2004.11.7 第三回利根川どこまでツアー 遡上最終編 その1
      
誰から聞いたか、何でそう思ったのか既に忘れたけど、利根川をどこまで行けるかと思い立って既に二年。
一度一人で下見に出かけて結構走れる事を確認したので、仲間達に声を掛けて「利根川どこまで行けるかツアー」を開催することにした。
二年前には二回を柏周辺から上流へ遡るツアーを行い、東北自動車道の館林IC付近まで到達していた。去年も計画は立てたが、みんなの都合が悪いので延期。今年になって利根川どこまで行けるかツアー第三弾を実施することにした。今回の目的はとにかく行けなくなるところまで行こう。
最初は男女併せて5人ほどのチームの予定が、ちぃにぃ号が北海道前のツーリングの時から入院しており、未だに入院中なので、我が家からは一台の参加となり、ぢょうおう@パープルも急遽都合が悪くなってしまったため、男子三人でもツアーとなった。
日曜日の朝、館林ICの出口にあるコンビニに集合。
とその前に、時間調整と事前確認を含めて、ちぃにぃは河原を走りながら目的地へと向かう。
←台風の名残か大雨の名残か、土手に沿って大きな池が→
←谷中湖の近くの国道沿いにさいていたコスモス
街中でもすっかり秋の気配が
所々に大きな水たまりがあることと、カーブの先がいきなりドロドロ路面になっていることなどを確認して、一応出発地点の橋のたもとも確認してから近くのGSへと燃料の補給をしにいく。
GSではTOMOEさんはちょうど近くのガソリンスタンドでばったり遭遇。
合流してから待ち合わせ場所のコンビニに行くと既にポパイさんが到着済み、ポパイさんは9時30分集合の予定が8時30分頃には到着していたみたい。地図が無いので念のために早く来たら早く着きすぎたみたい。
ここで軽い朝飯を食べてから出発。
↑今日だけ臨時のちぃにぃ号
↑TOMOE号 とっても綺麗です
↑走行9万キロ机上のツワモノ POPEYE号

腹が減っては戦ができぬ とばかりに朝食中です
まずは河原へと向かう。
前回の記録はこちらから見てくださいね。
前回の到着地点である高速道路の橋の下で記念撮影をしてからいざ「どこまで行けるかツアー」の開始。
←前回の終了地点で記念撮影後に出発
←こんな感じの道が延々と続きます
3人という軽量チームであり、しかも男子3人なので結構ペースを上げても大丈夫だろうと思い、ちぃにぃは最初からペースアップ。
前週には大雨が降ったことと、それまで台風が続いて来ていたので、所々大きな水たまりがあり、それを右に左に軽快によけながら、途中ではわざと水たまりに突っ込みながら、久々のバイクでのお遊びモード全開。
ふと思い立つと、土手を上っては土手を下って、川に向かって路地があると思わずハンドルを切ってどこまで行けるか確かめつつ快調に利根川を遡る。
↑行き止まりには桟橋が(笑)
ジェットスキー愛好家の自作みたい
本当は違反行為だけどね(笑)
↑なんかバイクが主張をしている様に感じる
↑見事なアクセルターンの後です
By ちぃにぃ
少しして土手と河原を繰り返し登り下りすると、目の前に用水路があるので当然土手に上ることに。
用水路の手前にはとても
大きな凸凹したコンクリートの突起があることを知っているちぃにぃは、めざとくそれを見つけて手前で土手に登り、後から来るTOMOEさんを確認してからアクセルを捻る。
途中川を見ると、ジェットスキーが併走しているので、どの位スピードがでるのかとしばらく併走しながら、スピードメーターとにらめっこ。約60km位は出ていた。水の上で60kmはかなり怖いなと思いつつ、ふとバックミラーを見ると後続がついてきていない
やばっ、トラブルかと思い、あわてて引き返す。
さっきの用水路の所へ戻るとTOMOEさんとポパイさんが土手の下にいたので、ちぃにぃも土手を下ろうと思ったら近くにいたオジサンからカミナリが・・・
こらぁー、土手を降りるなぁー
どうやら国土交通省河川局のお役人らしい。
続けて「大人だったら、ここを走ってはいけないことが解らないのかぁぁぁぁ」ともの凄い剣幕。ちぃにぃは「はぁーい」と気のない返事をしながら、下の二人を見つつその場を後にする。土手の下にいる二人も何とか脱出してそそくさと上流目指して走り出していた。
しばらくして合流し、話を聞くとこんな感じだった。

TOMOEさんは大きな凸凹があるのは知らなかったが、無事土手の上に到着。
ポパイさんはそれと気づかずに見事に凸凹にはまってしまった。
ここにはまると、アクセス捻ってもリアが空転するだけ、しかもハンドルはあらぬ方向を向いてしまい、脱出するのに一苦労なのである。
TOMOEさんは先ほどの河川局の人がいることに気づいて「やばいなぁー」と思いつつも、ポパイさんを助けに行くと案の定、お役人さんがつかつかと寄ってきて
おまえらのせいで台風がきたらどうなるんだ
何故こんな所をはしっているんだ。県道を走れ
とか色々とお説教を受けたようである。
ポパイさんはちょっと間が悪かったかな。
後でこれを聞いたちぃにぃは「俺たちの[せい]で台風は来ないよ」と思ったが、あの状況ではさすがにそんなこと言えないよなと思いつつ思わず笑ってしまった(笑)
でも、やはり土手はバイクで上り下りするためにあるのでは無いので、バイクで上り下りをするのはやはりいけないことかなと少し反省しつつ、さらに上流へ向かって走り続ける。