ヤツと来た北の大地 三日目
      
7月17日(月) 基本的に
キャンプ場の駐車場で朝を迎えるのは初めての経験である。でもこれがまた気持ちよかった。ほとんど車の音が無い中、聞こえるのは風の音と鳥の鳴き声だけ。俺は一発でキャンプという旅を気に入ってしまった。
しばらくするとヤツと姫が起き出して朝ご飯を食べている。9時頃になって俺にサイドバックを一つ付けてから出発。
←朝ご飯の準備中です

目玉焼きとトーストが
朝ご飯です
向かうは礼文林道。林道といっても乗用車も通ることができる余り荒れていない道である。
ヤツは少し走っては立ち止まり、記念撮影を続けていた。どうやら花が沢山咲いているようだった。
この林道は人も沢山歩いているので、ヤツもゆっくり運転していた。
←さあ林道めがけてGo!

のんびり走ってマース
←一応記念撮影をしておこう 
マウスオンで、俺たちもね
この林道は人も沢山歩いているので、ヤツもゆっくり運転していた。
しばらくするとレブンウスユキソウ群生地と書かれた看板がある場所に到着した。ヤツも姫も俺をおいてさっさと細い道の方へ歩いていってしまった。しばらくすると二人は満足そうな顔をして戻ってきた。きっと良いものを見ることが出来たんだろうな。
↓ここがお花たちの宝庫です
礼文林道で見た お花たちです
←クリックすると
お花たちの競演が待ってますよ
←これがエゾウスユキソウ

礼文島にある種は

レブンウスユキソウ

と呼ばれています
いわゆるエーデルワイスです
世界的に見ても、ここの群生地は珍しいそうです
途中なにやら段々畑のような風景があったので早速記念撮影をしてみた。
(俺がヤツに働きかけてね(笑))
で、あっという間に林道は終了。

治山のために段々畑にしているそうです
<<ちぃにぃは語る>>
礼文林道は乗用車でも入ることができる林道だけど、車で入ることは余りお勧めはしません。道幅は車一台ほどですれ違う事ができません。できるならば歩いて行くのが一番良いかな。バイクでも良いけど、オフ車で無いとちょっと辛いし、お花をゆっくり見るにはやっぱり歩きが一番だね。
林道を走ると常に花が咲いている。礼文の旬は6月なんだけど、7月の今でも中々見応えがある。バイクを止めて写真を撮って、又走ってを繰り返していたので、中々先へ進まない。
バイクの場合はレブンウスユキソウ群生地でのんびりするのが良いかもね。
で、その群生地はちょっと感動物。あれほどまでレブンウスユキソウが群生しているとは思わなかった。斜面の上から下まで
びっしりとウスユキソウが生えているのは見物です。あれだけを見るために行く価値は有ります。
ウスユキソウ以外にも沢山のお花たちが咲いていてさすが花の礼文と言われるだけあるなと実感。

ヤツは林道を降りてから桃岩とかいう岩の方へと登っていった。ここの駐車場に俺を止めて丘の方へ登っていった。
今日のレポの主体はヤツに任せておこう。俺は駐車場で待っていただけだし。
←奥に見えるのが香深側から見た桃岩です
確かに桃の形にみえるよね
←これが桃岩付近で見ることができるお花たち
←これは桃岩展望台から見た
桃岩です

これは
猫岩です
<<ちぃにぃは語る>>
桃岩遊歩道ではイブキトラノオがとにかく沢山咲いていた。咲いているといより、イブキトラノオの絨毯になっているほど。
それ以外にも
エゾニュウ達もこれでもかというほど咲いていた。
桃岩展望台に着くと目の前にもの凄く大きな岩が現れる。桃岩である。以前は岩の頂上まで登ることが出来たようであるが、危険なのか植生保護なのか、今は登ることが出来ないようである。
ここから知床まで遊歩道というにはちょっと厳しい、山道というにはちょっと優しすぎる道が2.5km程続いている。時間があれば歩いてみたいと思わせる場所である。そのうち、礼文の最北端から最南端まで歩いてみることにしよう!6月が良いかな。
先ほどの林道とよい、桃岩展望台といい、礼文では
とても不思議な現象が見られる。
標高100m程の場所に本州では2500m級の場所にしか咲かない植物が咲いているのである。
海岸線にも高山植物が咲いているのである。また少し高い丘の上はまるで高原の様に森林限界を越えている様に見えるのである。
これはあまりにも
気候が厳しすぎることがなせる業である。
非常に違和感を感じるが、でもそれをすんなり受け入れることができるのがちょっと不思議だった。見える風景が厳しいからそう感じるのか、現地に来てみて実感できた。

イブキトラノオ

エゾニュウ
しばらくしてヤツと姫が戻ってきた。どうやらお昼ご飯にするみたいである。
香深港の北の外れに近い所にある酒壺というお店に入っていった。
ここから先もまたヤツにしか解らない・・・

ここが今回の旅の
一つも
目的地です
<<ちぃにぃは語る>>
ここ酒壺は今回の旅のメインテーマでもある。
バフンウニ丼を食べさせてくれる場所である。ウニ丼は何処でも食べられるけどね(^_^)
早速「ウニ丼」と「うにぎり」を注文する。バフンウニというのは、北海道でも収穫出来る場所と時期が非常に限られており、しかも生そのものを食べることができるのは現地だけというもの。東京とかにも出荷されるが、薬品(ミョウバンとか)を入れて形が崩れないような加工をしているので、是非現地でたっぷり食べたかったのである。
ちょっと値段も高いが、その場所でしか食べることができないものにお金を惜しんではいけません。大人の対応をしましょう(笑)
で、感想は「うまい」の一言。それ以外の言葉は妥当では有りません。
是非現地で食べてみてください。これは説明のしようが有りません。
<<ちぃにぃは語る>>
お腹一杯になったので、少し街を散歩してみました。すると宿の庭先に高山植物が植えてあるでは無いですか。
コマクサまである。路地植えでは有るけどまさに標高0mに咲く高山植物。
かなりインパクトが有ります。だって、ハマナスの横にコマクサとかツメクサとかが咲いているだよ。
ちょっと感動してから次の目的地へと向かうことにします。

これが食べたくて(笑)
マウスオンしてみて

これをこうして食べます(笑)
マウスオンしてね

もう一つおまけです
マウスオンしてみて

恐怖(笑)の伝票でーす

こんなのが
海抜0mに咲いています
海抜0mの高山植物

クリックしてみて
礼文島の北方面は次のページで紹介しますね
桃岩遊歩道 のお花たち
↓をクリックしてみてください
桃岩付近で見ることのできる
お花たちの競演がみえます