるということ。 |
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出発するときは雨では無かったけど、 すぐにでも雨になること、高速道路を走ると言うことで カッパ装着してスタートしました。 まずはセブンイレブンにお立ち寄り。 珈琲をゲットして先に進みます。 この時点では雨は降っていません。 |
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ここからは伊勢湾岸道を西に向かいます。 この道はとても広くて三車線で走りやすいんだけど、 橋を幾つか越える時にとっても高い場所を走ります。 港周辺でもあるため、風が強いことが多くて、 バイクで走るのはいつも嫌な感じがするんだよね。 特に海を見ていると高さ何十メートルもあるような場所を 下に見ながら走るのはなかなか嫌な感じです。 で、少し走ると雨がポツポツと降ってきて、 カッパ翔着していて大正解。 雨かかなり強く降っている中、 風も非常に強い中であの高い箸を走るのは 嫌だな〜なんて思い包む先に進みます。 できるだけ左側の下を見ないように安全運転で走ります。 周りの車もスピードを抑えながら走って、 幾つかある箸は無事に通過。 相変わらず雨は凄いです。 |
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ここからは四日市に抜けるところと滋賀方面に抜ける 分岐を幾つか通過します。 この辺りの地理感覚は何となくは出来てきているけど、 高速道路はどんどん繋がっているので、 何処に行くのかが良く解りません。 まぁ京都方面に向かうのであれば問題はないということで、 適当に進みます。 滋賀の山の中を抜ける中でたくさんのトンネルを過ごし、 鈴鹿SAでちょっとだけ休憩。 雨は多少小降りになってきた感じです。 バイクの人達もかなり多く、 二人乗りのカップルがとても多いのが印象的だったね。 ここから先に進むと、更に高速道路は良く解りません。 案内見ながら適当に進みます。 |
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瀬田の手前で名神高速道路と合流する辺りでは大渋滞です。 車線数が多いのとSAがあるのと、合流があることが加わって大混雑する場所です。 バイクなのでスイスイ行くのですが、車だとちょっとやな感じですね〜 で、東名高速に乗ってからは順調になり、かつ雨はほぼやんできた感じです。 ナビをセットしたけど、京都東?で降りる案内が出ているので 洛西に行くのにそんなことはないだろうということで、大津SAで一旦止まって確認。 |
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ナビ通りに進むとろくなことが無いのは、 いつものことなので無視して京都南で降りることにしました。 京都市内は結構渋滞もあるし、 でかい信号も多いのでのろのろ進みます。 桂川駅から桂駅を抜けて洛西方面へと到着。 目指す筍亭は非常に解りづらい場所にあり、 ナビでもまともに案内してくれないという Webサイトでの紹介出ていたけど、 通りに看板があったので難なく到着。 でも、この場所はナビがなしでは辛いな〜って感じです Webサイト |
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お店について、番頭さんが出てきて少し会話をしながら カッパを脱いでお店に入ります。 全てが個室の和室でたくさんの部屋が阿智ことにあります。 竹林の中にあるお店で、 恐らくその辺りで取れた筍を出してくれるんだろうね〜って 期待は膨らみます。 仲居さんも丁寧に色々と配慮してもらっているし、 とても良い感じのお店です。 まぁバイクでなければお酒を飲みながらという 感じなんだけど、それは仕方なし。 今が旬の筍を楽しもう。 |
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今回のお品書きです。料理は予約してあったので準備万端でいてくれました。 ここからは美味しい料理の数々を紹介します。 |
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右下にあるのが筍の粕漬け、絶品です |
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この土佐煮がうまかった |
で、出てきた筍尽くしはとても美味しいものばかりです。 しかも食べたことがないような味付けのものもたくさんあり、 かつまるごとの輪切りの高さ3cmはあろうかという 土佐煮は絶品です。 柔らかな中にも筍のしっかりした食感と、 ダシのおいしさといったら本当に美味しいです。 |
筍のゼリーです。穂先を柔らかく煮ています |
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筍のお寿司です |
竹の皮をめくるとこんな感じです |
これ以外にもとにかくたくさんの筍料理が次から次へと出てきて 、女性では食べきれない位の量です。 おいらも一生懸命残さず食べるのに苦労した位です。 最後の筍ご飯もとても美味しく頂きました。 |
筍の天ぷら これもコリコリしていて美味しかった |
筍のサラダです |
定番の筍ご飯と筍のお吸い物 なにげにある柴漬けの漬物が美味しかった |
高級料亭って感じのところです。 |
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筍林に囲まれた場所にあります |
ここで筍を採っているみたいです |
