5年ぶり 夫婦一緒の北の大地 二日目
9月16日(日) 

←シシャモをいただきます。
味が濃いんだよね

でもシシャモには猟期というのがあって、解禁は10月になってから何だそうで、お店には保存してあった干物しかなかったけど、それで良いからちょっと奮発して購入してしまいました。その値段は10匹で2000円というもの。ちなみに雌の方が雄より値段も味も良いので、雌を頂きましたよ。
ちょっと値は張るけど、ここでしか食べられないものはきちんと食べましょう。ケチケチしないのが精神衛生上も良いからね。ということで本日の夕食のおつまみ一品ゲット。
朝起きてからは、まずは朝食を頂きます。毎度おなじみビュッフェタイプで一人1000円くらいだったかな。
食事を済ませてからの苫小牧の到着予定時刻の10時45分まで。
さすがに朝からBeerはできないので仕方なく船内をあちこち散策したり、ベッドで横になりながら時間を過ごします。
当初の
天気予報では現地は雨。でも甲板にでてみると雨は降っておらず空も明るくなってきているではないですか。
これは晴れそうだね(^o^)


なぜかターバン仕様です
寒いからかな?

←山では恒例の足足足
マウスオンでどうぞ

再度国道に戻り、いよいよ襟裳岬へと続く一本道を走り続けます。
でも噂に聞いていたほどつまらない道でもなく、あっという間にアポイ岳の麓を走り抜け、襟裳岬へと続く道まで到着。
ここから先は国道から離れて更に南下をするんだけど、どうも北海道の先端はどこも基本的に同じような風景に見えるんだよね。
宗谷岬、納沙布岬とかね。自然環境が厳しいことが原因なのかな。人家が無いことと高い木が無いことなどがそう感じさせるのかな。
仕方ないので目の前にある市場みたいな場所の食堂へと入り、ホッキ貝諸々をいただきます。
市場なのでホッキ貝自体を販売しているんだけど、やたらでかいんだよね。寒い地方の魚介類は大きくなるのが普通なのかな?
なんて思いつつも、素敵な北の幸を美味しく頂きます。 お刺身とホッキ丼とホッキ飯定食で合計2550円。まぁこんなものでしょう

←結構食事も美味しかったよ


様似手前の親子岩でちょっと一休み中です

話はそれたけど、この鵡川で取れる本物の?シシャモは本当に美味しいんだよね。一度食べるとやみつきになること請け合い?って程ではないけど。
でも少なくともカペリンとは全然違うというのは解ります。
でもしょせんシシャモはシシャモなのでね(^o^)


デザートもしっかり頂きました

←本日のメインです。豚肉と美園炒め物。
これがしばらく経つとこんな感じになります
マウスオンでどうぞ

ここで今日の予定は終了。あとはテントサイトでまったりするだけ。今日の宿泊地は百人浜オートキャンプ場。ここは昔から怪談話があり、一体どんな所なんだろうと思っていたら、意外や意外とってもきれいじゃん。あとで知ったんだけど、元々はもっと海岸線の近くにサイトを奥の方へ移設したみたい(未確認情報だけどね)


これは何かというと、
風速25mの
体験ゾーン
です
意外にたいしたこと無かったんだけど
バイクでスピード出している時の方が
風強いし(笑)

マウスオンで余裕のちぃにぃを

←ここが日高山脈の最南端なんだyね

ここから国道を離れてサラブレット銀座を走り抜けます。途中お馬さん達の姿を見ながら出来るだけ大きな音を立てないように進みます。彼らは非常に神経質なので大きな音は立てないようにとあちこちに注意の看板が出てます。皆さんゆっくり走りましょうね
さて、お腹も一心地着いたので、襟裳岬方面へとバイクを向けます。
今まで太平洋岸は門別までしか走ったことがないからその先は
未知の領域(笑)なんだな。
まずは鵡川に目的地を定めてGo。
鵡川といえばシシャモ。シシャモといえば鵡川というほどの場所。なんてね(^o^)
今日本のスーパーで売られているシシャモと名の付く商品はほぼ100%に近い程、カペリンという魚であることは意外と知られていないのが現実。

←これが鵡川のシシャモです
炭火で焼いたので美味しかったよ

苫小牧を出る頃は意外と暑かったんだけど、えりも周辺まで来たら結構寒いんだな。もう少し厚着しても良いくらい。
なんて思っていたら無事襟裳岬へと到着。とりあえず折角来たのだから風の館に入ってみることに。
恐らく二度と襟裳岬には来ること無いと思うしね(笑)

←さて、今回のツーリングでは何キロ走るかな

到着少し前にはピアノショーなどもやっていた様子だけど、興味もないのでお部屋でまったりしていると無事北の大地へ到着。
いやー
また北の大地に来てしまった。何度来ても飽きないんだよね。
早速車輌甲板まで降りて荷物を縛り付けて出発待機。この時間が長いんだよね〜
      

←甲板に出てみたけど、雨は降ってません
東北地方が大雨みたいだったみたい


ツナと野菜の温サラダです


ここのお風呂は公民館と一緒になっているんです。
中では地元の叔父さん達が宴会してました(笑)


