東北に行くぞ 第一弾 北東北周遊 初日

中心部にバイクを止めて少し歩きました。
ちょうど別のライダーもいたので、少し話ながら一緒に歩きました。
彼は一度この場所を走り抜けたんだけど、どうしても気になったので引き返してきたと言っていました。

こんな所を観光気分で歩いて良いのだろうか、写真なんか撮影していて良いのだろうかという疑問について色々と話を話をしながら歩きました。

結果は、このHPで紹介している通りです。
色々な意見があると思いますが、見るべきだし、記憶に残すべきだし、できるならば現地に行ってみるべきだと思います。
理由などはありません。

というのが私の意見です。

2011年5月3日(火)

南三陸町町の中心部が遠くに見えます。
海の上には船が座礁しているのか、ゴミ処理をしているのかがれきと絡んでいるように見えました。

海は何事もなかったかのように凪いでいて、とってもきれいなんだけどね。。。

で、いよいよ町の中心部に入っていきます。

高台から平地に移動するにつれ、目を疑うような風景が広がっていきました。

今年は色々なことがあった。多くを語る必要はない。自分にできることは少ない。東北へ出かけて少しでもお金を落とすことだけ。ということで、毎回のごとく明るく脳天気に東北地方をグルグル回る旅をしてきました。
一部被災地の写真、動画なども載せるようになると思うけど、まぁ絶対に忘れないためにいということでご容赦を。

今回は事前に仲間達と合流する予定を立てていたのでまずはそこに向かってGo!
さて、今回の北東北はどんな顔を見せてくれるのか。
いまから楽しみです。

石巻からちょっと色々と道を走りながら国道45号線にでました。
そこから海に向かって走り南三陸町町へと入っていきました。


で、海に近づいてきた瞬間に見えた風景は先ほどの仙台東部道路とは比較になりません。
テレビの映像、新聞などの画像で見てきた風景ではあるんだけど、自分の目で見ると言葉が出ません。
言葉の代わりに出てくるのはため息と涙だけって感じでした。

さて、気分を入れ替えてここから友達達が集合しているじゅんさい沼キャンプ場に向かいます。
山形県の湯沢から泥湯方面に向かっていたところにある小さなキャンプ場です。

途中、鳴子温泉があるのでお気に入りの滝之湯に立ち寄ります。

最近東北に行くと必ずといって良いほど立ち寄るお風呂です。
滝之湯はもしかしたら旅先で一番入っているお湯かもしれません。

ここのお湯は本当に素晴らしく、大好きです。

今回は箱を積むのを止めました。
荷物をコンパクトにまとめ、トップケースとパニアケースにうまくパッキングして行きます。
でもさ、大きな椅子はどうしても収まらないのでそれだけはシートに縛り付けました。
でも、これはこれでちょっとしたもの縛り付けるのに便利なので良しとしましょう。

これで出発するときに荷物を縛る手間などが省けると雨降っているときなども楽に準備ができることになると思います。

で、結構うまくパッキングができたので満足でした。

ナビにオービスの場所を登録することが出来ます。そうすると近づくにつれてピンポンという音と右の様な画像で危険な箇所を教えてくれます。

場所はここにありますよ〜  ここをクリックしてね

初めて見たよーへいさんのVストリームです。
結構がたいが大きかったよ。後からみた瞬間はGSかと勘違いしました。

それがメーカの狙いだったりして(笑)

で、右がちぃにぃ号です。
やっぱりかっこ良いよね〜(笑)

おとうが新たに購入したF650GSです。
ちょっとしたアクセサリーを着けて少し雰囲気が違ってました。

まぁ以外に距離を走りましたが、こんなもんでしょう。

食事を終えてロビーを歩くと海が真下に見えました。
とってもきれいな海だったよ。
で、遠くを見ると

水がでないから一人につき一本のジュースとかウーロン茶がでてました。
器は使い捨てのものでした。
ちぃにぃはマグロ丼を頂きましたよ〜

で、東部道路に入ったあたりで目の前に見た風景には圧倒されました。海岸線はかなり遠くに防風林が見えています。で、手前側は田んぼなんだけどそこはゴミ捨て場状態。
大きな木が根っこからなぎ倒された状態で放置、車は逆さまになったまま放置。津波の威力をまじまじと感じさせられます。
ヘルメットの中では言葉も出ずに、ただ漫然と眺めるだけでした。
で、一方東部道路の西側を見るとちょっと浸水しているところもあるんだけど、普通の状態なんだよね。東部道路が防波堤の役割をしていると聞いていたけど、これは非常に有効だったようです。

