ヤツと来た北の大地 三日目後半
      
礼文島の北方面でーす
散歩を終えてヤツと姫が帰ってきた。これから北へ向かうようである。
その前に桃岩の下をくぐるトンネルを抜けて島の西側に出てみた。
ふと振り返るともの凄い大きな桃岩があった。
↓これが桃岩です
一応桃岩をバックにしてオレの記念撮影を済ました。


後ろを振り返ると猫岩も結構近くにみえていた。
なにやら姫が訳の分からないポーズをしていたなぁ〜

ちょっと真似て見ました(^o^)
ヤツは再度トンネルを抜けて、北へ向かって走り出した。
どうやら澄海岬とスコトン岬へと向かうようである。
海岸線を走っていると
ヤツがメットの中でなにやら叫んでいる
いきなりバイクを止めて撮影を始めた。どうやら利尻富士が見えてきたようである。
俺も一緒に撮影タイム。でも利尻岳が見えたのはほんの数分。すぐに雲がかかってしまった。
恐らく
普段の俺の行いが良いから、バイクの神様がご褒美としてこんなに良い景色を見せてくれたんだろうな。
↑この山は本当に格好良いです
←オレと利尻のどっちが格好良い?
ヤツは又走り始めて、途中高山植物園へと入っていった。
また駐車場で待つだけである。
<<ちぃにぃは語る>>
利尻岳を見ることが出来たのは偶然である。なにげに海の方を見ていたら少しずつ雲が晴れてきたので、もしやと思っていたら案の定、利尻が顔を見せてくれた。海からまっすぐ延びている標高は1700m程であるが、海から直接生えているような姿は圧巻である。
一度は登りに行くことが決まっている山である。
で、本題は高山植物園での出来事。
そこで見た物は、なんと「
レブンアツモリソウ」。しかも鉢植え(笑)
沢山ある株の中で、時々狂い咲きするものがあるという話。レブンウスユキソウ群生地でボランティアのおじさんと話をしていて「行ってみれば」という言葉にだまされたのが良かった(^_^)
花が開いておらず、まだ?少し早かったようであるが、確かにレブンアツモリソウである。
まさか見ることができないと思っていたのでとても嬉しかった。これ以外にも結構色々なお花たちが咲き誇っていた。
今は無料になっている様なので、立ち寄っても良いかもね。

↑これがレブンアツモリソウです
高山植物園で 見たお花たち
ヤツと姫は何が嬉しいのか駐車場脇の鉢植えの写真を沢山撮影していたが・・・
次に向かったのが、
澄海岬。あぁここでも俺は駐車場で待たされるのか。
ちぃにぃに語らせるのは後。その次は
スコトン岬へと向かった。ここはまさに北の端といった所。大きなバスとかが沢山止まっていた。ヤツと姫はまたしても俺をおいて歩いて行ってしまった・・・
しばらくして二人が戻ってきて、それから船泊の街で買い物を済ませ、キャンプ場へ戻る事となった。
キャンプ場には約10台ほど仲間達が止めてあったなぁ。
俺の出番はここまで、あとはヤツに任せよう。俺は朝まで一休みさ。

<<ちぃにぃは語る>>
澄海岬
ここは読んで字のごとく本当に海が澄んで見える場所。駐車場から数分歩くとそこはまさに別天地。
こんな景色は見たこと無いというほどすばらしい。海の色だけでなく、山の風景もかなり異様である。
海抜0mが既に森林限界になっている感じ。ここも行く価値有りです。
←写真でみるよりもっと綺麗です
マウスオンで別な風景をどうぞ
スコトン岬(須古頓岬)
ここはある意味最北端ではあるが、緯度としての最北端は宗谷岬になる。
まぁそんなことどうでもよいよね。まさに周りには何も無い本当の最北端です。
その先にトド島という島があり、ここに渡る人もいるみたい。話によると一回7500円ほど。人数に関係無いという話もあるので渡ってみてもみても良いかもね。
ここで一番びっくりしたのが、民宿スコトン岬。どこにあるかっていうと、それは行ってみてのお楽しみ。

これがとんでも無いところにあるんだ
最北限という文字がくせ者だね(笑)

これがトド島です
渡し船もあります
マウスオンで島の名前の由来が解ります
ちぃにぃ的にはスコトン岬より澄海岬の方が好きかな。
キャンプ場に戻る途中に船泊の街で買い物をしたけど、ここには
焼きたてのパンを売るお店が有ります。あいにく我らが行ったときにはパンが2つしか残っていなかったけど、かなり人気があるみたいです。11時頃に行くと、ほぼ全ての種類のパンが焼き上がっているとのことなので、次回は是非その時間に行ってみよう。
↑海のすぐそばでこんな風景が見えます
↑当然ここでは残すものは残してきました(笑)
↑意味の無いポーズ
 でもソフトクリームは美味しかった
船泊の街にあるパン屋さんです
目立つのですぐに解りますよ
キャンプ場に戻ってビール飲んでうだうだしていると、地元の人なのか「バーベキューをしているからこっちへ来い」と2回ほど誘われたので、さすがに断るのも悪いし仲間に入れてもらいました。
地元のおじさん3人と、息子さん(21)と娘さん(16)が仲良くバーベキューを楽しんでいました。
ここでしか食べることができないエビ(名前忘れた)、つぼ貝、ほっけなどを始め、焼き鳥、ジンギスカンなどをお腹一杯頂きました。それとビールも(^_^)
↑キャンプ場に戻ったらまず一杯頂きます
↑お風呂から出てきても一杯頂きます

またも意味のないポーズですが・・・
↑手に持っているのはビールでなく、低周波治療器です(爆) 今回の旅では大変お世話になりました
旅先では地元のおじさんおばさん達とは話す機会は時々有るけど、若者と話をする機会はほとんど無いのでとても楽しかった。
やはり若者達は島を出て行くそうで、娘さんに聞いたらやっぱり「東京に行きたい」と言っていた。
後で聞いた話だけど、島の小学校もだいぶ閉校になっているということだった。
旅先で知り合った
地元の人たちとの一瞬ではあるけど、交流するのはやはり楽しい。「今度来たときは家に泊まりなさい」なんて言われてしまい、けいこは「はい」と愛想良く答えていた。でもけいこの事だから泊まっちゃうんだろうな(笑)
でもそれもまた良しだね。
↑こんな感じでBBQを楽しんでます
↑溢れそうな食材 その1
↑溢れそうな食材 その2
日もかげり8時頃にはかなり寒くなってきたので、お開きにすることにしました。礼文の皆さん美味しい食べ物とビールと楽しい時間をありがとうございました。とっても楽しかったです。
特にすばらしかったのが娘さんの一言。ちぃにぃのこと「26歳くらいに見える」だって(爆)
今度行くときは是非立ち寄らさせて頂きますね。
とても良き気分のままぐっすり就寝できました。
さて、明日は島抜けの日です。