買い出しはえりも岬の街中にあります

↑国道235号沿いにある「めぐみ水産」に立ち寄ります。ちょうど、鵡川の橋を渡ったところにあります

干物の作り方はこんな感じ
ここをクリックしてみて


まったく意味はありません
お店の名前が入っているから撮影しました

シシャモはキュウリウオ科シシャモ属という種に属していて、カペリンはキュウリウオ科マロータス属という種に属しいるんだな。で、カペリンは和名カラフトシシャモというので一見して同じ種類のように思えるんだけど、実はそうでは無いんだな。
キュウリウオ科という分類だけであれば、鮎もワカサギも同じ科なんだよね。まぁ今の日本ではこの様な代用の魚を本来の魚だと思って食べている例はまだまだ沢山あるみたいなんだよね。


ここが目的地
マウスオンで「うーーん残念だ」

さて、まずはこの時期の名物であるホッキ貝を食べに「まるとま食堂」へと向かいます。しかし今日は日曜日。やっているか不安だとけいこが言っています。確かにそうだね。
このところ話題となっていたミートホープ本社を横目に見ながら港の方へ入っていき、まるとま食堂に行くと・・・
やっぱり休みだ(x_x)

↑全てに蹄マークが付いてます

とりあえず休憩を兼ねて道の駅「サラブレッドロード新冠」に止まるんだけど、景色も良くないし少し戻ったサラブレッド銀座PAに移動して休憩タイム。
眼下にサラブレットの生産牧場があり、景色がとっても良いんです。

↑これがホッキ丼です お刺身が1/2個分
乗ってます

↑ホッキ貝の大きさが解るかな
けいこの拳ほどの大きさです

↑これがホッキ飯(炊き込みご飯)です
ホッキのお刺身も頂きました

まず最初に車が出発して、最後にようやく我らライダーの出番。毎回船から出る瞬間がいいんだよね。
何というか、ワクワク感というか、ドキドキ感というか、
これから一週間は世間のしがらみから離れて自由気ままに楽しめるんだもんね。
で、表に出たら見事に晴れ。風は強いけど、それが雲を飛ばしてくれたんだろうね。でも暑いんだな。
9月の中旬というのにさすが今年の異常気象のおかげかな。24度くらいあったみたいだけどね。


することありません

←けいこ「ちょっと散歩してくる」
ちぃにぃ「はーい」
って感じです(^o^)

←北海道のオートキャンプ場は
ライダーにも優しい値段なんだよね

←こんなに綺麗な芝のサイトです

まぁ日本のどこの岬も、特にこれといって語るべきものはあまりないし、景色も似たり寄ったりって感じなんだよね。でも、岬というのは「そこに行った」ということが非常に重要なんだよね。特に先端大好き症候群のライダーにとっては非常に重要なポイントだったりするんだな。ここ襟裳岬もまぁこんなもんだよねって感じでした。もう二度とここに来ることは無いような気もしてます。今のところはね(^o^)

←まぁ一応来たことの証明写真ね

↑手の届く所にサラブレッドが・・・

↑メットの中でわかいいと叫んでます(笑)

↑オートバイに興味津々みたい

←日差しが強くて暑いんだな


近くにあるお風呂に向かいます
ビール片手に歩いて数分の所にあります


倒達証明???
まぁご愛敬でしょうか(笑)

←奥に見えるのが、今(H19年夏秋)話題の
ミートホープの倉庫です(^o^)


することありません その2

←さすが豪華客船?だね
定員が乗客800人だってさ


することない、寝ているだけ〜

なぜ、炭火でシシャモを焼けたかというと、今回はバイクにもかかわらず焚き火台を持参したんです。しかも炭(備長炭ね)も持参でね。
北海道バイクツーリングで焚き火台を持って行くのは、初めてだけど結構便利なんだよね。重たいのはまぁご愛敬ということでね。
それからもう一つの秘密兵器が「とっての取れるティファール」
深いお鍋とフライパンのセットを持参しました。山登りでは考えられないものだけど、バイクならではの調理器具です。
ただ走るだけでなく、夕食も豪華に行きたいからね。
でもソロツーの時はこんなことしないけどね(笑)

ということで、本日の走行距離は226kmでした。二人で走るならばこんなもんだよね

お風呂はサイトから歩いて数分の所にある公民館と一緒になっている普通のお風呂。温泉ではありません。でも近いからよしとしましょう。
回りに見所とかあまりない不便な所だけど、総合的に見てキャンプ場としてはかなり評価高い所なので、襟裳岬に行ったときは寄ってみてください。
ということで、ここから夕飯の始まりです

←まずはクラシックを頂きます


けいこはゼニガタアザラシと同じ大きさです

↑蹄の形をしたベンチ。、まぁここまでくるとね(^o^)

↑こんな景色が眼下に広がってます

で、更に南下?とりあえず西行きをすすめ、日高との分岐の国道235-237の分岐まで来ます。ここから先は本当に走ったことが無い道。噂とけいこの話では「つまらない道」だというので心してアクセルを開けます。沙流川を渡るときに見た川の色が茶色に濁っていたので、直前まで大雨だったんだろうななんて思いつつ、見たことのない景色を新鮮な気持ちで走り続けます。
やがてサラブレットの生産地である静内に到着。ここは市町村合併で新ひだか町という地名に変わっていたんだよね。
最近本当に地名が変わってしまったので、なんか変な感じがするんだな。