この時期にしか食べることができない筍づくしの絶品料理をすっかり堪能しました。 いずれも生ではなく、少しだけ湯がいた状態で出してくれているようです。 料理を持ってきてくれる仲居さんと少しずつの会話も楽しみながら、美味しい料理に舌鼓。 至福の時です。 筍だけであれだけ色々な料理をしかも美味しく作れることに感心です。 |
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ここから大阪まで一走り。 天気は急速に回復してきており、青空も見えます。 カッパを着ていた時間は2時間ほど。 この先は雨の予報がないのでカッパを着ない状態で いたいけどな〜 |
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名神高速から大阪の環状線?へと進みます。 少し時間があるので大阪城でも立ち寄ろうかとナビを 入れて指示通りに走ります。 東京の首都高速は解りづらいという話も聞きますが、 大阪の高速道路も勝る劣らず良く解りません。 まず地名が解らないことと、位置関係が解らないからね〜 東京でいうと、霞ヶ関と大手町、銀座、渋谷、神田などの場所が 解らないと案内出ていてもそれだけでは 目的地にはたどり着かないかもね。 で、大阪も同じでどこで降りれば良いか解りません。 一応大阪城近くで降ります。 お城の周りをぐるっと回るけど、 バイクを止める場所が非常に限られているみたいで、 しかも都心なのでバイクを止めるにも憚られるので くるっと一回りして大阪南港へと向かいます。 |
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ここでも、ナビをセットして進みますが、 ナビの案内と高速の分岐が非常に解りづらくて 降り口手前にある右への分岐へ間違って入ってしまい、 神戸方面へと。 まぁ時間もあるので良しとするが、 淀川を何度も違う橋で渡ることになりました(笑) 港へ渡る手前の大きな交差点では おまわりさんがもの凄い目つきで車の流れを見ており、 おいらは黄色になった瞬間に交差点に入っていたので、 まさか止めないだろうと思いつつ走って無事通過。 そこから南港のターミナルへと。 バイクも結構止まっていてさすがGWだね。 |
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バイクがたくさんいました。 二人乗りの人達もたくさんいるし、盛況です。 まぁいつものことながら年齢層は高いけど、 若い人も多いことが印象に残りました。 以前はBMWとハーレーしかいない感じだったのが 最近は色々なバイクが勢揃いしてます |
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で、いよいよおいらの九州の旅、 三年越しでコロナに翻弄されていた中での旅立ちです。 受付を済ませていよいよ乗船に。 さんふらわーはどれも基本的に同じで、 バイクは地下の一番奥の方へ止めることになっています。 大洗便と違ったのは、地下二階まで降りたことかな? |
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で、一番びっくりしたのは バイクでも二人乗りで船倉まで降りてきていたことですね。 これは大洗便でも仙台便でも新潟便でもかならず 同乗者は歩いて乗船してくださいという案内があったんだけどね。 雨なぞ降っていて甲板濡れていると結構危険だと思ったけど、晴れていたからなのかな〜 で、船はきりしまという新造船のようです。 とても綺麗な船でした。 |
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今回は段取りも解らないので何も持ち込みはなしで、 全て船内でゲットすることにしました。 ビールもそれほど高くないし良心的でした。 お風呂に入ってから まずは売店でビールを買ってプシューと行きます。 ちょうど淡路島にお日様が沈むところでした。 |
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夕飯はバイキング形式(ビュッフェっが本当だと思うけど) で大人は1500円です。 生ビールは自動販売機で勝手に入れてくださいって 感じで、それ以外はいつもニコニコ現金払いでした。 生ビールを頂いてから、さんふらわーオリジナル のワインを頂きました。 食事の品数はそれほど多くないし、 まぁそれなりに食べることができる味なので1500円なら良しとしよう。 |
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全ての部屋にはカードキーによる施錠があり、その部屋にいない人は入ることが出来ない仕組みだったね。 いわゆる2等寝台というものはなく、半個室ベットの部屋とあとは全て個室です。 家族連れなどは海側の部屋で外にも出ることが出来る部屋も多くあるみたい。 おいらはスーペリアという船の真ん中にある個室を取りました。 トイレもついているし、洗面台もついているのでとても便利に使わせてもらいました。 荷物などもあるので、鍵がついている部屋が安心ですね。 ちょっとお高いけど、そこは大人の対応ということでね。 出航した時から神戸辺りには巨大な雨雲が出ているようで、外洋に出るために甲板はすぐに閉鎖されました。 さて、明日は志布志に到着してからまずは佐多岬へ向かう予定です。 その後のフェリーの時間などもあるんだけど、鹿児島はどの程度の時間でどの程度の距離を 稼げるのかが全く未知の世界なので、その場その場でアレンジしながら走ろうと地図を閉じてお休みなさい |