で、ここで一つ。先日新聞の記事に出ていたんだけど、東部道路を津波警報などが出た場合の一時避難場所にするという案が前からあったみたいなんだけど、高速道路を避難場所にすると言うのは非常に危険だということで国交省が難色を示していたとか言う話があったようです。
確かに車がビュンビュン走っている所を避難場所にするのは危険だろうけど、何を主に考えるかということを検討してみた方がよいような気がします。
で、ここから石巻市内を走りました。
普通の街中なのに、海の近くと言うことは感じられないんだけど、ここも津波の被害を受けていたようで、民家の一階は浸水していて荷物の搬出をしていました。
もの凄くいような雰囲気でした。

ここから南三陸町町へと向かいます。

ここからはどの様なルートを行こうかと考えた末、仙台東部道路を北上して松島から上の海岸線に出てみることにしました。
東北道から仙台南部道路へ抜けて、海に近づくように走っていきました。
で、
走りながら、胸がバクバクしてきたんだよね。いやな感じというかなんというか・・・

で、
東部道路に入るあたりから潮の香りがしてきたんだ。これは非常に違和感があったよ。
だって、海はかなり遠くにあるんだもん。よく海辺に近づいたときに目の前に海が見えたときに感じるアノ香りがしたんだよね。

最初、少し薄めのジャケットでインナーを充実させてでかけようと思ったんだけど、結構寒めの天気予報も出ていたので、ノーマルジャケットで出発。
朝の気温も少し低め。11度あたりというのは非常に微妙な気温で、オーバーパンツもはいて出かけることにしました。
最初は高速道路の移動だからね〜

ここから南三陸の中心部に入るところで、ホテル観洋というところで従業員の人たちが手書きの看板で、お昼ご飯をやっています。
という紙を持って道ばたに立っています。
ちょうどお昼時だったので、立ち寄ることにしました。

このあたりは水道が復旧していないようで、トイレは簡易トイレでした。
食事も水が使えないと言うことで色々と工夫していました。

ここまでで、我が家から出発して約2時間30分ほど経過した感じでしょうか。
最初にガソリンを入れてから朝にけいこにおにぎりを作ってもらっていたのでそれを朝食代わりに頂きます。
で、フト見るとガソリンスタンドが渋滞していました。
最初にガソリン入れていてラッキーって感じでした。

毎回集まるメンバーなので気を置くことなく色々な話をしました。
当然震災のことも話題にでました。
中には仙台市内の人もいたけど、こうして東北にキャンプに来てくれるだけでありがたいというお言葉を頂き少しだけホッとしました。

みなはここであと数日過ごすようです。

ちぃにぃは朝も早かったのでそこそこの時間でお休みなさい。


本日の走行距離は620kmあまりでした。
この日のことは一生忘れられない日になりました。

明日は更に北上を目指します。お休みなさいZzzzz・・・・・

常磐道に乗ってからひたすら北上します。
しかし、車が少ないんだよね。例年ならばかなりの車が走っているはずなんだけど、やっぱり自粛ムードがまだまだ残っているのかな。

さて、今回はどこまで一気に行ってしまおうかと思いつつ足を伸ばします。
友部は過ぎ、中郷は過ぎ、阿武隈高原も横目に見ながら東北道に合流しました。
流石に東北道は結構車がはしっていたっけね。

で、エネオスがある吾妻SAまで一気に走ってしまいました。
そこそこのスピードで走ったのでここまでがガソリンの限度でした。

ここからは鬼首を抜けて、秋の宮温泉を駆け抜けます。もう少し時期が過ぎると秋ノ宮から泥湯を抜けて直接キャンプ場に行くことができるんだけど、まだ冬季通行止め中なので湯沢市を経由しました。
まぁこのあたりは信号もなく、快適に走る事が出来るので、集金車だけを気をつければ意外と距離は伸びます。

湯沢市内のジャスコで買い物をしてからキャンプ場へと向かいます。
キャンプ場に付くと皆既に宴会してました。

    

最近、こんな信号を見かけます。
薄型で電気使用量も少なくて済むみたいだし、西日による見えにくさも解消しているみたいです。

町を菜晴れようとしていたところで空を見上げると、太陽の周りに虹の輪が出来ていました。

なんで日輪が見えたんだろうね〜なんて思いつつ被災地を後にしました。

東北道も車が集中している場所とそうでない場所がまばらでした。
去年の今頃の時期に走った時と比較しても空いているのは間違いないって感じでしょうか。

それ以外に目立っていたのは、
自衛隊の車と、被災地支援とシールとかを貼っている車かな。